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雪の後先 - 小山田緑地 [お散歩]

皆既月食が終わったと思ったら、またまた雪の予報が出ていますね~今夜遅くから明日昼頃までといってますけど積もるのかな?雨に変わって、溶け残った前回の分まで流してくれると嬉しいかも。

で、そんな寒々しい本日、またしてもエギ坊不調で朝イチからクリニックへ。22日のとは別件だろうということなんですが、レントゲンの結果、胃に気になる所見有り(=異物か?!思いあたる節はありませんけどひょっとして??)ということでバリウム検査になりまして、夕方まで預けてます。

というわけで、暢気に雪遊びのブログでもないんだけど、何かしようという気も起こらず、前回の続きです。

      ******

1月22日の降雪から三日目、24日は道路事情もかなりよくなっていたので車で小山田緑地に行ってみました。

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手前の駐車場はきれいに除雪されてて問題なく停められました。(^^)v

奥に行けばタイムリミット内に分園まで足をのばせるんだけど、すれ違いに気を遣うような道幅なので譲歩して、池のエリアから運動広場に向いました。

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ここもカメラ担いだ方がチラホラ。更に管理事務所の軽トラと思しき轍の跡もあって、散策路は酷く踏み荒らされてましたが、この日の気温、10時過ぎで0~1度とあってグチャグチャではありませんでした。さりとてカチンコチンでもなくて表面がクラストしてる感じ?わりと歩きやすかったかも。

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犬の足跡はなかったけど、エギ、何故か地面(雪面)をしきりに臭い嗅いでました。

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そして運動広場まで登って行くと、この景色!

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う~ん、跳び込みたい気分かな?でもグランドはやめておこうね。

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というわけで、まずはグランド手前の小広い雪原で走り回ります。

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楽しそうにしてたけど・・・

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足が止まるとグランドが気になる。

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だったらグランドの隣のグランド(?)に行ってみようか。

というわけで、いったん山の中を歩いてから(山中はシャッター切ってるゆとりなし!)、グランド(野球場)の脇の広場へ。

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この隣には小さいサッカーグランドがあるのですが、そちらも遠慮して、雪がなければ草地の広場でボール遊び。(リードは2m以内に規制されてるんだけど、誰もいなくて見通しもよかったのでちょっとだけ伸ばしました。m(_ _)m)

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最近のエギ、パピーの頃みたいにエンドレスにレトリーブしなくなったというか、ボールを放れば条件反射で追っかけるものの、咥えた後はそのまま立ちつくしてみたり、鳥探索に走ったり。オードリーのように、戻ってきて、飼い主の目の前、手が届きそうで届かない距離でウロウロと挑発するようなことはないんだけど、「持って来い」は成立しなくなってます。

オーちゃんの時は、それが嫌でムキになって持ってこさせる練習をしてました。最終的には1年半くらいかけてボール命のレトリーバーになりましたけど、エギにはそういうアプローチはとっていません。

とりあえず咥えたら「ボール!」とか「頂戴!」って声かけて、持ってきたら(たいてい途中で出します)「持ってきたんだ~♪」と近付いていって、「投げて!」とばかり見上げてきたら拾って投げてやったり、「凄いね~持ってきたんだ!」と大袈裟に褒めてやったり。

そうしてると、5~6回目くらいからはきっちり足元まで戻ってくるようになります。これも不思議だな~と感じる事の一つ。レトリーブが続かない犬って、2~3回で飽きちゃうパターンが多い気がするんだけど、エギはだんだんその気になってくるみたいです。ま、十犬十色ということで。^^;

しばらくボールで遊んで、だいぶいい感じになってきたな~と思ってたら、突然反対方向に走り出し・・・

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咥えてたボールをポロっと落としてポイント体勢に。

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前方には鳥の気配はないな~と見ていたら、左に向き直りました。

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次の瞬間、左手の藪に向って走り出しました。

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この中に何かいる?

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くるぶしの上まで埋まってて思うように走れず(ママがね!)、リードに引かれて止まったエギ、「あ~ぁ、行っちゃったよ!」とでも言いたげ?

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しばらく藪の方角を凝視して居りました。

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なので、藪方向に移動しながら見晴らしの丘に登りました。

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富士山は雲の中でしたが、雪化粧した丹沢山塊が広がっていました。

この景色見るたびに思い出します。オードリーやギュスを連れて丹沢でスノーハイクしたことを。エギとも行ってやりたいんだけど、今はちょっと難しいかな。その分近場で付き合うから許してね!

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いつもの場所にトドラー連れた若いパパさんがいたので、ちょっと離れたところでしばし休憩。

すぐいなくなったから移動して記念撮影。(^^ゞ

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分園までは行けないから、管理センター手前から駐車場に戻ります。

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そしたら、またしても何か臭いをとったみたいで、笹薮に突っ込んでいきました。この頃はブッシュを気にし無くなってきてるから、フリーだったらずんずん行っちゃうことでしょう。寒いからいいけど、春になったらダニの巣窟だよ。トホホ。

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呼び戻したら、反対側のブッシュを捜索。教えなくても猟犬ね。ジグザグで捜索してます。

本園だけだった分ちょっと時間の余裕があったので、最後の広場でもひとっ走り。

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ここはでボール出さずに、好きにさせてました。(半径7m以内のフリーダム!)

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楽しそうだね。(^^♪

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一番ピッカピカの表情は一緒になって遊び回ってるときに見せてくれるんですよね。カメラを手にすると犬って気を抜くというか、集中が途切れるように感じます。だから画像に残るのは “とびっきり” ではないけれど、それでもカメラに収めたいのよね。遊んでるところを誰かに撮って貰えたらサイコーなんだけどな。(^_-)-☆

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      ******

ついでというか、雪が降る前、1月19日に小山田緑地にいったときの画像も貼っておこう。(^^)

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この日は分園メインで歩こうと考えて、奥の駐車場に停めました。尾根道経由でアサザ池に降りたら団体さんが!

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アサザ池はパスして、トンボ池に向う事に。^^;

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パパとは何度か来てたみたいだけど、ママとは、オードリーの留守番の時間制限付きなのでこれより先はいったことなかったよね。今日は行けるよ!

