SSブログ
病気・ヘルスケア ブログトップ

婆ちゃん復活なるか?? [病気・ヘルスケア]

昨日今日、真夏日に迫ろうかという陽気で、人も犬もシニアな体は適応障害気味です。

それでか、一昨日の夜からオーちゃんピンチです。orz

      ******

1回目の夜ご飯(オードリーは腸を切除して以来朝・昼・夜3食ですが、朝と夜は1時間くらい間をあけて更に2分割給餌です!)の後マットで2回目を待っていたのですが・・・

1回目と2回目の間にママは人間の夕飯の仕度で台所に立っていました。そしたら何やらリビングからドッタンバッタンと物音が聞こえてきたので、エギがまた婆ちゃんの寝床に侵入して騒いでるのかと覗いてみたら、エギはテレビに写った自分の姿に向かって遊びの誘いをかけてる最中で、オードリーだけがマットの上でジタバタしてました。

なんか立ち上がりたいのに立てないようでした。

そうこうするうちにいったん落ち着き、ママはオーちゃんの2回目のご飯の仕度に取り掛かりました。するとオードリーが立ち上がる気配がしたのですが、そこから何か変?

見に行くと、左前足を宙に浮かせてびっこで右旋廻してました。


ここ最近こういう事態が時々起きるのですが、これまでは数分から数時間で症状はでなくなって、見た目すっかり元に戻るので、この時もまたか~という感じでした。

2回目のご飯をセットしたら、激しくびっこひきひきだけど小走りでやってきてガツガツ完食。かなりよろめいて危ういバランスながらも介助してやるとチッコもできました。

しか~し、マットに戻ってからがなんかね~精気がないというのか、グッタリ感を漂わせていました。寝てるだけなんだけど、なんかいつもと違うんだよな~という感じ?

ま、そうはいってもあの食欲からしたら今晩どうのということもないだろうと普段どおり人間も眠りに就きました。

      ******

で、翌朝、いやぁ~全然治ってません。それどころか、全体的にかなり力なくて、週末でパパがいたから抱きかかえるようにトイレを済ませ、本当に抱っこで寝床に戻すと、物凄くゼーハーゼーハー喘ぎならも腰も落とせないんです。

ママがお尻を受け止めてお座りの姿勢に持ち込もうとしても、お尻が落ちると今度は立ち上がろうとして、で、左前足は相変わらず着けないのに、やっぱり立ち上がってびっこで旋廻を始めます。回る方向は昨夜と違って左回り。倒れないようにガードしながらしばらく付き添っていたらなんとか落ち着いて伏せてくれたので、朝ご飯の準備に取り掛かりました。

すると、またまた苦しそうな息遣いで立ち上がり台所まで走って来るじゃないですか!

この時はびっこながら左前足もちゃんと着いてました。でも、待ってるうちに前足が左右に滑って開き、姿勢を保てずに潰れていきます。それでも、潰れては起き、潰れては起き、ご飯の仕度が整うまでママの脇でスタンバイ。えぇ、ふやかしたフードをフープロでガーしたり、適当な温度に温めたり、フードにかけるスープを用意したりと結構時間がかかるんです。

で、食べてる間も体を支えてやってもどんどん潰れていって、いやぁ~モー大変ですよ。エギが「何だ、何だ?!」って詮索したがるしね。もちろんハウスなんですけど落ちつかないったらありません。(T_T);

で食後、パパが抱っこで寝床に戻したら倒れるように横になって爆睡。

人間のご飯の時は起きてこなくて・・・

でも2回目のご飯の仕度が始まったら、またゼーハー起き上がって、倒れそうにびっこひきひき台所にやってきて、定位置に食器をセットするまでママにストーカーしながらヨタってました。モチロン完食。そして庭に自生してる “オードリーの苺” をデザートにもらってバクバク食べ、食べ終わったらテーブル脇の床の上に行き倒れてしまいました。

17052001.jpg

その姿というか、醸してる雰囲気というか、なんともいえない “グッタリ感” で、これまでと違ってびっこも長引いてるし、ここはかかりつけに相談してみようか~と診療始まってすぐ電話しました。

「連れていくのがいいのは重々承知なんですが、とにかくグッタリして脱力してるため車に乗せるも降ろすも大変で、受診するとかえって消耗しそうなんですけど・・・」みたいな話もしたのですが、やっぱり診てみないとということになり、「では、連れて行けそうだったらうかがいます」と受話器を下ろしました。

その後も、ほとんど動かず(いや、いつだって寝てるときは動きませんけど、違うんだよねぇ~=.=;)死んだように眠り続けてまして、散々迷ったんだけど、お昼前に連れて行く事にしました。

家ではパパが車に乗せてくれて、クリニックでは看護師さんとママの二人で抱き下ろしてそのまま待合へ。

するとオードリー、寝そべらずに立とうとするものの、床が滑るので家より更にバタバタして収拾が着かず、スタッフの方が床にバスタオルを敷いてくれてなんとか動きをコントロールできるようになり、そしたら腰を降ろしては立ちが始まり・・・最終的には落ち着きましたが、その後は横臥でピクリともしなくなりました。(>_<)

17052002.jpg

2番目に呼ばれ立ち上がったものの、その場でびっこ引き引き旋廻するだけで前には進めず、院長先生が抱っこで診察台まで連れていってくれました。

そこから通常の全身チェックやバイタルチェックの後、四肢の動きをチェック。「びっこの動きや、着けない左前足の状態から痛みがあるはずだけど・・・」入念に触ったり曲げ伸ばししたり、でも足を引っ込めたり、触るのを拒否したり、鳴いたりといった痛みのサインは一切なし。

腫れてる様子もないし、レントゲン撮る雰囲気でもないし、う~んなんなの?みたいな。

で、ちょっと話が脱線しますが・・・

実はオードリー、先週、大学病院の先生と話して、貧血に関しては “大学病院卒業” を決めていまして、今後はかかりつけで定期的に血液検査をして、何か変化があったら大学病院の先生に相談することになったこともあり、(ママが不調で)2月末から貧血チェックもしてなかったので、受診したついでに血液検査をしておく事に。

かかりつけだと採血もほとんど問題なくて、この時もサラッと終了。

結果を待つ間は、また待合でタオルに横たわっていました。

15分くらいで呼ばれたけど、オーちゃん起きないし、先生が待合に出てきてくれました。

結果は・・・

result_20170520_tsuru.jpg

大学病院とは測定機器が違うので全く同じレベルで比較はできないまでも、ほとんどいつもと同じ数値が並びました。

ただ、かかりつけではどういうわけかPCV(ヘマト)が常に大学病院より5~6%低く出まして、この時の数値が33.5%でした。でもこちらで測定した限りではこれまで大抵30%前後だったので、オードリーの場合、この数値は悪くないそうです(大学病院だったら+5~6%で38%くらい、標準値ギリチョン??)。CRPが若干高目ながら、これもオーちゃんの最近の通常値、あとT-Billがちょっと高かったけどギリギリ標準値内。

というわけで、貧血(CBC)は安定してるし、その他の生化学検査の各項目は年齢考えたら何の問題もないレベルだと。

分かっちゃいるけど、血液検査で判明することってあるようで無いんだよねぇ~みたいな。^^;

そんなわけで、立派な検査値が並んだものの、院長先生的にはこれまで見た事のないオードリーの様子に、どうしたものかみたいな・・・

そこでママ、「このまま寝たきりになることもありますよね?」と切り出すと、「無いとは言えません。当面、前足着けないので無理に立たせたり歩かせなくていいですが、自発的に動くようなら倒れないように介助しながら動かしてやって、後はストレッチやマッサージで関節が固まらないように。それと床ずれにも気をつけてください」って。

なのでママ、「では今後は、もし自力で立って歩けるまで回復すれば別ですが、今日のような状態が続くようでしたら、通院は見送って自宅療養します。何かあればその都度相談させて頂きますので、お薬など宜しくお願いします」と告げてクリニックを後にしました。帰りも、看護師さんと二人で車に運び、帰宅時はパパに降ろしてもらったのは言うまでもありません。

      ******

いやぁ~そんなわけで、昨日夜になっても好転の兆しはないし、それどこころか、21時頃からは心拍数が100回/分、呼吸数も60回/分と跳ね上がり、なのに息遣いはハァハァいってなくて、とにかく今までの具合が悪い時とはな~んか違う感じで、ママも対応に苦慮していました。

が、今朝は寝起き、左前足を着いて、そんなにひどいびっこもなくて、トイレも以前どおりの介助で済ませて、「あ、もしかして元に戻るかな?^o^」と喜んだのも束の間、朝ご飯目当てに台所にやってきたときは激しくびっこ、待ってる間も姿勢を保てないので旋廻し続けるのでした。

それでもね、食欲はバッチリ。人間のときにストーカー&涎ダラダラはないけど、2回目にはちゃんと起きてきたし、午後になったら久しぶりに自分で体を起こして伏せの姿勢を維持できていました。

そうそう、昼ご飯食べてる間はなんとか姿勢を保ってました。左前足に少し加重できてるみたいです。今朝はプレビコックス服用したからかも。としたら、やっぱり痛いんだよね?

17052102b.jpg

朝は呼吸数や心拍数が引き続き高めでしたが、昼前にエアコンつけたら通常の値に戻ったので、いきなりの夏の陽気に体調が着いていけないだけ?目にも少し力が戻ってきてるから、ちょっとずつ復活してくれると思いたいママです。

「まだやり残した事食べ残した物がい~っぱいあるのよっ!」
「そ、そうね。まだ大丈夫ね。^^ゞ」
17052102a.jpg


      ******

いやぁ~それにしても、オードリーに引っ付きたいエギ坊が大変です。(T_T);

オードリーの寝床に入り浸り。

いくらエギ用のマットを提供しても、ソファに乗っても良いといっても、どうしてもオーちゃんのマットがいいんです。なのでオードリーのマットを2枚連結して、静かに引っ付いてるだけならOKにしました。

<これはオードリーが体調崩す前ですが...^^;>
17051601.jpg

でも、大運動会しながらさりげなくちょっかい出す(猛スピードでオードリーの足や尻尾をかすめたり跳び超える!)のは厳禁ということで、バリケン滞在時間が増加中です。(^^ゞ

<ハウスではかな~り大胆な姿で寝てます!>
17052103.jpg


コメント(4) 

エギちゃん、ダウン。(T_T); [病気・ヘルスケア]

昨日は荒れた天気でしたが、この時期にしては気温は低目、でも湿度はかな~り高い、一日でした。でも、一昨日、先一昨日は30度近くまで気温上昇、夏至前後の強い日差しも手伝って「あぢぢ~[あせあせ(飛び散る汗)][晴れ]」な陽気でした。