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あ、実はこの日、走り出してから首輪を忘れてる事に気付き、でも戻ってると時間が減るし、そのままGo!2mのリードで首輪一体型の仕様にしつらえ、首が絞まらず且つすっぽ抜けない太さに調整して装着してたので、長さが1m弱になっちゃって、それじゃ余りにも短いよね~とロングリードを繋いで短く束ねて歩いてました。なんたって “2m以内” のお達しが出てますので。

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トンボ池経由で、春にはソメイヨシノがキレイな広場までやってきました。

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桜の枝をバックに記念撮影。お花見の頃に来れるとイイね。(^o^)

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でね~この広場の奥にはもう一つ広場がありまして、しかも柵で囲われてて、ドッグランにうってつけ~な広さなんです。12~3年前、まだ2m以内のお達しが出る前、ロングリードでオードリーと散々レトリーブの練習した広場です。

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だぁ~れもいなかったから、巡視員がきたら怒られるの覚悟でちょこっとだけローングリード伸ばして10分くらいボール遊びしました。(._.)

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この奥にも、更にドッグランになったらいいのにな~の広場があって、そちらではギュスともたくさん遊んだんだけど、この日はここでタイムリミット。大久保分園の早咲きの紅梅をバックに一休みして帰路に。

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しばらく通っていなかった細~い車道を県道まで下って様子見(シッターさんから「車でも平気ですよ」情報頂いてたから)。たしかに、どうにもならない狭さはほんの数十メートルという感じで、これなら上まで車でいけるかも。

で、新たに整備されてた散策路経由で戻りましたが、ここも誰も歩いてる様子がなかったので、ちょっとだけ長目にして歩かせたら、即、鳥探し。

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なんとも楽しそう。

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リードにテンションかかる手前で「こっちだよ~!」と声をかければ、よほどしっかり臭いをとっていない限りは戻ってきて反対を探しに行くので、首がしまるようなこともなくて(=ママも引っ張られず)、短いお散歩リードで歩くより犬も飼い主もストレス少ないんだけど、“2m以内” を遵守しないといけませんよね。m(._.)m

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エギちゃ~ん。orz [病気・ヘルスケア]

今年も早や節分、明日は立春ですけど、寒さは相変わらず。昨日は、前回ほどではなかったけど、また雪が降って寒~い一日でした。

そんな中、何の因果か、エギが前日(2月1日) “異物誤飲” の疑いがあるとバリウム造影検査を受ける破目になり、結果、胃から十二指腸にかけて異物の存在が確認されて(されたはずだった!)、まだ通過障害は起きてないけれど、いつ詰まってもおかしくないと言われ、バリウムの吸着具合から布の様だから内視鏡で検査、確認できたら内視鏡で取り出せるかもしれないし、ダメならその場で開腹手術に切り替えればいいので、内視鏡処置ができる医療機関を速やかに受診した方がいいって。

となると、我が家の場合麻布かJARMeC(=日本動物高度医療センター)なので、早く予約がとれそうなJARMeCで段取りして貰ったところ、なんと、翌朝(2月2日)が取れると!でもね~予報は雪。迷ったけど、通過障害が起きちゃったら緊急手術になるというので、エ~ィなんとかなるだろ~と予約。

それでも降り方によってはキャンセルも考えていましたが、朝起きてみるとたいした降りではなくて、家の前の路面にはうっすら積もってるけど表のバス通りは殆んど積もっていないので予定どおりに受診することにしました。

<出勤前のパパに「生きて帰って来るんだよ!」なんて言われて、「なに?」のエギ>
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そこからが大変。

麻酔の検査(ひょっとしたら開腹手術も!)なのでエギは絶飲・絶食。されどオードリー婆ちゃんは朝食は2分割(=2食!)。少々難儀しましたわ。

先月かかりつけで朝イチのレントゲン撮ったときも(この事も後述しま~す。=.=;)絶食だったけど、エギ、「アレレ?なんで今日はボクのご飯出てこないんだろう...」といぶかしがったものの、しつこく「ご飯、ご飯!」と催促することなかったから大丈夫だろうと、この日もバリケンに入れて、なるべく気配の届かない場所でオードリーに1回目をあげて食器を片付けてエギをバリケンから出したら、ずぅーーーっとオードリーを付け回してました。

で、2回目のときは、通常だと自分でサッサとハウスするエギ、入りません。ご飯が出てくるまでママのストーカーしてるオードリーをエギがストーカー、ややこしいったらありません。でもここはあげるわけにいかないので「ハウス!」と命じたら、もらえると思ったんでしょうね、飛び込んでいきました。騙し打ちみたいで心苦しかったけど、扉を閉めて、オーちゃんをリビングから連れ出して食べさせました。

<いつもと違うって勘づいたかな?>
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どれくらいかかるかわからないからオードリーをかかりつけのクリニックで預かって貰う(=日帰り入院?)ことになっていたので、予約は10時半でしたが9時過ぎに家を出なければ・・・

7時半に2回目の犬ご飯が終わって、後片付けして、出かける仕度して、とりあえずエギの散歩にいってきて、車を掘り出し(たいして積もってなかったけどフロントグラスはすっかり覆われてました)、婆ちゃんの防寒対策&身支度を整えて、オムツとお弁当もって、9時10分くらいに出発。

路面はほとんど雨と変わりなくてホッとしましたけど、寒いっ!頻繁に「凍結注意」のアラームが鳴って、車載温度計の表示は0度。なんでこんな日に、と呟いた途端、4年前の大雪の日の事がフラッシュバックしました。あの日も、オーギュス2頭で大学病院の受診だったんだよね~なんでこうなるんだろう??

ちょうど診療開始時刻でシャッター開いたクリニックにオーちゃんを預けて、その足で医療センターに向いました。みんな前回の雪で慎重になってるのか、交通量は普段よりかなり少なくて、30分ほどで到着。

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家を出た時はかなり降ってたけど、この時はほとんど降っていませんでした。出る前にチッコ出しきってたことだし、大丈夫だろうと排泄させずに建物内に。受付すませて、初診なので問診表とか色々記入してたら、エギがワサワサしてるものだから他のワンちゃんが吠えはじめ、それに反応して更に落ち着かなくなってきて、マーキングするかも~と外へ連れ出したところ、溶け残った雪の山に突進してジョー。さらにもう1ヶ所の山でもジョー。(水も飲んでないのによく出るわね!)

「母さん、色んな犬の臭いがするんだよ!ちょっと見てこようか?」
「行かなくてよろしい!」
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予約は10時半だったけど呼ばれたのは11時近かったかも。10時15分くらいに着いてたから、ずいぶん待ちました。

受診したのは消化器科で、担当は、研修医は終了してるだろうな~でも若いね~の女医さんでした。(内視鏡、この先生がするのかな~あれって経験がモノをいうよね。申し訳ないけど、ちょっと心配かも...)

      ******

さて、ここで年明けからのエギの不調と(関連あるのかな?の)事件について書いておきますね。

事の発端は、1月4日(ボーダーに噛み付かれた翌日)に真っ黒な便がでたことでした。

このときは、黒いだけじゃなくて、けっこう砂粒が混じってて、前日繋留されてたときに、いつもはしないのにやたら土を口にしてたので(きっと噛まれた傷が痛かったんでしょう。気が付かなくてゴメンね)、そのせいかな~と思ってました。

ところが、この日を皮切りに、毎回ではないのですが、黒い便が混ざることが頻発しました。波状的に続いていたので、3日に食べた土のせいではなさそう。黒い便でまず思い当たるのは胃潰瘍とか十二指腸など上部消化管での出血。でもそれにしてはなんだか緑っぽい?色は変だけど量や硬さはまずまず。こなれ具合がイマイチかなぁ~みたいな。

そんなことが1月中旬まで続きまして・・・

19日に事件が起きました。

前回の記事にアップした小山田緑地散歩の帰り道、ワン友さんから “やんごとなき事情” から、犬のレッスンに行くのに車がないのでアッシーお願いしたいと電話が入りました。

オーちゃんのトイレ&お昼タイムだったのでいったん帰宅、お世話を済ませてワン友さんをピックアップしてスクールまで送りました。で、この際、普段オードリーが乗ってる2列目にお友だちワンコさんが乗る事になって、オードリー用の敷物・毛布・お漏らし対策のペットシーツなどを荷物室のエギのバリケンの脇に積み替えました。

スクールに着いた時は特に問題なくて、わりと暖かな日だったので後ろのハッチを全開にして、エギの様子をみながらレッスンも見学しつつ終了するのを待ちました。1時間たらずでレッスンが終わり、こちらの先生とちょこっと顔見知りだった事もあって終了後にエギもフィールドに入れてもらってお友だちワンコさんと大爆走。しばし楽しい時間を過ごして家路に就きました。

お友だちを下ろして自宅に戻り、ハッチを開けてビックリ。エギのバリケンからは15~20cmくらい離れた場所にあったオーちゃんの敷物類の中からペットシーツをバリケンに引っ張り込んでビリビリにしてありました~(>_<)

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帰りの車中、1~2度バタバタ音がしてましたが、姿勢を替えたのかな~くらいの騒ぎ方に聞こえてたので、まさかこんな事態になっているとは! ここ最近は車酔いすることが減っていましたけど、みてると、すっからかんの空腹時の方が気持ち悪くなるようで、この日は昼ご飯たべてなかったので、帰りは車に酔ったのかもしれません。気持ち悪くなると葉っぱ食べたがりますけど、葉っぱがないと紙や布の類にいくのはギュス譲り?!

全部並べてちゃんと1枚分になるか調べたいところでしたが、あまりにも細かく千切ってあって難しそうだったので断念。しかしながら、細切れのシーツのうち数片は唾液にまみれていて、噛んでクチャクチャやってから吐き出したモノらしい。ということはクチャクチャはしたけど食べてないないと云う事だよね?

常日頃のエギの生態(口に入れはするけれど食べちゃう事は殆んどない)からしても、噛んでるときにいくらかのポリマーや紙・ビニールを飲み込んだかもしれないけど、意図的に貪り食べることはないんじゃないかな~でもギュスと違って(ギュスは涎ボタボタの時に胃のムカつきから何度か食べました。それもダブルワイドを丸々1枚!でも数日がかりで出てきてました)消化管が細いはずだから、詰まることもあるかもしれないし、当分要注意と気を付けて観察することに。

でも19・20日は特におかしな素振りはなかったのです。

ところが、21日の午後から涎が増えてきて、舌をベロベロ出したり引っ込めたり、明らかに気持ち悪そう。

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生憎かかりつけは日曜午後は休診。夜に入ってからはどんどん元気が無くなって(ちょっと涎は出てたけど食欲あったから夕飯は普通にあげちゃったんですよね~orz)、ペットシーツびりびりの件がなければ朝まで待ったんだろうけど、夜間救急やってる病院に電話しました。すると、「吐いてないんですよね?吐き戻しが始まって止まらないようだったら連れてきてください。落ち着けば朝イチでかかりつけ病院に行ってください」と。

夜通し沿い寝しながら様子を伺っていたところ、明け方4時過ぎくらいからすっかり落ち着いて、寝息を立てて眠り始めました。やれやれ一安心。でも念のためにかかりつけに連れて行こうと、朝は絶食に(これが上に書いた初めての絶食)。

一番乗りだったので診療始まると最初に呼ばれ、経緯を話して念入りに触診・聴診。

で、「お腹の動きは悪くないですけど、一応レントゲン撮ってみましょう」って。

そしたら、結腸あたりに次回出る分の便があるだけで、そこから上、胃までの状態はガスもたいして発生してないし、胃自体も空っぽで(=異物がある様子はない)サイズも正常、画像で判断できる限りだと何の問題もなさそう。

持参した朝の便も、この時は黒い部分もなくて、やや桿菌が多いながらもいつも通り。

一番考えられるのは、誤飲した若干の吸水ポリマーが膨らんで、それが幽門部を通過する際に気持ち悪くなって涎が出たのではないかということになり、整腸剤を普段より多目にあげて、今しばらく様子みてください、と。

この時、黒い便のこともサラっと話して、こんど出たら持ってきますと診察室を後にしました。

でもって、この日が例の大雪の月曜日!

しか~し、ここからの1週間は、エギ、絶好調。黒い便もまったく出る事なくて、ポリマーが胃腸を掃除したのか?くらいに普通でした。

ところが週末、28日日曜の午後、パパが「今朝エギのウンチに赤い小さなポチポチが混じっててさ、何かの実かな~南天とか?」なんて話をしてまして・・・なぜか夜は排便なし。

そしたら次の日、朝散で1回目のウンチに黒い部分が混ざってました。しかも、以前は出始めの10cmほどが黒かっただけでしたが、この時は大量の便の全体に黒い部分が散見していて、通常の色(茶色)の部分と斑まだらという感じ。さすがに画像アップするのは控えます。(T_T);

朝の散歩は1時間半~2時間と長目なので、いつも後半にちょっと軟らかめのをチョビっとするのですが、この時も2回目が出て、黒い部分はなかったけど、粘膜被っててちょこちょこ血が混ざってました。点というかちっちゃな円形というか、もしや昨日パパが何かの実といってたのってこの事?