そんな陽気変動のせいやら、パピーからアダルトへのフードの切り替えやら、トレーニングで学校に行き始めたりやらと、このところ身の回りの変化が大きすぎたのか、エギーユのキャパを超えてしまったみたいで、ここ1週間ばかり、爆裂はするけどその後のくたばり方がこれまでと違うというか、スタミナ切れるのが早くないか~?みたいな感じでした。

なのでお散歩を調節したり、フードをまたまたふやかしてみたりと、それなりに気はつかっていたんだけど、昨日、とうとう下痢P一歩手前くらいのゆるゆるウンに。で、夕方にはコーヒー色の形にならない液状便になり、夜は固さは少し戻ったものの、最後10cmくらいに鮮血が混じり・・・夜中には嘔吐も。で、今朝はしばらくぶりで胃液を吐き、今回は吐いた量がけっこう多くて、ウンにはやっぱり鮮血が。

というわけで、パパは一日二日様子みればといったけど、ママ的にはかれこれ1週間くらい様子見てた感じだったので、便を持ってクリニックにいってきました。

検査結果表の値でいうと、ワクチン摂取の際の健康チェックのときと同じなんだけど、顕微鏡を覗いたら全然違うというか、悪玉菌がものすご~く増えててビックリ。@_@; しばらく前から臭~いガスをすることが増えてて、腸内環境が悪化してたんだろうな~orz

診断的には “胃腸炎” ということで、フラジール・ディアバスター・ビオフェルミンRで1週間様子見とのこと。

お薬は、ま、しょうがないか~という感じですが、お腹がゴロゴロしてるから、食餌は1日くらい抜いて消化器を休ませたいけど、オードリーとの関係で無理なら1/4くらいにして、お散歩は半分くらい(我が家のペースだと?)、できれば安静に、だって。

「たぶんお腹痛いと思いますよ」って。そうなんだろうね、だからへばるんだろうけど、だからといってじっとしてられるわけじゃないんだよね。昨日はママがメチャクチャ不調で、朝はたいした雨でもなかったのに散歩いかず、夕方は雨上がったのにやっぱり動けず散歩無し。日中30分×3回くらい室内で遊んだものの、ほとんど昼寝しなくて、普段はやらいような悪行に走るエギでした。

というわけで、今日はまたまた暑くなってるけど、夕方日が暮れるころに軽めの散歩に行くっきゃないな。でもでも~ここ最近、だいぶ力が強くなってきた事もあって、ママが散歩担当のときはオヤツ使ってヒールウォークの練習始めてるんだけど、先生から2~3日はオヤツも控えてお腹の調子を整えるように云われてるんだよね~オヤツなしで消耗しないように歩いてもらうのはかな~り根気が必要なんだけど、頑張るっきゃないか。ママ、精根尽きそうだわ。(+_+);

      ******

このブログ、近頃すっかり “エギちゃん's ガーデン” になりつつありますが(笑)、本日もエギーユの様子メインで画像貼ります!

先週末、2回目のレッスンに行きました。(ママ、またしてもアッシー!) 遠目にも、エギ&パパ、1回目よりはだいぶマトモに動いてました。(^^)

17061702.jpg

帰宅後は婆ちゃんの寝床をジャックしてグッスリ。

17061801.jpg

そういえば、オードリー、先週は最大のシコリが崩壊、大量な滲出が起き、いつもは割と透明でキレイな(?)漿液だけなのに、この時は濁った漿液+膿がエンドレスに滲み出て、最後は白っぽいラードみたいなモノ(脂肪)まで出てきました。あんまり揉むと炎症が起きるので良くないと言われてましたが、この時はもう最後まで異物(?!)を出し切りました。

マックスで直径5cm高さ3~4cmあったしこりがほぼペタンコになりましたが、2mmくらいの穴があいてしまったので、感染が気になり翌日クリニックを受診、検査したら細菌が出たので抗生剤を服用中です。(T_T);

ま、そんなときは体調も全般的に今ひとつで、オツム(=ボケ具合?!)もイマサンということで、今週は粗相が増えて、毎日お掃除&敷物の洗濯に追われております。梅雨なのに~(>_<)

「何かいった?」
17061701.jpg

それでもボチボチお散歩にはいってるし、食欲モリモリ、それなりに元気ですけど。^^;

「いらんこと書かないでよ!<(`^´)>」
17061601.jpg

婆ちゃんトピはこれまでにして、ここからはエギちゃんのお散歩風景で~す!

先週水曜に小山田緑地にいきました。今回はママと二人だったので、もろエギちゃんペースでした。(^^ゞ

17061401.jpg

ぶっ飛んだかと思えば、鳥にも、虫にも、葉っぱにも、イチイチ反応して忙しいったらありません。鳥は姿が見えずとも、泣き声や気配(たぶん臭い?)にも強く反応してフリーズ(=セット?ポイント?)してます。

ヒールウォークの練習してま~すと書いたわりには、緑地や林間コースでは引き続きエギの好きにさせてます。(パパの犬だから~というのもあるけど、今回、ママ少々思うところあって、犬との関係作りでちょっと違うアプローチを試みています。その辺のお話はもう少し方向が見えてきたら書くかもしれません)

立ち止まったついでにお座りしてもらってカメラを向けました。

17061402a.jpg

3枚目でやっとカメラ目線くれました~(^o^)

17061402b.jpg

オーギュスといつも必ず記念撮影した見晴らしポイント。でも石碑のある場所は草に埋もれてたのでパス。^^;

ここでは、広場から聞こえてくる子供の歓声と、ガウガウしてたわんこが気になって、まったくカメラ目線もらえませんでした~orz

17061403.jpg

前回は本園だけだったんだけど、もう少し歩くというので、尾根~吊橋~アサザ池まで足を伸ばす事にしました。

<吊橋にて>
17061404b.jpg

あんまり撮影タイムが長かったものだから・・・

「早く行こう!」
17061404a.jpg

尾根道は木陰だったけど、池のほとりは日向で暑かった!

17061405a.jpg

少~しバテてきてるかな?

17061405c.jpg

給水&撮影でしばし休憩。

17061405b.jpg

オーギュスとも、この先トンボ池から大久保分園までいって、広場でボール遊び(当時は「リードは2m以内」という御触書はなかった!)してたんだけど、エギたん、この頃から少し下り坂みたいだったので、トンボ池方面はまたの機会に譲って、帰路は下の車道をテクテク。

日差しが強かったから、管理事務所でまたまた給水休憩。

17061406a.jpg

此処にくると、すご~くギュスターヴのことを思い出します。ペタンと伏せて、ママが水汲んで戻ってくるのを待ってたっけ。

エギはママより蝶々や羽虫、はてはアリンコまで、動く物全てが気になって、水飲みが目の前に置かれるまでママのことなんか全然気にならない様子でした。あ、飲んだ後は少し撮影に付き合ってくれました。(*^_^*)

17061406b.jpg

この日のイチオシ画像!

17061406c.jpg

翌日の朝散歩は薬師池往復。

公園まではヒールウォークの練習しながら歩きましたが、公園に入るや「ヒャッホ~(^^♪」ってダッシュ。

17061501.jpg

園内アチコチにアジサイ祭りのノボリが立ってて、花もだいぶ咲き揃ってきてました。

17061502.jpg

そして菖蒲も引き続き見頃で、来園者で賑わってました。

17061503.jpg

そんな中、またもやモデル頑張ってもらいました。(^_-)-☆

17061504.jpg

「いい加減にしろや~!」っていう感じですね~^^;

17061505.jpg

往復4キロちょっとを1時間くらいで歩きましたが(立ち止まったり、ワンコとご挨拶したり、撮影したりするので)、帰宅したら玄関で果てました。

歩行距離が4キロに伸びはじめた頃1~2回こんなことがあったけど、このところは帰宅してもまだまだイケそ~だったので、やっぱりプチ不調だったのかも。

ま、梅雨だから、雨の日もあるし、蒸し暑い日も増えてくるし、しばらくはお散歩もほどほどにして復活目指そう!

「ボール遊びは?」
17061506.jpg


コメント(4) 

エギたん、肺炎だって。(>_<) [病気・ヘルスケア]

ようやく梅雨明け宣言が出たオーエギ地方です。昨日は昼から激しい雷雨、今日も午前中は雲が多くてまた降るのかな~みたいな空模様でしたが、午後から晴れてきました。ここから夏本番ということで、お犬様たちのお散歩事情が(というか飼い主の方か?)厳しい毎日が続きますね。水遊び頼みといいたいところですけど・・・

なんと、エギーユ、肺炎になっちゃいました。

といっても、肺炎という診断が下ったもののすこぶる元気に騒ぎ回っておりまして、安静とは程遠い生活です。(T_T);

      ******

事の始まりは、3連休中日(16日)の夜でした。いや、朝かなぁ・・・

この日、休日だったオーパパと朝食前の散歩を済ませ、ご飯も元気よく平らげたエギでしたが、人間のご飯の仕度をしてるときにママの足元で寛いでいた(?)エギの右目に違和感を覚え、よく見ると、左目より濁ってるというのか、目の表面に半透明の膜が張ったような感じ?しかも下瞼には目ヤニなのか涙なのか、これまたちょっと濁った感じのモノが溜まってました。

パパに話すと、「え、左とそんなに変わりないよ~」って。

でも、ママ的にはクリアな左目と比べたらかなり濁ってる気がしたんですよね。

そうこうしてたら、今度は右目の上瞼が腫れはじめました。それで、パパ、「散歩で虫に刺されたのかも」って。散歩からは3時間近く経ってたので、ママは「う~ん、どうかな。何かのアレルギーということもあるかも」なんて会話をかわしているうちに、腫れは引いて行きました。先ほどの “濁り” もなくなってる?