それ以降は、毎回黒い便と血便(だんだん血液が増えていった)が続き、水曜が休診日だったため木曜(2月1日)にクリニック受診したのです。

でもでも~この日は絶食してなくて、オマケに便は黒い部分はあったものの血は混ざってませんでした。一番気になっていたのは血便なんだけど・・・

どうかな~と思ったら、先生、「今日もレントゲン撮ってみましょう」って。

その画像みて、先生浮かぬ表情。「胃に何かありますね。それから十二指腸に続く細い部分と十二指腸も膨らんでます。普通は細い管状のはずですけど。前回(22日)とは全く様子が違ってます。この1週間異状がなかった経過からして、その時の異物が残っているとは考えられません。何か思い当たる事はありませんか?」だって。

一生懸命思い出してみましたが、誤飲に当たるような事態は思い浮かばないし、家で無くなった縫いぐるみとかハンカチとか靴下とかはないな~散歩でおかしなモノ拾い食いした記憶もないし、たとえ有ったとしても、エギは丸呑みすることはないとほぼ断言できるんだけど・・・

通常のレントゲンでは輪郭がハッキリしなかったため、先生、「バリウム入れて吸着するか見てみたいんですけど。それとできれば一通り血液検査したいんですけど」って。

1歳を機に一度血液検査しておきたいな~と考えてたのと、この半月くらい白っぽい目ヤニがやけに多いし、何か出ないとも限らないからお願いする事にして、オーちゃん留守番させてたのでエギを預けて帰宅しました。

帰宅してからも、散々チェックというか、何か無くなってないかアチコチ見て回りましたが、無くなった物はなさそう。エギは、オーちゃんの口腔ケアやシコリの手当てに使った使用済みのガーゼやコットン、ティッシュなどにはけっこう執着するため、あるとしたらそれらを纏めてあるゴミ袋。でも普通のゴミ箱に一緒に捨てる事はなくて、そのゴミ袋を物色しに行けば一応気付くしねぇ~何時どこで食べたんだろう??

夕方5時過ぎに撮影が終了したというので迎えにいくと、間隔おいて撮影した10枚ほどの画像を表示しながら説明してくれました。

朝の画像ではぼんやりしていた異物がバリウムを吸着してかなりハッキリ写っていました。

バリウム入れた直後の画像では、胃の中には直径8cmくらいの球状の輪郭、幽門出たあたりに3~4cmのポコっとした膨らみ、十二指腸も4cmくらいのポッコリ。

30分後、1時間半後、2時間半後、5時間後とバリウムが腸の中を移動していってるのも確認できました。

にもかかわらず、5時間後の画像でも胃と十二指腸にはバリウムを吸着した異物の輪郭が残っていて、何か飲んでる事はまず間違いないだろう、見たところ布(製品)のような気がするとも。

以上の経緯から、冒頭で書いたように、JARMeC で内視鏡検査(と除去処置、だめなら開腹手術)の段取りとなった次第です。

      ******

話を戻しましょう。

診察室に呼ばれて、ここまで書いたようないきさつを話し、ひととおりエギの身体チェック、その後かかりつけで撮影したレントゲン画像を観て、「異物の疑いはかなり濃厚ですが、内視鏡の前に予備検査として再度レントゲンと血液検査(手術を想定して足りない項目)、それからエコー検査させてください。その後、内視鏡(=麻酔)検査に進む前にもう一度お話させて頂きます」といってエギを連れて処置エリアに。

この時、11時半くらいだったでしょうか。1時半頃に呼ばれるまで待機です。食欲もなかったけど昼時だったから、センターの隣のコンビニでサンドウィッチと飲み物を買ってきて、4階のラウンジで食べながら待つ事にしました。

窓の外には多摩川の流れと河川敷の公園が広がっています。外に出たときはまだ霙っぽい雪がチラついていたけれど、雪は積もっていませんでした。

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そういえば、ギュスターヴの骨肉腫の確定診断をつけるための検査をしたのが、2年前の2月1日でした。一日違いだなんて。あの時は雪こそ降っていなかったけれど、やっぱり凄~く寒い日で、留守番させたオーちゃんが気になって(GISTの術後3ヶ月でしたから)、検査中にいったん帰宅して様子をみてから夕方迎えに行ったのでした。

麻酔から覚めたギュスと感動の再会(笑)を果たしたのが、この4階のラウンジでした。なんだか色んなことが一気に脳裏に蘇ってきて、思わずウルルっと来そうになりました。まだ2年なんだよね。なのに今日はエギとここにいるって、なんだかすっごく変な気分。パパじゃないけど、エギ、生きて帰ってきてよ!あ、まだ麻酔かけてなかった。(^^ゞ

1時20分頃に呼び出しのアナウンスが流れたので1階に降りていくと、すぐ診察室へ案内されました。

そ、し、て、医者の口から出た言葉に目が点!

「レントゲンにもエコーにも異物らしき形跡はまったく認められないんですよ。どうします?」

どうします、ってどういうこと?と一瞬答えに詰まっていたら・・・

「かかりつけから頂いた画像と全くちがってまして、胃は空っぽ。結腸付近に昨日のバリウムの残り(の混ざった便)が写ってるだけで、上から下まで消化管には何も写っていないんです。エコーもキレイです」って。

それでも前日の画像から何もないというのは信じ難く、可能性としては低いけど、19日のペットシーツびりびりで吸水ポリマーを誤飲していて、それが胃壁や十二指腸の内壁に付着してることもなくはない。その場合、内視鏡で確認して、自然に流れそうなら様子見(=放置)、ダメそうだったら開腹して除去することは可能だけど、内視鏡入れて何もないという可能性も高そうだし、このまままたしばらく様子見る?

迷いに迷って、パパにも電話したりして、やっぱり内視鏡入れることに決めました。

女医先生、「黒色便や血便のこともあるから、上(胃側)からと下(肛門側)から、両方から内視鏡入れます。何か怪しいものが見つかったら採取して病理にだします」とも。

それと、エコーでわかったのかな?内腸骨の辺りと結腸近くのリンパ節が通常の域を超えて腫れているのが見つかったので、1歳という年齢から限り無くゼロに近いけど、リンパ腫とかも念頭に置いて、胃の方も腫瘍の傾向とかがないか精査するとか。

ハ~この際、見れるものは全部見てちょうだい、という感じ。

「2時半ぐらいから麻酔かけて、まさかの開腹手術に進むような事がなければ4時半には終わって、若いから麻酔の目覚めもいいだろうし5時にはお返しできます」と説明を受け、ママは再びラウンジで待機。

すっかり雨も上がってたから川べりを散歩してもよかったけど、あまりにも寒かったのでパス、またまたギュスの思い出に浸ってぼんやり時間をやり過ごしていたのですが、5時になっても呼ばれなくて、5時半になったので受付で訊ねたら医者に問い合わせてくれました。

そしたら、エギ、麻酔からの覚めが悪くてまだ動けないのだとか。モゾモゾしはじめたのでもう少しお待ちくださいって。

なんだか胸騒ぎ。

そうこうしてたら診察室に呼ばれて、「内視鏡でも異物は確認できませんでした。エギーユちゃん、体温が上がってこなくて、34度くらいなので、まだ立って動けないからもう少しかかります。目は覚めてるんですよ」って診察室の奥の扉を開けてエギが横たわってるケージを見せてくれました。

と、その時、エギがむっくり頭をもたげて、動き出す気配。

「あ、丁度起き上がったみたいですね。あとちょっとかな」だって。

それから内視鏡検査の詳細を、画面を見ながら説明受けたのですが・・・

結論として、異物はなかった、黒色便や血便の原因となるような出血部位も見つからなかった、全般的には若いこともあり非常に綺麗な状態であるが、胃と十二指腸に著しい炎症所見が見られる、ということでした。

これってどうなのよ?

何を意味してるの?

昨日のバリウムに写ったのって何?

出血がないのに、黒色便や血便て、どうなってるの?

謎・謎・謎だぁ~!

女医先生曰く、「胃壁の炎症がかなり珍しい状態でして、いわゆる急性・慢性胃炎とは全く違うんですよね(ママもそう思います)、でもかなり激しい炎症であることは間違いないわけで、ただし今の時点で原因は分かりません。細菌やウィルスによる感染とか、後は食餌、アレルギーとかも・・・」

段々歯切れが悪くなってきて、採取した細胞の病理結果が戻ってくれば何か分かるかもしれませんし、それでも何も出なければ食餌を見直すとか、アレルギー検査してみるとか、って続きましたが、もう6時をだいぶ回ってて、オードリーを預けたかかりつけの診療時間は7時までだし、エギも戻ってこないし、なんか思考がうつろなまま「とりあえず2週間分抗生剤と整腸剤を処方しますので様子見てください」と薬を渡されてお開きに。

診察室を出て、先に会計を済ませて待つものの、まだエギは戻ってこなくて、かかりつけに事情を説明して1時間くらい延長してもらうことにして、そしたらやっとエギが戻ってきました!

あ~どうなるかと思ったよ。さぁ、帰ろう!

顔はげっそりやつれ果てて、目だけギョロギョロ、外に出るなりぐいぐい引っ張っていくので何かと思ったら、朝と同じ場所で超大量チッコ。麻酔の静脈点滴でいっぱい水分入れたから?ま、出たんだからいいや。

点滴の針が入ってた前足に包帯まいてたので、万が一食べちゃうとマズイから、なんと、エギたん、フリーで助手席に乗りました。疲れてたのでしょう、大人しく丸まってました。^^;

帰宅時間帯の渋滞に巻き込まれるかな~と心配だったけど、思いの他順調に流れてて、これだったら30分以内の遅刻で済みそうだわ~と喜んでたら、キャ~新百合が丘の駅前の交差点から先が全く動いてないみたい。前方で次々車列を離れてユーターンしてくる車が見えたので、交差点手前だったママ、右折して裏道を行く事にしたのですが、しばらく通っていなかったので、一ヶ所右のところを左に曲がっちゃって、そこからしばらくウロウロ、10分以上のロスタイム。

7時50分くらいにや~っとクリニックに到着。

院長先生が一人受付で待っていてくれました。スミマセ~ン。m(_ _)m

既にセンターの担当医から連絡はあったものの、なんか話が今ひとつ分からないって。そりゃそ~だ。事の発端の “異物” は陰も形もなくて、出血も全くみつからず、なんのための内視鏡検査だったんだろう?ですからね。

もう時間も押してて、オーちゃん、そろそろ夜ご飯ほしそうだったから、当面は様子見ということでクリニックを後にしたのでありました。

家に着いたらパパが先に帰宅してて、部屋が暖まっていたのがせめてもの救い?

いや、エギのお腹の中に異物がないとハッキリしたんだから、少しは意味があったのかな?

お疲れ様。二日も嫌な思いさせてゴメンね。ゆっくり眠って。

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帰宅したらとっても水を欲しがってたエギだけど、麻酔から覚めるのが遅かったため10時を過ぎてからほんのちょっと口を濡らすくらいあげただけ、ご飯はお預けと言われてたけど、落ち着いてたので、11時頃少しだけプリンをあげたら嬉しそうに平らげてパパの布団に潜り込みました。

朝のうちはちょっと大人しかったけど、ご飯をいつも通りにもらえたらすっかり元気になりました。内視鏡で粘膜が傷ついてしばらく血便になるといわれたものの、今日は黒色便も血便もでず、このまま全部終わってくれたらいいのにな~(^.^)

<今朝はノビノビ~と婆ちゃんにひっついてたエギ!>
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立春 [お散歩]

大雪のニュースがアチコチから届いてますが、関東地方はちょっとだけ寒さが緩んで立春らしい陽気です。(^_-)/

1月22日の大雪以来散歩(?)を控えていたオードリーも、今日は昼過ぎに30分くらい家の前の陽だまりをフラフラしながら日向ぼっこしました。明日からは関東も寒気に覆われるそうなので、日向ぼっこはまたしばらくお預けかなぁ~早く春になって欲しい婆ちゃんです。(^^)


そしてエギ坊、本日も快便というか、黒色便でもなく、血便でもなく、見たところは問題無さそうです。この状態をキープしておくれ~!(^^)!

とまぁ一息つけたので、立春なのに、もうどーでもよくなってきてる “エギと雪遊び散歩” のパートⅢ(これでお終い。=.=;)をアップしておきます。画像だけペタペタっとね!