ところが、今度は右目が左目の半分くらいしか開いてませんでした。画像を残そうとカメラを向けると、かっと目を見開くからか、写真ではハッキリしませんけど。

17071601.jpg

最初は、パパ、いつものように(笑)「2~3日様子見れば?」と。

でも目が開かないのもさることながら、エギが伏せたまま船漕ぎまして、ママはそっちの方が気になりました。そして、うつらうつらして瞼が閉じたと思うと、こっくりした拍子にハッと覚醒、目を開けるも、右目はほとんど開きません。

そんな様子をみていたパパ、「やっぱり今日診せてくれば?」って。

それで11時過ぎくらいにクリニックに向ったのですが、その途中でエギが咳しだしました。でもクリニックに到着したらすっかり鎮まって、咳も軽い感じだったし、そんなに気にならなくて、診察のときにも特に話しませんでした。

で、目の方も、これまたクリニックで順番待ちしてるときに、他所の飼い主さんが構ってくれるものだから大興奮して、そしたら右目もしっかり開いてて、診察台に乗った時にはほとんど普通になってました。=.=;

照明を消して、洗浄してからライトを当ててよく見てくださった結果、傷は付いてないし、充血してる様子もないけど、血管が少し膨らんでるようだと。結膜炎かもしれないので、目を開けにくそうにしていたら2~3日目薬(=抗生剤)点して様子見てくださいと点眼薬を頂いて帰宅しました。

そしたら帰宅の際も途中から咳をしてて、でも家についたら鎮まって、これまた軽い咳だったし、まだ深刻には考えてませんでした。

<右目、時々開いてないことがあったけどカメラ向けるとシャキっと見開くんだよね~(^^ゞ>
17071603.jpg

      ******

でもね~ドタバタ騒ぐのはいつも通りなんだけど、ちょっと走り回るとバタッと倒れたり、伏せてぼんやり(うとうと?)してたり、エギらしからぬ状態だな~と、そっちの方が心配だったママです。

17071602.jpg

それで、この日の夜は早目に寝かそうと10時前にハウスに入れたら、咳をしだしました。

このときの咳は、昼間車の中でしていた咳より重たいというか、苦しそうでした。

なのでハウスから出して、ママもリビングにマットレス広げて一緒に寝ながら様子を見ていたら、咳はどんどんエスカレートしてきて、エギは落ち着かない様子で歩き回ってます。コンコンという軽い音からからゲホッゲホッという音になり、時々痰も吐いてました。なかなか鎮まらなくて、午前2時過ぎまでひっきりなしに咳き込んでいましたが、その後徐々に鎮まって、3時頃にはほぼ終息しました。

ここ最近は5時過ぎには起きて朝散に出かけていますが、前の晩ほとんど寝てないし、また咳が出るかもしれないからと、この日の朝は散歩をパス。

朝ご飯は何事もなかったかの様に完食。目は、濁った感じや目ヤニはなかったけど、引き続き開きにくい様子。全体としてはむしろ前日より元気そうでした。(寝てないから変に興奮してたのかも)

そして、あんなに辛そうにしていたのに、咳はまったく出ません。

そこで、またまた病院にいくか悩みました。前日の目のこともあったし、今連れていっても症状がでない可能性大なので、とりあえずクリニックに電話して前夜からの経緯を告げると、「院長がレントゲン撮った方がいいといってるので連れて来て頂けますか?」って。

はい、またまた11時過ぎにクリニックへ。

朝散パスしたので、途中で小さな公園によって、散歩ともいえないくらいですが、ちょこっとガス抜き。そしたら、あまりのテンションの高さに、つい紐付きボールで遊んでしまいました。このとき、ヒヤリハット事件が起きたのですが、その話は次回に譲ります。(+_+);

クリニックは午前の診療受付が終わる間際で、わりとすぐに呼ばれ、一通り全身チェック。聴診では異音は聞こえなかったようですが、念のためレントゲンを撮ることになりました。

オードリーのときはママが補ていしてますが、エギは看護士さんにお任せすることにして、ボールだのオヤツだの、宥めるためのグッズと一緒にエギを引き渡して待つことしばし。(特に吠え声も聞こえなかったからなんとかなった?)

撮影後、画像を見ながら説明を受けました。

 「肺炎ですねぇ~右肺の一番下(=下葉)が左と比べてかなり白っぽくなってますよね。それと、黒く抜けてる円がポツポツみえますよね?なので気管支肺炎だと思われます」
 「原因はわかりますか?」
 「う~ん細菌感染でも、カビでも、その他の原因でもレントゲン上はほぼ同じですので、特定するのは難しいです。まずは一番多いウィルス・細菌感染を疑って抗生剤を投薬して様子をみます」
 「細菌が原因なら痰の培養検査で分かりませんか?」
 「痰は上部気道や肺の入口付近から分泌されることが多くて、エギちゃんの場合、上部気道や肺の上の方はまったく問題ないから検出できるかどうか・・・」

というわけで、スペクトラムが広い一般的な抗生剤(=パセトシン)と気管支拡張剤(=テオフィリン)を1週間服用して経過を見る事になりました。

しばらくは1週間毎に通院して、すっかり症状が出なくなったら再度レントゲン撮って確認となるそうですけど、薬があってなければその度に変更して当たるまで続けるということです。

なんだか、オードリーが溶血性貧血の治療を受けていた時のことを思い出してしまいました。運良く一発でビンゴな薬に当たる事を祈るしかない??

先生の口振りからは1ヶ月くらいを目処に考えてるようですが、薬が合わなくて、そうこうするうちに重症化することだって無くはないですから、なんだか宙ぶらりんで落ち着かない気分です。

今のところ軽度の症状なので咳も出たり出なかったりらしいですが、もし原因が細菌性だとすると、咳をするときに菌が飛び散ってオードリーにうつる恐れもあるので、できれば同じ空間にいないようにして欲しいといわれましたが、現状、2階で過ごさせるのはかなり難しいので、こちらも成り行き任せ?

ハァ~この暑さで20時間近くエアコン可動してて密閉状態、空気清浄機もそんなには当てにできないし、オーちゃんの免疫にかけるしかないね。神頼みだわ。

      ******

そんなママの溜息など気に留めるはずもなく、オーエギ共にマイペース。

「激しい運動は避けて、お散歩も控え目にしてもらいたいけど、無理ですよね? お散歩は今くらいだったら普通で構いませんが、家では安静に!」といわれたけど、病院から帰ったエギは何時にも増してハイテンションで家中爆走、それも、ウチにやってきた最初の三日間みたいに異常なほどのハイパーアクティブ。(外で爆走できないからか??)

それでも咳や痰はほとんどでなくて、薬が効いてるのかな?まだ三日目だけど。

17071801.jpg

でも散歩では引っ張るからゼロゼロヒューヒューゲホッ、みたいな。そんなわけで、気休めながら、首輪をハーネス(オーちゃんが気管虚脱の時に購入したけど、この形状はダメと医者に却下されたモノ)に変えてみてます。ママが追いつけないほどのスピードで走られると首にかかっちゃうけど、それ以外はまぁまぁいい感じかも。(^^♪

      ******

それにしても、思えば、はじまりは5月下旬くらいだったのかも。

ドッグランで遊び出して間もなくだったか、何気にそれまでのエギよりヘタってる気がしてました。散歩や遊びの時は変わりないんだけど、帰宅後の “くたばり度” がなんかちょっと違う? たしかに徐々に暑くなってきてる時期だったし、散歩の距離も伸びていってたし、散歩途中でのボール遊びも加わって、運動量は増えてましたけど、この月齢の健康な犬にしてはヘタレだな~ギュスでももっとスタミナあったよな~と感じていました。

あ、ピョンピョン跳び乗っていた車もためらう事があったっけ。

そしたら胃腸の具合が悪くなって、先生、「お腹が痛むのかもしれませんよ」って。

だけど、我が家の犬たち、お腹の調子が悪いからってこんなに顕著に疲労感を漂わせる事はなかったし、オーギュスと比べたらお腹の状態だってたいしたことないんだよね。

そこへ今回の目と肺炎騒動。直接の原因は分からないものの、たぶん免疫が落ちてて、弱り目に祟り目的な状態なんだと思います。お腹の調子が崩れると免疫は低下するけど、そちらはだいぶ復調してます。でも今回服用する抗生剤でせっかく良くなってきてる腸内環境がまた悪化することもあるわけで、やっぱり体調はホリスティックに捉えて日常のケアしていかなくちゃと、改めて痛感してます。

にしても、オードリーもギュスもパピーから青年期に移るころに気道炎(オードリーは原因不明ながら、もう少し気付くのが遅かったら肺炎になるところ、ギュスは預けた保育園で何らかの病原菌をもらってきたと思われるケンネルコフ)やってたんだから、もっと気を付けてやるべきでした。大型犬よりなんとな~く発達段階が前倒しみたいで、エギ、もう青年期に移行中だもんね。

あ~ぁ、来週はお友達と初・プールのつもりだったのに。早く治ってね!

「プール?何それ?鳥いる?」
17071802.jpg



コメント(2) 

休養日! [病気・ヘルスケア]

今日も朝から冷たい雨。11月下旬から12月上旬なみの寒さらしいです。

オーエギ地方、昨日も雨でしたが、その雨の中、エギーユの左後肢を診てもらいに横浜の動物病院を受診してきました。

午後3時に予約していましたが、けっこう混む病院だそうで、予約してても待つかもよ~と聞いてたので、時間かかるかもしれないから留守中のオードリーの世話をパパに頼み、駐車場&道路事情が厳しい(16号から病院への道がメチャクチャ狭くて駐車場が満車だと往生するかも)とも聞いてたので、アルクスのママに同行してもらって、1時過ぎに家を出ました。

道路は空いてて順調、2時半には到着。エギが騒ぐのは目に見えてるからママだけで受付を済ませ、順番がきたら携帯に電話もらうことにして車に戻って待ちました。

30分ほどで呼ばれて、今度はエギ連れて院内へ。駐車場から2~30メートルなんですけど、エギは興奮してるし(汗;)、雨降ってるし、アルクスママさんが荷物持ってくれてとっても助かりました。ありがとう~(^o^)

待合でちょっと待ってから診察室に入ったのですが、待ってるときからエギの興奮はエスカレート、診察台に載ってもワチャワチャ大騒ぎ、「アハハ~元気だね。この犬種はずーっとこんな感じですよ!」って院長先生。

ママとアルクスママさんが補ていして、先生が念入りに触診。どうやらツボにハマったようで、エギたん、時折激しく抵抗して逃げようとしますが、そこは我慢してもらって、よ~く診て頂きました。

結果は・・・

こちらの病院に予約を入れた9月半ば(=足の異変が顕著になった時期)になんらかの原因で筋肉(ふくらはぎの外側)に損傷(=肉離れみたいなモノ)が起きたのだろうとのことでした。膝が伸びてる状態で負荷がかかって痛めたんだろうと。

その後(可能な限り)安静にしていたことで徐々に回復に向っているけど、全治2ヶ月くらいだそうです。既に3週間以上経過してるので、この先は少しずつ “普通” の運動を始めて元に戻していく時期なんだとか。

「順調なら1ヶ月後に来て下さい。でもその途中でもしびっこを引くほどの痛みが出るようだったら対応が必要だから受診して下さい」ということでした。

また、「この犬(ブリタニー?)は7~8歳くらいまではよく怪我すると思いますよ。やっちゃった~と思ったら、すぐにアイシングすれば長引かせずに済むこともありますから、とにかく冷やしてください」とのアドバイスも頂きました。

そして気になっていた股関節や膝関節などなど骨格全般については、「今のところ問題無さそうです。筋肉もちゃんと付いてきてますよ」って。

色々考えちゃってましたが、今回のことは単発の “怪我” であって、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼といった先々ずっと生活の中で運動をコントロールしていかなきゃならないような状況ではないということで、ホッとしました。やれやれ。(*^_^*)

とにかく活発な犬ですから、怪我に気をつけながらたくさん運動させてやりたいです。

「ドッグスポーツは大丈夫でしょうかね?アジリティとか...」っていいかけたら、「向かないと思うよ~鳥みたら気が散るし!」って。「登山はいいんじゃない。喜ぶと思いますよ~♪」とも。

“養生しながら” しっかりリハビリ(?)して、また思いっきり走り回れるようになろうね!