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大雪の日から三日連続でエギと遊び回ったママ、少々くたびれちゃったので木曜日は軽~く散策でもと長池公園に出かけました。朝、町内のお散歩友だちのアルクスママさんから電話があって、そんな話をしたら一緒に行こうかなって。

10時過ぎに現地集合。(擬似?)里山ゾーンを歩こうかな~と思ってたけど、アルクスママさんの出で立ちだと足回りが心配だったから一番ノーマルな散策路を歩く事にしてみんな一緒に出発したんだけど・・・

いけいけエギのペースで突っ走ったものだから途中でアルクス&ママの姿が見えなくなっちゃって・・・

広場といってあるから先に行って待ってればいいか~と先着して待ってたんだけど、なかなか現れないから心配してたら、途中の小広い場所を広場と思って「どこいっちゃったんだろう?」としばらく待ってたんだとか。失礼しました~m(._.)m

「アルクス兄ちゃん来ないね~?」
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「おっ、来た来た!^o^」
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誰もいなかったので「ちょこっと遊んじゃう?」ってアルクス&ママさん。

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でもうちはロングリード持ってきて無かったから、エギちゃんは見学。(^^ゞ

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最初はピヨピヨいいながらもなんとか見学してたんだけど、ついに我慢の限界?

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「ボクも混ぜてもらうんだ~い!」と飛び出さんばかり。

なので2mのリードでちょっとだけボール遊びしてたら、アルクスママさんが気を遣ってくれて、そろそろお終いにしてツーショットでも撮ろうかって。

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なんだかと~ってもマイペースな3歳&1歳の男子たちでした。(^_-)-☆

“オーちゃんリミット” が近付いていたため、我が家は先に失礼しようと思ったら、アルクスんちも帰るって。

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なんだか忙しないお散歩でゴメンね。今度はどこか一緒に走り回れるところに行こうね!

「その時は紐なしでヨロシク!」
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翌日も何気に疲労感の残っていたママだったけど、この日は金曜日! 今日一日乗り切れば週末はパパがお散歩担当なので、ここはもうひと頑張りするっきゃないよね。^^;

というわけでやってきたのは野津田公園。

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一番最初に来ても良さそうな場所なんだけど、ここはギュスが最後に雪遊びで弾んでた場所で、ちょっと心の準備が必要だったのです。エギにはエギの雪の楽しみ方があるんだな~と分かってきて、やっと出かける気になったのでした。

林間コースからスタート!

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この先には、時々犬連れがロングリードで遊んでる広場があります。最近はエギと呼び戻しの練習やボール遊びしてるので、エギも気が逸ります。

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そんな広場なので、降雪から五日目ともなれば踏み跡だらけかと思いきや、足跡が一つもありませんでした!

も~遊ぶっきゃないよね~(^^♪

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ここに来たらママと遊ぶという図式が出来上がりつつあるので、わりとすんなりレトリーブに夢中になったのですが・・・

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ぐるりから鳥の鳴き声や羽音が聞こえてきてたら、やっぱりこうなりますよね。(^_^.)


それでも、「ボールは?」って声をかけると、雪に埋まったボールを探し出して持ってきてました。(*^_^*)

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でも鳥が気になるぅ~(^_^;

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というわけで、ボール遊びは切り上げて、ほんのちょっとだけオビ練してみました。


いっぱい遊んだから、また少し林の中を歩きましょ!

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そして、次なる原っぱへ。

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ここも足跡は一筋だけ。いつもは散歩してるワンちゃん見かけるんだけど、みんな雪は敬遠してるのかしら?

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こんな看板は立ってるけど・・・

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リードの長さまでは制限してないので、周囲に気を配りながら、雪遊びを堪能したエギ&ママでした。(^^)v

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だいぶ出来上がってるようだったので、もうちょっと林のコースを歩いて駐車場に戻る事にしました。そしたら何かの臭いをとった模様。

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前足上げてマジのポイント中!でも違ったのかな?だんだん足が下がってきました。これがどういうことなのか、よく分かってないママなのです。-.=;

さて、オーちゃんリミットが近付いて来てますよ、先を急ぎましょ。

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駐車場手前の原っぱでは雪遊びにきてた幼稚園児の一団と出会って、子供たちの歓声に一瞬足を止めるエギでした。

そうそう、この場所。ギュスが最後の雪遊びで舞い上がってたのは。腫瘍が骨を突き破り出してた頃で、骨折したら万事休すだから大騒ぎは禁物と言われてたのでドキドキはらはらだったけど、すご~く楽しそうなオーギュス見てたら好きにすればいいよ~って呟かずにはいられなかったこと思い出すなぁ。

ひゃ~時間が迫ってるよ。思い出に浸ってる場合じゃないね。帰りましょ。

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さてさて、これにて今回の大雪で雪遊びを満喫したレポートはお終いです。

最後に、この1週間頑張ってくれたママの軽登山靴、この日をもってお釈迦となりましたが、目下メーカーにてリソール中。次に雪が降るまでに修理が終わるといいんだけど。どうか、また思いっきり遊べますように!

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春と冬が行ったり来たり。。。 [病気・ヘルスケア]

このところ春らしく天気が短い周期で変わっていて、冬と春が交互にやってきてますね。暖かいのは助かりますが、次の日また冬に戻ると体が着いて行けませ~ん。(>_<)

それはワンコのシニアも一緒らしく、先週の木曜、ポカポカ陽気に気をよくして日中日向ぼっこで外に出たオードリー婆ちゃん、夕方から体調一変!夕飯になっても起きてこなくて、すっかり準備が出来たので起こしたら、足が後ろだけじゃなくて前もヨタヨタ、立てなくなっちゃってました。

一昨年の11月に発作的(?)な一過性の左半身麻痺みたいな事が起きて以来、時々おかしくなって、でもヤバいかも~な状態は数分から数時間だけで、あとは徐々に戻ってくるので、今回もそんな感じかな~と様子をみてましたが、オーパパが、「呼吸が弱すぎる。変だよ。ダメかもぉ~(/_;)」なんて騒ぐので、試しに鼻先に大好物の苺を持っていってみたんだけど、ありゃま~無反応!

ママも少々焦りましたけど、呼吸が弱いといったって規則的で呼吸数もすごく安定してて、見た目はぐっすり眠ってるような・・・パパが「死んじゃったらどうしよう!」ってオロオロしてたので、「このまま永眠できたら大往生じゃん!」と返すママ。

だってさ、この先また何か患ってシッテンバットウしながら最期を向かえることだって無きにしも非ず、だったら眠るように逝くのは悪くないんじゃない?って本気で思う昨今です。

実は年末年始で気になることがあって、先月、これで最後と久々の全身チェック@エコー&レントゲン+血液検査した結果、胃の出口付近にGISTの再発を疑わせるような所見がでて、下手するとまたしても通過障害でゲーゲーやって、もう手術はできないから、そしたら最後は飲食できなくなる(オーちゃんが食べる気あっても!)というシナリオも有りという話になって、そんな目に合うくらいならねぇ~安らかに眠ってるうちにお空に帰ってほしいわけですよ。

おやおや、話が思いっきり逸れました。

季節の変わり目で、体調管理に気を使う時節だというお話でした。あ、婆ちゃんはその後復活してますので、ご安心くださいませ~^^;

そして、ご心配かけましたエギ坊ですが、高度医療センターでの大掛かりな検査以降、医者の予想に反して一度も血便・黒色便はでず、いたって普通に過ごせて居ります(居りました、かな?)。

病理検査の結果、腫瘍っぽいものは何も出ず、小腸部(十二指腸・回腸・空腸)の粘膜がひどく荒れているけれど、採取した胃の細胞は炎症所見はなしですと。じゃあ、あの時見せられたおかしな胃内壁の状態はいったい何だったの?もう治ってるのかしら??