      ******

ホッとして気が抜けちゃった訳じゃないんだけど、なんか今日は雨の中に出ていく気力が沸かなくて、完全休養日。朝も夕方もお散歩パスしちゃいました(いつ以来だろう?)。

なので、朝から台所にこもってアレコレ作ってました。^^ゞ

まず、ものすご~く久しぶりでパンを焼きました。夢ちからブレンドと北海道産全粒粉の山形食パン。

夏越した粉だから風味がどうかな~と思ったのですが、オーブンからは芳ばしい香りが漂ってきました。明日の朝トーストかサンドウィッチにしようっと。(^^♪

17101603.jpg

次は、ワンコの常備菜ならぬ、常備プリンとジャーキー。

17101602.jpg

そして、いっきに寒くなったので、甘酒にトライ中!ちゃんとできるかな??

17101601.jpg

ママがバタバタ動き回ってる間はオーちゃんの傍らで大人しくしてたエギですが・・・

17101604.jpg

オーブンから出来上がった物を取り出してたら・・・

「ちょーだーい!」
「足に悪いから跳ねちゃダメだよ。めっ!<`~´>」
17101605.jpg

そりゃそうだよね~散歩なしでゴロゴロなんかしてらんないよね~明日は少し天気もち直すみたいだから、お散歩行けるよ。だから腐らないでね~(^_-)-☆

「雨なんか関係ないじゃん。あ~ぁ、つまんないよぉぉぉ~ーー;」
17101501.jpg

「たまにはゆっくりしたら?」
「ゆっくりできない性分なんだもん、ボク。」
「アタシも昔はそうだったわ。アタシの歳になったらわかるわよ。」
17101502.jpg


コメント(2) 

エギちゃ~ん。orz [病気・ヘルスケア]

今年も早や節分、明日は立春ですけど、寒さは相変わらず。昨日は、前回ほどではなかったけど、また雪が降って寒~い一日でした。

そんな中、何の因果か、エギが前日(2月1日) “異物誤飲” の疑いがあるとバリウム造影検査を受ける破目になり、結果、胃から十二指腸にかけて異物の存在が確認されて(されたはずだった!)、まだ通過障害は起きてないけれど、いつ詰まってもおかしくないと言われ、バリウムの吸着具合から布の様だから内視鏡で検査、確認できたら内視鏡で取り出せるかもしれないし、ダメならその場で開腹手術に切り替えればいいので、内視鏡処置ができる医療機関を速やかに受診した方がいいって。

となると、我が家の場合麻布かJARMeC(=日本動物高度医療センター)なので、早く予約がとれそうなJARMeCで段取りして貰ったところ、なんと、翌朝(2月2日)が取れると!でもね~予報は雪。迷ったけど、通過障害が起きちゃったら緊急手術になるというので、エ~ィなんとかなるだろ~と予約。

それでも降り方によってはキャンセルも考えていましたが、朝起きてみるとたいした降りではなくて、家の前の路面にはうっすら積もってるけど表のバス通りは殆んど積もっていないので予定どおりに受診することにしました。

<出勤前のパパに「生きて帰って来るんだよ!」なんて言われて、「なに?」のエギ>
18020202a.jpg

そこからが大変。

麻酔の検査(ひょっとしたら開腹手術も!)なのでエギは絶飲・絶食。されどオードリー婆ちゃんは朝食は2分割(=2食!)。少々難儀しましたわ。

先月かかりつけで朝イチのレントゲン撮ったときも(この事も後述しま~す。=.=;)絶食だったけど、エギ、「アレレ?なんで今日はボクのご飯出てこないんだろう...」といぶかしがったものの、しつこく「ご飯、ご飯!」と催促することなかったから大丈夫だろうと、この日もバリケンに入れて、なるべく気配の届かない場所でオードリーに1回目をあげて食器を片付けてエギをバリケンから出したら、ずぅーーーっとオードリーを付け回してました。

で、2回目のときは、通常だと自分でサッサとハウスするエギ、入りません。ご飯が出てくるまでママのストーカーしてるオードリーをエギがストーカー、ややこしいったらありません。でもここはあげるわけにいかないので「ハウス!」と命じたら、もらえると思ったんでしょうね、飛び込んでいきました。騙し打ちみたいで心苦しかったけど、扉を閉めて、オーちゃんをリビングから連れ出して食べさせました。

<いつもと違うって勘づいたかな?>
18020202b.jpg

どれくらいかかるかわからないからオードリーをかかりつけのクリニックで預かって貰う(=日帰り入院?)ことになっていたので、予約は10時半でしたが9時過ぎに家を出なければ・・・

7時半に2回目の犬ご飯が終わって、後片付けして、出かける仕度して、とりあえずエギの散歩にいってきて、車を掘り出し(たいして積もってなかったけどフロントグラスはすっかり覆われてました)、婆ちゃんの防寒対策&身支度を整えて、オムツとお弁当もって、9時10分くらいに出発。

路面はほとんど雨と変わりなくてホッとしましたけど、寒いっ!頻繁に「凍結注意」のアラームが鳴って、車載温度計の表示は0度。なんでこんな日に、と呟いた途端、4年前の大雪の日の事がフラッシュバックしました。あの日も、オーギュス2頭で大学病院の受診だったんだよね~なんでこうなるんだろう??

ちょうど診療開始時刻でシャッター開いたクリニックにオーちゃんを預けて、その足で医療センターに向いました。みんな前回の雪で慎重になってるのか、交通量は普段よりかなり少なくて、30分ほどで到着。

18020201a.jpg

家を出た時はかなり降ってたけど、この時はほとんど降っていませんでした。出る前にチッコ出しきってたことだし、大丈夫だろうと排泄させずに建物内に。受付すませて、初診なので問診表とか色々記入してたら、エギがワサワサしてるものだから他のワンちゃんが吠えはじめ、それに反応して更に落ち着かなくなってきて、マーキングするかも~と外へ連れ出したところ、溶け残った雪の山に突進してジョー。さらにもう1ヶ所の山でもジョー。(水も飲んでないのによく出るわね!)

「母さん、色んな犬の臭いがするんだよ!ちょっと見てこようか?」
「行かなくてよろしい!」
18020201b.jpg

予約は10時半だったけど呼ばれたのは11時近かったかも。10時15分くらいに着いてたから、ずいぶん待ちました。

受診したのは消化器科で、担当は、研修医は終了してるだろうな~でも若いね~の女医さんでした。(内視鏡、この先生がするのかな~あれって経験がモノをいうよね。申し訳ないけど、ちょっと心配かも...)

      ******

さて、ここで年明けからのエギの不調と(関連あるのかな?の)事件について書いておきますね。

事の発端は、1月4日(ボーダーに噛み付かれた翌日)に真っ黒な便がでたことでした。

このときは、黒いだけじゃなくて、けっこう砂粒が混じってて、前日繋留されてたときに、いつもはしないのにやたら土を口にしてたので(きっと噛まれた傷が痛かったんでしょう。気が付かなくてゴメンね)、そのせいかな~と思ってました。

ところが、この日を皮切りに、毎回ではないのですが、黒い便が混ざることが頻発しました。波状的に続いていたので、3日に食べた土のせいではなさそう。黒い便でまず思い当たるのは胃潰瘍とか十二指腸など上部消化管での出血。でもそれにしてはなんだか緑っぽい?色は変だけど量や硬さはまずまず。こなれ具合がイマイチかなぁ~みたいな。

そんなことが1月中旬まで続きまして・・・

19日に事件が起きました。

前回の記事にアップした小山田緑地散歩の帰り道、ワン友さんから “やんごとなき事情” から、犬のレッスンに行くのに車がないのでアッシーお願いしたいと電話が入りました。

オーちゃんのトイレ&お昼タイムだったのでいったん帰宅、お世話を済ませてワン友さんをピックアップしてスクールまで送りました。で、この際、普段オードリーが乗ってる2列目にお友だちワンコさんが乗る事になって、オードリー用の敷物・毛布・お漏らし対策のペットシーツなどを荷物室のエギのバリケンの脇に積み替えました。

スクールに着いた時は特に問題なくて、わりと暖かな日だったので後ろのハッチを全開にして、エギの様子をみながらレッスンも見学しつつ終了するのを待ちました。1時間たらずでレッスンが終わり、こちらの先生とちょこっと顔見知りだった事もあって終了後にエギもフィールドに入れてもらってお友だちワンコさんと大爆走。しばし楽しい時間を過ごして家路に就きました。

お友だちを下ろして自宅に戻り、ハッチを開けてビックリ。エギのバリケンからは15~20cmくらい離れた場所にあったオーちゃんの敷物類の中からペットシーツをバリケンに引っ張り込んでビリビリにしてありました~(>_<)

18011914.JPG

帰りの車中、1~2度バタバタ音がしてましたが、姿勢を替えたのかな~くらいの騒ぎ方に聞こえてたので、まさかこんな事態になっているとは! ここ最近は車酔いすることが減っていましたけど、みてると、すっからかんの空腹時の方が気持ち悪くなるようで、この日は昼ご飯たべてなかったので、帰りは車に酔ったのかもしれません。気持ち悪くなると葉っぱ食べたがりますけど、葉っぱがないと紙や布の類にいくのはギュス譲り?!

全部並べてちゃんと1枚分になるか調べたいところでしたが、あまりにも細かく千切ってあって難しそうだったので断念。しかしながら、細切れのシーツのうち数片は唾液にまみれていて、噛んでクチャクチャやってから吐き出したモノらしい。ということはクチャクチャはしたけど食べてないないと云う事だよね?

常日頃のエギの生態(口に入れはするけれど食べちゃう事は殆んどない)からしても、噛んでるときにいくらかのポリマーや紙・ビニールを飲み込んだかもしれないけど、意図的に貪り食べることはないんじゃないかな~でもギュスと違って(ギュスは涎ボタボタの時に胃のムカつきから何度か食べました。それもダブルワイドを丸々1枚!でも数日がかりで出てきてました)消化管が細いはずだから、詰まることもあるかもしれないし、当分要注意と気を付けて観察することに。

でも19・20日は特におかしな素振りはなかったのです。

ところが、21日の午後から涎が増えてきて、舌をベロベロ出したり引っ込めたり、明らかに気持ち悪そう。

18012101.jpg

生憎かかりつけは日曜午後は休診。夜に入ってからはどんどん元気が無くなって(ちょっと涎は出てたけど食欲あったから夕飯は普通にあげちゃったんですよね~orz)、ペットシーツびりびりの件がなければ朝まで待ったんだろうけど、夜間救急やってる病院に電話しました。すると、「吐いてないんですよね?吐き戻しが始まって止まらないようだったら連れてきてください。落ち着けば朝イチでかかりつけ病院に行ってください」と。

夜通し沿い寝しながら様子を伺っていたところ、明け方4時過ぎくらいからすっかり落ち着いて、寝息を立てて眠り始めました。やれやれ一安心。でも念のためにかかりつけに連れて行こうと、朝は絶食に(これが上に書いた初めての絶食)。

一番乗りだったので診療始まると最初に呼ばれ、経緯を話して念入りに触診・聴診。

で、「お腹の動きは悪くないですけど、一応レントゲン撮ってみましょう」って。

そしたら、結腸あたりに次回出る分の便があるだけで、そこから上、胃までの状態はガスもたいして発生してないし、胃自体も空っぽで(=異物がある様子はない)サイズも正常、画像で判断できる限りだと何の問題もなさそう。

持参した朝の便も、この時は黒い部分もなくて、やや桿菌が多いながらもいつも通り。

一番考えられるのは、誤飲した若干の吸水ポリマーが膨らんで、それが幽門部を通過する際に気持ち悪くなって涎が出たのではないかということになり、整腸剤を普段より多目にあげて、今しばらく様子みてください、と。

この時、黒い便のこともサラっと話して、こんど出たら持ってきますと診察室を後にしました。

でもって、この日が例の大雪の月曜日!

しか~し、ここからの1週間は、エギ、絶好調。黒い便もまったく出る事なくて、ポリマーが胃腸を掃除したのか?くらいに普通でした。

ところが週末、28日日曜の午後、パパが「今朝エギのウンチに赤い小さなポチポチが混じっててさ、何かの実かな~南天とか?」なんて話をしてまして・・・なぜか夜は排便なし。

そしたら次の日、朝散で1回目のウンチに黒い部分が混ざってました。しかも、以前は出始めの10cmほどが黒かっただけでしたが、この時は大量の便の全体に黒い部分が散見していて、通常の色(茶色)の部分と斑まだらという感じ。さすがに画像アップするのは控えます。(T_T);

朝の散歩は1時間半~2時間と長目なので、いつも後半にちょっと軟らかめのをチョビっとするのですが、この時も2回目が出て、黒い部分はなかったけど、粘膜被っててちょこちょこ血が混ざってました。点というかちっちゃな円形というか、もしや昨日パパが何かの実といってたのってこの事?

それ以降は、毎回黒い便と血便(だんだん血液が増えていった)が続き、水曜が休診日だったため木曜(2月1日)にクリニック受診したのです。

でもでも~この日は絶食してなくて、オマケに便は黒い部分はあったものの血は混ざってませんでした。一番気になっていたのは血便なんだけど・・・

どうかな~と思ったら、先生、「今日もレントゲン撮ってみましょう」って。

その画像みて、先生浮かぬ表情。「胃に何かありますね。それから十二指腸に続く細い部分と十二指腸も膨らんでます。普通は細い管状のはずですけど。前回(22日)とは全く様子が違ってます。この1週間異状がなかった経過からして、その時の異物が残っているとは考えられません。何か思い当たる事はありませんか?」だって。

一生懸命思い出してみましたが、誤飲に当たるような事態は思い浮かばないし、家で無くなった縫いぐるみとかハンカチとか靴下とかはないな~散歩でおかしなモノ拾い食いした記憶もないし、たとえ有ったとしても、エギは丸呑みすることはないとほぼ断言できるんだけど・・・

通常のレントゲンでは輪郭がハッキリしなかったため、先生、「バリウム入れて吸着するか見てみたいんですけど。それとできれば一通り血液検査したいんですけど」って。

1歳を機に一度血液検査しておきたいな~と考えてたのと、この半月くらい白っぽい目ヤニがやけに多いし、何か出ないとも限らないからお願いする事にして、オーちゃん留守番させてたのでエギを預けて帰宅しました。

帰宅してからも、散々チェックというか、何か無くなってないかアチコチ見て回りましたが、無くなった物はなさそう。エギは、オーちゃんの口腔ケアやシコリの手当てに使った使用済みのガーゼやコットン、ティッシュなどにはけっこう執着するため、あるとしたらそれらを纏めてあるゴミ袋。でも普通のゴミ箱に一緒に捨てる事はなくて、そのゴミ袋を物色しに行けば一応気付くしねぇ~何時どこで食べたんだろう??

夕方5時過ぎに撮影が終了したというので迎えにいくと、間隔おいて撮影した10枚ほどの画像を表示しながら説明してくれました。

朝の画像ではぼんやりしていた異物がバリウムを吸着してかなりハッキリ写っていました。

バリウム入れた直後の画像では、胃の中には直径8cmくらいの球状の輪郭、幽門出たあたりに3~4cmのポコっとした膨らみ、十二指腸も4cmくらいのポッコリ。

30分後、1時間半後、2時間半後、5時間後とバリウムが腸の中を移動していってるのも確認できました。

にもかかわらず、5時間後の画像でも胃と十二指腸にはバリウムを吸着した異物の輪郭が残っていて、何か飲んでる事はまず間違いないだろう、見たところ布(製品)のような気がするとも。

以上の経緯から、冒頭で書いたように、JARMeC で内視鏡検査(と除去処置、だめなら開腹手術)の段取りとなった次第です。

      ******

話を戻しましょう。

診察室に呼ばれて、ここまで書いたようないきさつを話し、ひととおりエギの身体チェック、その後かかりつけで撮影したレントゲン画像を観て、「異物の疑いはかなり濃厚ですが、内視鏡の前に予備検査として再度レントゲンと血液検査(手術を想定して足りない項目)、それからエコー検査させてください。その後、内視鏡(=麻酔)検査に進む前にもう一度お話させて頂きます」といってエギを連れて処置エリアに。

この時、11時半くらいだったでしょうか。1時半頃に呼ばれるまで待機です。食欲もなかったけど昼時だったから、センターの隣のコンビニでサンドウィッチと飲み物を買ってきて、4階のラウンジで食べながら待つ事にしました。

窓の外には多摩川の流れと河川敷の公園が広がっています。外に出たときはまだ霙っぽい雪がチラついていたけれど、雪は積もっていませんでした。

18020201c.jpg

そういえば、ギュスターヴの骨肉腫の確定診断をつけるための検査をしたのが、2年前の2月1日でした。一日違いだなんて。あの時は雪こそ降っていなかったけれど、やっぱり凄~く寒い日で、留守番させたオーちゃんが気になって(GISTの術後3ヶ月でしたから)、検査中にいったん帰宅して様子をみてから夕方迎えに行ったのでした。

麻酔から覚めたギュスと感動の再会(笑)を果たしたのが、この4階のラウンジでした。なんだか色んなことが一気に脳裏に蘇ってきて、思わずウルルっと来そうになりました。まだ2年なんだよね。なのに今日はエギとここにいるって、なんだかすっごく変な気分。パパじゃないけど、エギ、生きて帰ってきてよ!あ、まだ麻酔かけてなかった。(^^ゞ

1時20分頃に呼び出しのアナウンスが流れたので1階に降りていくと、すぐ診察室へ案内されました。

そ、し、て、医者の口から出た言葉に目が点!

「レントゲンにもエコーにも異物らしき形跡はまったく認められないんですよ。どうします?」

どうします、ってどういうこと?と一瞬答えに詰まっていたら・・・

「かかりつけから頂いた画像と全くちがってまして、胃は空っぽ。結腸付近に昨日のバリウムの残り(の混ざった便)が写ってるだけで、上から下まで消化管には何も写っていないんです。エコーもキレイです」って。

それでも前日の画像から何もないというのは信じ難く、可能性としては低いけど、19日のペットシーツびりびりで吸水ポリマーを誤飲していて、それが胃壁や十二指腸の内壁に付着してることもなくはない。その場合、内視鏡で確認して、自然に流れそうなら様子見(=放置)、ダメそうだったら開腹して除去することは可能だけど、内視鏡入れて何もないという可能性も高そうだし、このまままたしばらく様子見る?

迷いに迷って、パパにも電話したりして、やっぱり内視鏡入れることに決めました。

女医先生、「黒色便や血便のこともあるから、上(胃側)からと下(肛門側)から、両方から内視鏡入れます。何か怪しいものが見つかったら採取して病理にだします」とも。

それと、エコーでわかったのかな?内腸骨の辺りと結腸近くのリンパ節が通常の域を超えて腫れているのが見つかったので、1歳という年齢から限り無くゼロに近いけど、リンパ腫とかも念頭に置いて、胃の方も腫瘍の傾向とかがないか精査するとか。

ハ~この際、見れるものは全部見てちょうだい、という感じ。

「2時半ぐらいから麻酔かけて、まさかの開腹手術に進むような事がなければ4時半には終わって、若いから麻酔の目覚めもいいだろうし5時にはお返しできます」と説明を受け、ママは再びラウンジで待機。

すっかり雨も上がってたから川べりを散歩してもよかったけど、あまりにも寒かったのでパス、またまたギュスの思い出に浸ってぼんやり時間をやり過ごしていたのですが、5時になっても呼ばれなくて、5時半になったので受付で訊ねたら医者に問い合わせてくれました。

そしたら、エギ、麻酔からの覚めが悪くてまだ動けないのだとか。モゾモゾしはじめたのでもう少しお待ちくださいって。

なんだか胸騒ぎ。

そうこうしてたら診察室に呼ばれて、「内視鏡でも異物は確認できませんでした。エギーユちゃん、体温が上がってこなくて、34度くらいなので、まだ立って動けないからもう少しかかります。目は覚めてるんですよ」って診察室の奥の扉を開けてエギが横たわってるケージを見せてくれました。

と、その時、エギがむっくり頭をもたげて、動き出す気配。

「あ、丁度起き上がったみたいですね。あとちょっとかな」だって。

それから内視鏡検査の詳細を、画面を見ながら説明受けたのですが・・・

結論として、異物はなかった、黒色便や血便の原因となるような出血部位も見つからなかった、全般的には若いこともあり非常に綺麗な状態であるが、胃と十二指腸に著しい炎症所見が見られる、ということでした。

これってどうなのよ?

何を意味してるの?

昨日のバリウムに写ったのって何?

出血がないのに、黒色便や血便て、どうなってるの?

謎・謎・謎だぁ~!

女医先生曰く、「胃壁の炎症がかなり珍しい状態でして、いわゆる急性・慢性胃炎とは全く違うんですよね(ママもそう思います)、でもかなり激しい炎症であることは間違いないわけで、ただし今の時点で原因は分かりません。細菌やウィルスによる感染とか、後は食餌、アレルギーとかも・・・」

段々歯切れが悪くなってきて、採取した細胞の病理結果が戻ってくれば何か分かるかもしれませんし、それでも何も出なければ食餌を見直すとか、アレルギー検査してみるとか、って続きましたが、もう6時をだいぶ回ってて、オードリーを預けたかかりつけの診療時間は7時までだし、エギも戻ってこないし、なんか思考がうつろなまま「とりあえず2週間分抗生剤と整腸剤を処方しますので様子見てください」と薬を渡されてお開きに。

診察室を出て、先に会計を済ませて待つものの、まだエギは戻ってこなくて、かかりつけに事情を説明して1時間くらい延長してもらうことにして、そしたらやっとエギが戻ってきました!