医者は、諸々の結果からすると “アレルギー性胃炎” の疑いが大なので食餌を見直したりアレルギー検査を受けたりって言い出しましたが、当面食餌と体調を注意深く観察するも、あんまり神経質にアレルギー対応はとらないつもりです。オードリーもギュスもお腹の具合が落ち着いたのは3歳前後でした。エギはパピー期にとてもお腹の状態がよかったので、なんだか大袈裟な事になりつつありますが、ここは少し長い目で見て行こうと考えています。

といいつつ2週間服用したフラジールとビオフェルミンR(サワシリンはかかりつけと相談して1週間で中止してました)が終わってかれこれ10日、昨日辺りから何気に食後おとなしくて、全体的にパワーダウン(他所の人が見たら充分パワフルですけど。^^;)気味でして、今日は軟便。シニアじゃないけど陽気の変化に体が追いつかない??

3匹目ともなると大雑把に対応する部分がある一方で、1匹目(が若かったとき)には気にならなかったことが気になるというか、見えてなかった事が見えちゃって、過剰に反応しちゃうこともあるので、その辺を頭に入れつつ、もう少し大らかに対応したいと思っています。

それにしても、エギってスタミナないような気がします。ギュスのときにも同じこと言ってたような・・・ついついオードリーと比較しちゃうからなんでしょうけどね。

今日も少し暖かくなったからか、散歩から帰って玄関入るなりバッタリ行き倒れてました。お腹の方も下り坂みたいだし、う~ん、シニア並に季節の変化がこたえてるのかな?

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そんなこんなで、近頃、オードリーがパピーの頃のタフさに思いを馳せることがしばしばでして、閉めちゃったホームページに載せていた『山日記』からいくつか転載してみることにしました。

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最初の記録は、生後4ヶ月と3週間でいった初めてのハイキング!

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『日 向 山』

2003/08/19 (火)   

 オードリーが生後50日でウチにやって来たのが5月19日。一週間後に混合ワクチンの1回目を接種した。その時、耳の中やお腹に湿疹が出ていたので一緒にみてもらったのだが、獣医の対応が適切ではなかったようで、みるみる悪化。別の病院へ連れて行って処置してもらった。成り行きから2回目の予防接種もそちらの病院で受けることになったのだが、今度の獣医さんは、1回目の接種は早すぎたかもしれないので、もう2回受けるようにという。まぁ感じもいいし評判も良い先生みたいだったので、先々のことを考え指示に従うことにしたのだが、お陰で『お散歩解禁』は7月中旬になってしまった。

 そんなわけで、お散歩デビューは梅雨まっただ中。雨の止み間に家の近所を2~30分引きずられるように走り回るのが日課になっていた。8月に入っても梅雨は明けず、冷夏。ワンコにとっては過ごしやすいのだろうが、最大の楽しみである散歩も流れがち。三、四日雨が続いてくさっていたとある平日、気温はさほど高くないし、どうせぬれてドロンコになるなら、いっそハイキングしてみようと思い立ち、丹沢の入り口、広沢寺温泉から日向山に登り、弁天沢キャンプ場を経て戻る、2時間ほどのコースを歩くことにした。

 登山口までは1時間ちょっとのドライブだけど、車酔いが心配。案の定、あと数分というところでオエッ。ほんのちょっとだったのでそのまま走って、広沢寺温泉の駐車場へ。もどしたものは再度オーちゃんの胃袋におさまったらしく、跡形もなかった。いたって元気なので、小雨の中を歩き始める。とはいっても初めての場所なので大興奮。地面に鼻を擦り付けて、思いっきり引っ張りながらズンズン先へ進む。山道に入っても勢いはとまらず、数日来の雨でグチョグチョの登山道を泥まみれになりながら駆け上る。ついていく方は、も~大変っ! 天気が天気なので他にハイカーもおらず、山頂では、持参したドライフード(オーちゃん)とコンビニおにぎり(私)でのんびり昼食。

 食後、なだらかな尾根道を沢筋へと下る。当時は、常に私より先を行くオードリーだったのだが、両側から草の生い茂る場所にさしかかると、なぜか後ろにまわってついて来る。このころはまだ、気が強い仔だとばかり思っていたので、怖がっていたなんて思いもしなかった。沢に降りたところで水遊びをさせようとしたが乗ってこないので、帰路につこうと丸太橋を渡りはじめたら何やら大騒ぎを始め、あえなくせせらぎにドボン。落ちた高さは4~50cmで水の深さも20cmかそこら、気にもしていなかったのだが、彼女はかなりショックだったようで、岸に飛び上がった後は水に近づこうとしない。水が苦手になっちゃったかも...と少し反省。

 林道に出ると、またまたいつものオーちゃん復活! ママを引きずって駐車場までひとっ走り。初ハイキングは幕を閉じたのであった。

PS
オードリー: な~んかモノ足りないワンッ!
ママ:冗談じゃない! ヒーヒー、ゼーゼー、あ~疲れた。

<コースタイム>
自宅(8:45) = 広沢寺駐車場(10:15/:20) - 日向山(11:00/:20) - 梅の木尾根分岐 -
弁天の森キャンプ場 - 駐車場(12:10/:40) = 自宅(13:45)

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次は、初ハイキングの翌週にいった2回目。(^^;

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『仏 果 山』

2003/08/28(木)   

 ハッキリしない曇天のもと、丹沢は宮が瀬湖畔の高取山と仏果山に登ってきた。雨こそ降っていなかったものの、平日だし、夏場の低山ということで、ハイカーは少なかった。

 以前、宮が瀬ダムにドライブしたときは激しく酔ったので、かなりビクビクだったが、今回は無事クリア。湖畔の駐車場に停めて、約1時間の登りで稜線へ。この頃には雲も晴れてきて薄日が差しはじめ、暑くなるのではと警戒。でも尾根は風が吹き抜け、心地よい散歩が楽しめた。

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 高取山で昼食をとり、見晴し台に登る。山頂の手前はちょっとゴツゴツした岩まじりの道なので、登りはビュンビュン飛ばしていたオードリーも、帰りの下りは慎重。こっちも下りで引きずられたら転がってしまうので、先に行きそうになると、立ち止まっては戻しながらゆっくり下る。

 仏果山では3人連れのハイカーに出会い、シャッター押しますよという言葉に甘えて、貴重なツーショットをゲット!

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 分岐まで戻って、登って来た道を下っていくと、地元の消防団のトレーニングとかで、制服姿のおじさん(おにいさん?)たちがゾロゾロ登ってくるのに出くわしたから、さぁ大変。目が合ったり声をかけられるたびに愛嬌を振りまくオーちゃんをカームダウンさせるのに一汗かいてしまった。

 一団を見送った後、興奮さめやらぬオードリーをなだめすかしながら駐車場に戻りヤレヤレ。車に乗せるために手足を拭いていると、ナ、ナント、オーちゃんに蛭が2匹吸い付いているではないか! そういえば『蛭に注意』の看板あったし、途中、いきなりグルグルまわったあと座りこんで動かなくなった時、蛭がついたのかも... 今回も、またまた反省。

<コースタイム>
自宅(10:15) = 上村橋駐車場(11:45/12:00)- 分岐(12:50) - 高取山(13:10) -
分岐(13:30) - 仏果山(14:00) - 分岐(14:30) - 駐車場(15:15/15:30) = 自宅(17:00)

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知らないという事は恐ろしいというか、真夏の低山に仔犬を連れて行くなんて、今じゃかなり考えちゃいますけど、でもでも~オードリーは全くバテませんでした。帰りの車だって立ちっぱなしで騒いでたし(オーちゃんは生涯車はフリー乗車!)、帰宅後も「ご飯、ご飯!」と騒いでましたっけ。

最後は、1歳の誕生日から5日目、現在のエギより1ヶ月半くらい若いオードリーの谷川岳登山の記録を載せておきましょう。

4月とはいえ上越県境の雪山本格登山でしたが、これも(体力的には)難なくクリアして、やっぱり帰路も寝てなかったと記憶してます。立ったり座ったり、ときどき伏せたくらい?いや、伏せはしなかったな~^^;

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『谷 川 岳』

2004/04/03 (土)  

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だいぶ前から行こう行こうといいながらなかなか実行に移せないでいた谷川に、やっといくことになった。が、私が朝起き抜けにギックリ首になりブツブツいっていると、パパが、行くだけいこうよというので、仕度を始める。5時出発。途中あちこちで満開の桜を愛でながら、予定どおり8時半土合着。登山センター周辺もたいして雪はなく、登山口を探しながら林道を進むが、それらしいトレースが見つからないままマチガ沢の出合に。

   

山麓はまずまずの天気だが、谷川の山頂はガスに包まれている。対照的に白毛門は春の日差しに輝いている。さて、ここで、西黒の入口を探しに戻るか、はたまたロープウェイで上がるか思案するも、山頂をめざすならあまり時間をロスしたくない。見れば、雪洞掘りや雪訓をやっているパーティがいるので、この時期、巌剛新道って有り?といいつつ、いける所までいってみようというパパの言葉に引きずられて沢に入る(立ち入り禁止のロープが張ってあるのに)。

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所々デブリの跡を通過し、いつしかノドが立ち上がってくるあたりまで来てしまう。時計も10時をまわって、そろそろ尾根にあがらないとヤバイよということで、西黒尾根の鞍部に達する枝尾根に取り付く。対岸の沢筋では小規模ながら底雪崩が起きている。いつ聞いてもイヤな音! 登っていくうちに、夏道そのものだということが判明、さらにトレースの跡らしきものがでてきて、西黒尾根に合流、昼食。
   
アイゼンを付けて、目の前の岩場からスタートするが、やはりオードリーがビビる。すると、ダンナのザックから、9ミリザイルが! オードリーをミッテルで確保し、なだめすかしながら2カ所ばかりの小岩場を通過。ガスで視界は10メートルもないし、ミゾレにたたかれるし、おまけにマチガ沢側から吹き付ける風で右半身の感覚がなくなりそうだが、あの岩場を下らせるのは至難の業なので、淡々と山頂を目指す。
   
目標物が何も見えないので(通称ザンゲ岩は埋まってました)どこまで来ているのか全然わからないまま、往路のタイムリミットに決めていた14時が迫ってくる。その時、下山してきた登山者に出くわし、もう間もなくだと聞かされる。じきに肩の広場に到着、記念撮影だけでもと、山頂に向かう。視界の悪さから、天神尾根の下りはじめで迷わないか不安だったが、行ってみると赤旗がたっていた。この視界でもなんとか次の旗が見える程度の間隔で設置されていたので、導かれるまま下る。西黒を登っていたときよりも遥かに強い風がヒツゴー沢側から吹き上げて煽られるが、ロープウェイの最終時刻が気になって転がるように下る。
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急な下りが終わったあたりで振り返ると、強風でガスがはらわれ、谷川の双耳峰が姿を現していた。天候は急速に回復しているが、相変わらず風は強い。ほどなく天神平スキー場のリフトも見えてきて、今回の山行で、はじめてホッとする。3度目のロープウェイ乗車となったオードリーは、ダンナの膝の上ですっかりリラックスして景色を堪能している。やれやれ、春山の色んな側面を一度に体験した、長~い一日だった。
 
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<コースタイム>
土合ロープウェイ駐車場 9:00 -マチガ沢出合 9:40 - (巌剛新道) - 西黒尾根合流点 12:00 / 12:25 -谷川岳 14:20 / 14:25 - (天神尾根) - 大岩(本来のザンゲ岩) 14:50/15:00 -天神平ロープウェイ駅15:55

 

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1歳で積雪期の谷川岳を登るには、それまでに順次ステップを踏んでのことですけど、ことスタミナに関しては生まれ持った基礎体力が違うように感じます。

8歳で非再生性の溶血性貧血を発症、骨髄線維症も併発していて骨髄で造血できない身だというのに、13歳でGISTの摘出手術、術後感染による緊急再手術を経て、今なお旺盛な食欲に支えられて生き続けてるのも、生まれ持った持久力のお陰かもしれません。

エギちゃ~ん、オードリーと同じは無理でも、もうちょっとシャキッとしませんか??

「無いモノねだりするより、あるモノ活かすこと考えてやって!」
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