あ~どうなるかと思ったよ。さぁ、帰ろう!

顔はげっそりやつれ果てて、目だけギョロギョロ、外に出るなりぐいぐい引っ張っていくので何かと思ったら、朝と同じ場所で超大量チッコ。麻酔の静脈点滴でいっぱい水分入れたから?ま、出たんだからいいや。

点滴の針が入ってた前足に包帯まいてたので、万が一食べちゃうとマズイから、なんと、エギたん、フリーで助手席に乗りました。疲れてたのでしょう、大人しく丸まってました。^^;

帰宅時間帯の渋滞に巻き込まれるかな~と心配だったけど、思いの他順調に流れてて、これだったら30分以内の遅刻で済みそうだわ~と喜んでたら、キャ~新百合が丘の駅前の交差点から先が全く動いてないみたい。前方で次々車列を離れてユーターンしてくる車が見えたので、交差点手前だったママ、右折して裏道を行く事にしたのですが、しばらく通っていなかったので、一ヶ所右のところを左に曲がっちゃって、そこからしばらくウロウロ、10分以上のロスタイム。

7時50分くらいにや~っとクリニックに到着。

院長先生が一人受付で待っていてくれました。スミマセ~ン。m(_ _)m

既にセンターの担当医から連絡はあったものの、なんか話が今ひとつ分からないって。そりゃそ~だ。事の発端の “異物” は陰も形もなくて、出血も全くみつからず、なんのための内視鏡検査だったんだろう?ですからね。

もう時間も押してて、オーちゃん、そろそろ夜ご飯ほしそうだったから、当面は様子見ということでクリニックを後にしたのでありました。

家に着いたらパパが先に帰宅してて、部屋が暖まっていたのがせめてもの救い?

いや、エギのお腹の中に異物がないとハッキリしたんだから、少しは意味があったのかな?

お疲れ様。二日も嫌な思いさせてゴメンね。ゆっくり眠って。

18020203.jpg

帰宅したらとっても水を欲しがってたエギだけど、麻酔から覚めるのが遅かったため10時を過ぎてからほんのちょっと口を濡らすくらいあげただけ、ご飯はお預けと言われてたけど、落ち着いてたので、11時頃少しだけプリンをあげたら嬉しそうに平らげてパパの布団に潜り込みました。

朝のうちはちょっと大人しかったけど、ご飯をいつも通りにもらえたらすっかり元気になりました。内視鏡で粘膜が傷ついてしばらく血便になるといわれたものの、今日は黒色便も血便もでず、このまま全部終わってくれたらいいのにな~(^.^)

<今朝はノビノビ~と婆ちゃんにひっついてたエギ!>
18020301.jpg



コメント(2) 

春と冬が行ったり来たり。。。 [病気・ヘルスケア]

このところ春らしく天気が短い周期で変わっていて、冬と春が交互にやってきてますね。暖かいのは助かりますが、次の日また冬に戻ると体が着いて行けませ~ん。(>_<)

それはワンコのシニアも一緒らしく、先週の木曜、ポカポカ陽気に気をよくして日中日向ぼっこで外に出たオードリー婆ちゃん、夕方から体調一変!夕飯になっても起きてこなくて、すっかり準備が出来たので起こしたら、足が後ろだけじゃなくて前もヨタヨタ、立てなくなっちゃってました。

一昨年の11月に発作的(?)な一過性の左半身麻痺みたいな事が起きて以来、時々おかしくなって、でもヤバいかも~な状態は数分から数時間だけで、あとは徐々に戻ってくるので、今回もそんな感じかな~と様子をみてましたが、オーパパが、「呼吸が弱すぎる。変だよ。ダメかもぉ~(/_;)」なんて騒ぐので、試しに鼻先に大好物の苺を持っていってみたんだけど、ありゃま~無反応!

ママも少々焦りましたけど、呼吸が弱いといったって規則的で呼吸数もすごく安定してて、見た目はぐっすり眠ってるような・・・パパが「死んじゃったらどうしよう!」ってオロオロしてたので、「このまま永眠できたら大往生じゃん!」と返すママ。

だってさ、この先また何か患ってシッテンバットウしながら最期を向かえることだって無きにしも非ず、だったら眠るように逝くのは悪くないんじゃない?って本気で思う昨今です。

実は年末年始で気になることがあって、先月、これで最後と久々の全身チェック@エコー&レントゲン+血液検査した結果、胃の出口付近にGISTの再発を疑わせるような所見がでて、下手するとまたしても通過障害でゲーゲーやって、もう手術はできないから、そしたら最後は飲食できなくなる(オーちゃんが食べる気あっても!)というシナリオも有りという話になって、そんな目に合うくらいならねぇ~安らかに眠ってるうちにお空に帰ってほしいわけですよ。

おやおや、話が思いっきり逸れました。

季節の変わり目で、体調管理に気を使う時節だというお話でした。あ、婆ちゃんはその後復活してますので、ご安心くださいませ~^^;

そして、ご心配かけましたエギ坊ですが、高度医療センターでの大掛かりな検査以降、医者の予想に反して一度も血便・黒色便はでず、いたって普通に過ごせて居ります(居りました、かな?)。

病理検査の結果、腫瘍っぽいものは何も出ず、小腸部(十二指腸・回腸・空腸)の粘膜がひどく荒れているけれど、採取した胃の細胞は炎症所見はなしですと。じゃあ、あの時見せられたおかしな胃内壁の状態はいったい何だったの?もう治ってるのかしら??

医者は、諸々の結果からすると “アレルギー性胃炎” の疑いが大なので食餌を見直したりアレルギー検査を受けたりって言い出しましたが、当面食餌と体調を注意深く観察するも、あんまり神経質にアレルギー対応はとらないつもりです。オードリーもギュスもお腹の具合が落ち着いたのは3歳前後でした。エギはパピー期にとてもお腹の状態がよかったので、なんだか大袈裟な事になりつつありますが、ここは少し長い目で見て行こうと考えています。

といいつつ2週間服用したフラジールとビオフェルミンR(サワシリンはかかりつけと相談して1週間で中止してました)が終わってかれこれ10日、昨日辺りから何気に食後おとなしくて、全体的にパワーダウン(他所の人が見たら充分パワフルですけど。^^;)気味でして、今日は軟便。シニアじゃないけど陽気の変化に体が追いつかない??

3匹目ともなると大雑把に対応する部分がある一方で、1匹目(が若かったとき)には気にならなかったことが気になるというか、見えてなかった事が見えちゃって、過剰に反応しちゃうこともあるので、その辺を頭に入れつつ、もう少し大らかに対応したいと思っています。

それにしても、エギってスタミナないような気がします。ギュスのときにも同じこと言ってたような・・・ついついオードリーと比較しちゃうからなんでしょうけどね。

今日も少し暖かくなったからか、散歩から帰って玄関入るなりバッタリ行き倒れてました。お腹の方も下り坂みたいだし、う~ん、シニア並に季節の変化がこたえてるのかな?

18022001.jpg


そんなこんなで、近頃、オードリーがパピーの頃のタフさに思いを馳せることがしばしばでして、閉めちゃったホームページに載せていた『山日記』からいくつか転載してみることにしました。

      ******

最初の記録は、生後4ヶ月と3週間でいった初めてのハイキング!

----------------------------------------------------------------------------------------

『日 向 山』

2003/08/19 (火)   

 オードリーが生後50日でウチにやって来たのが5月19日。一週間後に混合ワクチンの1回目を接種した。その時、耳の中やお腹に湿疹が出ていたので一緒にみてもらったのだが、獣医の対応が適切ではなかったようで、みるみる悪化。別の病院へ連れて行って処置してもらった。成り行きから2回目の予防接種もそちらの病院で受けることになったのだが、今度の獣医さんは、1回目の接種は早すぎたかもしれないので、もう2回受けるようにという。まぁ感じもいいし評判も良い先生みたいだったので、先々のことを考え指示に従うことにしたのだが、お陰で『お散歩解禁』は7月中旬になってしまった。

 そんなわけで、お散歩デビューは梅雨まっただ中。雨の止み間に家の近所を2~30分引きずられるように走り回るのが日課になっていた。8月に入っても梅雨は明けず、冷夏。ワンコにとっては過ごしやすいのだろうが、最大の楽しみである散歩も流れがち。三、四日雨が続いてくさっていたとある平日、気温はさほど高くないし、どうせぬれてドロンコになるなら、いっそハイキングしてみようと思い立ち、丹沢の入り口、広沢寺温泉から日向山に登り、弁天沢キャンプ場を経て戻る、2時間ほどのコースを歩くことにした。

 登山口までは1時間ちょっとのドライブだけど、車酔いが心配。案の定、あと数分というところでオエッ。ほんのちょっとだったのでそのまま走って、広沢寺温泉の駐車場へ。もどしたものは再度オーちゃんの胃袋におさまったらしく、跡形もなかった。いたって元気なので、小雨の中を歩き始める。とはいっても初めての場所なので大興奮。地面に鼻を擦り付けて、思いっきり引っ張りながらズンズン先へ進む。山道に入っても勢いはとまらず、数日来の雨でグチョグチョの登山道を泥まみれになりながら駆け上る。ついていく方は、も~大変っ! 天気が天気なので他にハイカーもおらず、山頂では、持参したドライフード(オーちゃん)とコンビニおにぎり(私)でのんびり昼食。

 食後、なだらかな尾根道を沢筋へと下る。当時は、常に私より先を行くオードリーだったのだが、両側から草の生い茂る場所にさしかかると、なぜか後ろにまわってついて来る。このころはまだ、気が強い仔だとばかり思っていたので、怖がっていたなんて思いもしなかった。沢に降りたところで水遊びをさせようとしたが乗ってこないので、帰路につこうと丸太橋を渡りはじめたら何やら大騒ぎを始め、あえなくせせらぎにドボン。落ちた高さは4~50cmで水の深さも20cmかそこら、気にもしていなかったのだが、彼女はかなりショックだったようで、岸に飛び上がった後は水に近づこうとしない。水が苦手になっちゃったかも...と少し反省。

 林道に出ると、またまたいつものオーちゃん復活! ママを引きずって駐車場までひとっ走り。初ハイキングは幕を閉じたのであった。

PS
オードリー: な~んかモノ足りないワンッ!
ママ:冗談じゃない! ヒーヒー、ゼーゼー、あ~疲れた。

<コースタイム>
自宅(8:45) = 広沢寺駐車場(10:15/:20) - 日向山(11:00/:20) - 梅の木尾根分岐 -
弁天の森キャンプ場 - 駐車場(12:10/:40) = 自宅(13:45)

      ******

次は、初ハイキングの翌週にいった2回目。(^^;

----------------------------------------------------------------------------------------

『仏 果 山』

2003/08/28(木)   

 ハッキリしない曇天のもと、丹沢は宮が瀬湖畔の高取山と仏果山に登ってきた。雨こそ降っていなかったものの、平日だし、夏場の低山ということで、ハイカーは少なかった。

 以前、宮が瀬ダムにドライブしたときは激しく酔ったので、かなりビクビクだったが、今回は無事クリア。湖畔の駐車場に停めて、約1時間の登りで稜線へ。この頃には雲も晴れてきて薄日が差しはじめ、暑くなるのではと警戒。でも尾根は風が吹き抜け、心地よい散歩が楽しめた。

bukka01.jpg

 高取山で昼食をとり、見晴し台に登る。山頂の手前はちょっとゴツゴツした岩まじりの道なので、登りはビュンビュン飛ばしていたオードリーも、帰りの下りは慎重。こっちも下りで引きずられたら転がってしまうので、先に行きそうになると、立ち止まっては戻しながらゆっくり下る。

 仏果山では3人連れのハイカーに出会い、シャッター押しますよという言葉に甘えて、貴重なツーショットをゲット!

bukka02.jpg

 分岐まで戻って、登って来た道を下っていくと、地元の消防団のトレーニングとかで、制服姿のおじさん(おにいさん?)たちがゾロゾロ登ってくるのに出くわしたから、さぁ大変。目が合ったり声をかけられるたびに愛嬌を振りまくオーちゃんをカームダウンさせるのに一汗かいてしまった。

 一団を見送った後、興奮さめやらぬオードリーをなだめすかしながら駐車場に戻りヤレヤレ。車に乗せるために手足を拭いていると、ナ、ナント、オーちゃんに蛭が2匹吸い付いているではないか! そういえば『蛭に注意』の看板あったし、途中、いきなりグルグルまわったあと座りこんで動かなくなった時、蛭がついたのかも... 今回も、またまた反省。

<コースタイム>
自宅(10:15) = 上村橋駐車場(11:45/12:00)- 分岐(12:50) - 高取山(13:10) -
分岐(13:30) - 仏果山(14:00) - 分岐(14:30) - 駐車場(15:15/15:30) = 自宅(17:00)

      ******

知らないという事は恐ろしいというか、真夏の低山に仔犬を連れて行くなんて、今じゃかなり考えちゃいますけど、でもでも~オードリーは全くバテませんでした。帰りの車だって立ちっぱなしで騒いでたし(オーちゃんは生涯車はフリー乗車!)、帰宅後も「ご飯、ご飯!」と騒いでましたっけ。

最後は、1歳の誕生日から5日目、現在のエギより1ヶ月半くらい若いオードリーの谷川岳登山の記録を載せておきましょう。

4月とはいえ上越県境の雪山本格登山でしたが、これも(体力的には)難なくクリアして、やっぱり帰路も寝てなかったと記憶してます。立ったり座ったり、ときどき伏せたくらい?いや、伏せはしなかったな~^^;

----------------------------------------------------------------------------------------

『谷 川 岳』

2004/04/03 (土)  

taniga03.jpg

だいぶ前から行こう行こうといいながらなかなか実行に移せないでいた谷川に、やっといくことになった。が、私が朝起き抜けにギックリ首になりブツブツいっていると、パパが、行くだけいこうよというので、仕度を始める。5時出発。途中あちこちで満開の桜を愛でながら、予定どおり8時半土合着。登山センター周辺もたいして雪はなく、登山口を探しながら林道を進むが、それらしいトレースが見つからないままマチガ沢の出合に。

   

山麓はまずまずの天気だが、谷川の山頂はガスに包まれている。対照的に白毛門は春の日差しに輝いている。さて、ここで、西黒の入口を探しに戻るか、はたまたロープウェイで上がるか思案するも、山頂をめざすならあまり時間をロスしたくない。見れば、雪洞掘りや雪訓をやっているパーティがいるので、この時期、巌剛新道って有り?といいつつ、いける所までいってみようというパパの言葉に引きずられて沢に入る(立ち入り禁止のロープが張ってあるのに)。

taniga05.jpg
   
taniga06.jpg
所々デブリの跡を通過し、いつしかノドが立ち上がってくるあたりまで来てしまう。時計も10時をまわって、そろそろ尾根にあがらないとヤバイよということで、西黒尾根の鞍部に達する枝尾根に取り付く。対岸の沢筋では小規模ながら底雪崩が起きている。いつ聞いてもイヤな音! 登っていくうちに、夏道そのものだということが判明、さらにトレースの跡らしきものがでてきて、西黒尾根に合流、昼食。
   
アイゼンを付けて、目の前の岩場からスタートするが、やはりオードリーがビビる。すると、ダンナのザックから、9ミリザイルが! オードリーをミッテルで確保し、なだめすかしながら2カ所ばかりの小岩場を通過。ガスで視界は10メートルもないし、ミゾレにたたかれるし、おまけにマチガ沢側から吹き付ける風で右半身の感覚がなくなりそうだが、あの岩場を下らせるのは至難の業なので、淡々と山頂を目指す。
   
目標物が何も見えないので(通称ザンゲ岩は埋まってました)どこまで来ているのか全然わからないまま、往路のタイムリミットに決めていた14時が迫ってくる。その時、下山してきた登山者に出くわし、もう間もなくだと聞かされる。じきに肩の広場に到着、記念撮影だけでもと、山頂に向かう。視界の悪さから、天神尾根の下りはじめで迷わないか不安だったが、行ってみると赤旗がたっていた。この視界でもなんとか次の旗が見える程度の間隔で設置されていたので、導かれるまま下る。西黒を登っていたときよりも遥かに強い風がヒツゴー沢側から吹き上げて煽られるが、ロープウェイの最終時刻が気になって転がるように下る。
taniga01.jpg

急な下りが終わったあたりで振り返ると、強風でガスがはらわれ、谷川の双耳峰が姿を現していた。天候は急速に回復しているが、相変わらず風は強い。ほどなく天神平スキー場のリフトも見えてきて、今回の山行で、はじめてホッとする。3度目のロープウェイ乗車となったオードリーは、ダンナの膝の上ですっかりリラックスして景色を堪能している。やれやれ、春山の色んな側面を一度に体験した、長~い一日だった。
 
taniga07.jpg

taniga08.jpg
  

taniga02.jpg
<コースタイム>
土合ロープウェイ駐車場 9:00 -マチガ沢出合 9:40 - (巌剛新道) - 西黒尾根合流点 12:00 / 12:25 -谷川岳 14:20 / 14:25 - (天神尾根) - 大岩(本来のザンゲ岩) 14:50/15:00 -天神平ロープウェイ駅15:55

 

      ******

1歳で積雪期の谷川岳を登るには、それまでに順次ステップを踏んでのことですけど、ことスタミナに関しては生まれ持った基礎体力が違うように感じます。

8歳で非再生性の溶血性貧血を発症、骨髄線維症も併発していて骨髄で造血できない身だというのに、13歳でGISTの摘出手術、術後感染による緊急再手術を経て、今なお旺盛な食欲に支えられて生き続けてるのも、生まれ持った持久力のお陰かもしれません。

エギちゃ~ん、オードリーと同じは無理でも、もうちょっとシャキッとしませんか??

「無いモノねだりするより、あるモノ活かすこと考えてやって!」
18022002.jpg

コメント(0) 

余生?余命?? [病気・ヘルスケア]

関東の梅雨入りも秒読みらしいですね。でも今日は昼前くらいからカラッとしてきて、午後は気持ちいい陽気でした。明日から傘マークが続いてるので洗濯三昧でした。そして、毎日が日曜日なパパはエギとお散歩三昧&犬のトイレスペースの大掃除に取り組んでくれました。(^▽^;)

18052905.jpg

お掃除の間、エギはハウスで大人しくしてくれましたよ。(*^-^*)

18052906.jpg

さて、本日5月29日でオードリーは丁度15歳と2か月となりました。

体調面の話をすると、このところは小さなアップダウンを繰り返しながらもなんとか持ちこたえているという日々が続いていましたが、実は一昨日(5月27日)の晩、激しい痙攣発作を起こしまして、あまりの激しさに、パパ&ママ、しばし茫然としてしまいました。

犬たちの1回目の夕飯が終わり、人間の夕食が始まろうとしていた時でした。オードリーの呼吸がハァハァしだして、何やら便意を催した様子でした。ご飯食べて胃腸が動き出したところへ、人間の食事の臭いや気配で興奮しだし、それが引き金となって排便するというのは最近よくあるパターンでして、これ自体は“いつものこと”でした。

便を片付け終わってテーブルに戻ろうとしていたときでした。

オードリー、立ち上がったついでに、ふらつきながらもテーブルの方にやってこようとしていたのか、方向転換したときにバランスを崩してバタッと倒れました。これもわりとしょっちゅうあることなので、あまり気に留めず椅子に腰を下ろそうとしていたら、パパが「オードリーが変だよ!」って凄く緊張した声を上げました。

急いでオードリーに近付くと、横臥の状態で非常に激しく痙攣していました。

四肢は伸びた状態で、全身ガクガクと痙攣していました。

次第に手足や腹部が硬直してきて、口からは泡状の涎が噴き出てくるものの、上下の顎が噛み合っていて舌先が挟み込まれていたので千切れやしないか心配で、こじ開けようとしましたが、痙攣が起きてる最中は開けませんでした。

眼振はなく、意識は微妙。目はカッと見開くでもなく、焦点が合わない風にも見えず、どちらかというと普通の感じ?とにかく痙攣が激しくて、体はガクガク震えているんだけれど、手足は突っ張っていました。

原因がわ分らないのでどう対応したらいいのかも分からず迷いましたが、そっと頭部を抱きかかえて耳元で「オードリー!」と呼びかけてみました。でも反応はありませんでした。

脳卒中とか脳腫瘍の破裂とかだとやたら動かさないほうがいいだろうし、嘔吐でもしたら異物が喉に詰まったり誤嚥が起きてヤバいんじゃない?とか、色んな事が頭の中を駆け巡るものの、どうするのがいいのか分からずうろたえているうちに、とりあえず痙攣が収まりました。その間1~2分だったと思いますが、やたら長く感じました。

痙攣が止まり、呼吸も落ち着いてきたので、少しホッとしました。

でも少ししたら、今度は手足がバタバタ動き出しました。最初は右半身(前足&後ろ足)が動いてませんでしたが、まず右前足が動き初め、次第に後ろ足も!この時点で上腹部の硬直も解けていたので、一応危険な状態は脱した?

発作の最中は撮れなかったので、手足が動き出したときの動画を貼ります。


痙攣が収まった直後は右の前足&後ろ足が突っ張った状態で、このまま固まっちゃうのかな?みたいな。意識は、あるのかないのか今一つはっきりしないし…でも日曜の夜8時だったので、かかりつけは診療時間外です。

夜間救急にかかろうか…でもでも~その前にゆうさんに相談してみよう!

というわけで、定期的にオードリーのボディケアをお願いしてるゆうさんと連絡を取ると、「痙攣が落ち着たなら少し様子をみてもいいかもしれないから、かかりつけの留守電にメッセージ入れて返信待ってみては?」とのアドバイスを頂き、かかりつけに電話。事の次第をかいつまんで留守電にメッセージを残したところ、しばらくして院長先生から電話がかかってきました。

先生も、「痙攣が1~2分で収束して状態が落ち着いているなら様子をみていいけど、再び痙攣が起きて繰り返すようなら救急にかかってください」と。また、「このまま朝まで落ち着いているようだったら、話の感じからすると癲癇発作のようなので、再発したときのために座薬を出すので、明日ひとまず飼い主さんだけで来院してください」とも。

翌朝、お腹の不調で延び延びになってた狂犬病ワクチン接種があったのでエギを連れてクリニックに行きました。

18052102.jpg

おおよそのことは電話で伝えてありましたが、ここ最近の月例受診の状態や、これまでの経緯(長い長い病歴?!)から、高齢による認知症もあるだろうけど、それだけでは無さそうで、恐らくは脳になんらかの疾患があるのではないか、という結論に。

「脳血管系よりは脳腫瘍っぽいかな~MRIとかすれば少しハッキリするでしょうけど、そういう状況じゃないですしね」って。

オードリー、2016年の11月に一度軽い痙攣が起きていて、その時は立っているときに数十秒くらい小刻みな痙攣が左半身(だったはず)に起きて、立っていられなくなって崩れるように潰れたものの、痙攣が収まった後はすぐに立ち上がっていたし、翌日だったか、前足がおかしくなって、ケンケンみたいに跳ねながらクルクル回って心配したけれど、1週間くらいで元に戻るということがありました。

原因はよくわからず、脳に何か起きたのかも、といわれたけれど、その後症状が出なかったこともあってそれっきりにしてました。

当時はまだ大学病院にかかっていたので、主治医の先生が画像診断(MRIやCT)すれば何かわかるかもしれないけどって仰ったけれど、その時も、全身麻酔しなきゃならないし、この期に及んで脳に何かあるからって大掛かりな(手術とか?)治療はしないと決めていたこともありました。

そんな我が家の意向をご存知のかかりつけの院長先生なので、原因究明して積極的に治療をとは言いださなかった訳です。

ママが「脳腫瘍とかが原因だとしたら、今後発作が頻発することになりますか?当面どう対応すればいいでしょうか?」と尋ねると、「以前にも痙攣したことがあって久々の再発ということなので、またしばらく何事もないかもしれません。でも数か月後か半年後かにまた発作が起きるかもしれません。今度発作が起きたら、まず座薬で対応してみて、月に1~2回と頻発するようになったら内服の抗てんかん薬を使うことになります。癲癇発作であれば発作の最中は脳の活動が異常に活性している状態ですから、できるだけ安静にして、日常も過度に興奮しないようにした方がいいです」って。

癲癇というと子供の引き付けみたいなことがすぐ頭に浮かびます。あんまり神経を昂らせない方がいいということ?穏やか~に過ごさなくちゃね。('◇')ゞ

      ******

この先をアップするか少々迷ったのですが、続けることにします。ただし、敢えて晒すか~なここ最近のオードリーの動画や傷口ケアの画像を含むので畳んでおきます。関心のある方はご覧下さい。


続きを読む。。


コメント(0) 

サークルケージ [病気・ヘルスケア]

引き続きポカポカとブルブルが交互に訪れる日々ですね。体調管理に四苦八苦のシニア世代(犬&飼い主!)です。(*ノωノ)

さて、本日は重大ニュースの発表でございます!(笑)5月に定年退職を迎え、その後プータロー生活を謳歌オードリーの介護生活に邁進してきたオーパパが、先月下旬、突然「再就職しようかな~」と言い出したと思ったら、あれよあれよという間に話が進み、一時は今月から就労か?!みたいな。

最終的には出社は年明け、そして当面は午後だけのパートタイムということに話が落ち着いたみたいですが、正直オーちゃんのお世話がというか、ひとりで留守番させるのがかなり心配です。

買い物は週末に纏めるとか間に合わなければネットスーパー使うとかも可能ですが、毎日のエギの散歩はどうしても外せないですからね。恐らく昼近くに出かけることになるはずなので、これまでどおり朝散タップリのパターンは維持できるとしても、夕方もサクっと3~40分は行きたいし…

というわけで、前々から検討していたサークルタイプのケージを試すことにしました。



(購入したお店が検索で出てこなかった。もうちょっとお安かったです。^^;)


なんたって眠っているとき以外はグルグル回っていたいオードリーですが、立って徘徊はできませんので、左の腰を下にして足を崩した姿勢で伏せさせてやると、その態勢のまま疲れて眠りに落ちるまで、長い時は2~3時間もエンドレスに回り続けます。

回ってるうちにジワジワと移動、窪みに嵌ったり家具に阻まれることもありますが(その都度移動させないとじきに癇癪起こします)、お構いなしにズリズリやり続けるのでシコリが潰れて出血したり、擦れた体表や肉球が炎症起こしたり、それでも止めない(止まない?)のです。orz

また、自力で立ち上がることは滅多にないけど皆無ではないし… さりとて立ち上がってもすぐにひっくり返ってしまうため、倒れた衝撃でシコリが破裂したり失禁したり、色々勃発するのです。しかも、今の今まで一緒にいた間は何事もなくて、ホンノ数分目を離した隙を狙うかのように “事件” は起きるのです!(*´з`)

このサークルケージとて、立ち上がった拍子にバタンと倒れ掛かったら引っくり返るかもしれませんが、底があるので少しはマシかなぁ~それと倒れ込んでもスチールよりはぶつかったときの衝撃が少ないかな?様子見て内側に薄手のウレタンマットを貼ってみるのも有かもしれません。

とりあえず、起きてグルグル這いまわってる状態ではイイ感じです。(*^^)v

18120902.jpg

Lサイズですが、本来は中型犬用(認知症で旋回し続ける柴ちゃんとかにいいかも...)みたいです。でもオードリーは立って歩くことはできないし、横になっても余裕があるのでサイズ的には申し分ありません。(円型の敷物もポチっとしたけどまだ届いてないからいつものマットを入れてみました。^-^;)

この状態で3~40分、できれば1時間お留守番できたら万々歳なんですけどね~どうなることやら。


あ、ブリタニーならジャストかも。天面にメッシュの蓋も付けられますから!(爆)

「エギ、アンタはまだ入らんでヨロシイ。あと15年待つのだよ!」
18120901.jpg

実は、ウチの場合もう一つメリットがあります。

エギが執拗にオードリーのシコリからの出血を嘗めようとするのを阻止できるのです。

エギには思いっきり甘い母ちゃんですが、オードリーの傷口を嘗めようとした時だけはマジで雷落とします。そうは言っても四六時中監視してるわけではないので、日に何度か騒動になります。これを除けばほとんど問題のないエギなのに、これだけがどうしても解決できずにいましたが、サークルの入り口を閉めてしまえば、さすがにこじ開けてまでは嘗めに行かないと思われます。(希望的観測?!)

閉めるの忘れないようにしないとね。(^^ゞ

なんたって未だに婆ちゃんに引っ付くのが大好きなエギなので。

18112301.jpg

婆ちゃんに叩かれても(笑)ココがいいらしい。(;^ω^)

18112301b.jpg

一人で寝てることもあるけど、ママやパパがマッタリしてるとすぐに引っ付いてくるしね。そろそろ自立してちょうだい!

18112201.jpg


コメント(0) 

オーちゃん近況 [病気・ヘルスケア]

昨日の予報では昼前にいったん止み間があるはずだったのに、けっこう早くから本降りになりました。冷たい雨が降り続いています。[雨]

気温が低くて、雨の中散歩にでる気力が湧かないから、本日はエギの夕散サボりました。パパが出勤前に3~40分ほどトイレ散歩(なのか?)に行ってくれたんだけど、夜は家のトイレでお願いすることにします。(;^ω^)

エギーユはお散歩デビュー以来すっかり室内トイレしなくなっていまして、よほど切羽詰まった時しか家でしません。30時間くらい粘って根負けしたことも何度かありました。

しかも、そんなに粘って大量貯留されてる時でも、家を出てすぐに一度で長々と放出することはなくて、通常通りの小分けマーキング排尿を少なくとも15回くらいはするのです。

そのため、あの手この手で頑張って来ましたが、今年になってようやくマーキングのコントロールができるようになってきています。

そのせいか、一見散歩中に出しきったようでも、帰宅後すぐに水飲んでトイレでちっこということが増えてきました。

なので、ここは一気に室内トイレを実用的な使用レベルに持っていきたいな~という希望もあって、せっかくの雨降りだから、ちょっと様子見てみようという腹づもりで夕方の散歩休みました。(散歩サボる言い訳も大変だぁ~^^;)

結果はいずれ報告しますね。乞うご期待!(爆)

<珍しく終日ねむねむモードなエギ坊&旋回運動一休み中のオーちゃん>
19022801.jpg

      ******

オードリーの近況のつもりが、エギのトイレ事情の話になってしまいました。(^^ゞ

本題に入りましょう。

がぁ~本日の記事、流血のシコリをはじめ少々(かなり?)グロい画像を貼るので本文畳むことにします。関心ある方のみご覧下さいませ。m(._.)m

続きを読む。。


コメント(4) 

楽になるのは誰? [病気・ヘルスケア]

オードリーは今日も頑張っています。頑張って欲しいわけじゃないんだけど、頑張ってるとしか言いようがない状況です。

4月10日の朝、ムース風に調理した鮭を一匙口にして以来何も食べていないと前回書きましたが、シリンジでの水分補給も15日から受け付けなくなりました。全身激しい脱水状態ですが、輸液をしているので生きています。

ギュスターヴの看取りから学んだのは、最後軟着陸するにあたって一番肝心なことは『水』のコントロールだということでした。

ギュスの時は、脱水により落ち窪んでいく眼球や、張りを失って上下の歯列の間に垂れ下がり、食いしばった犬歯によって傷つき、終いには穴が開いてしまった上唇を見るにつけ、少しでも輸液で潤った方が楽なのではないかと思い、輸液を続けました。

亡くなる二日前だったか、もう口からは飲めませんという意思表示のように、洗面器一杯分くらいと思える血液交じりの『水』を吐きました。口が乾くのか、食べなくなってからも経口補水液(薄めたポカリ)をけっこう飲んでいたのですが、恐らくきちんと処理されずに胃に留まっていたのでしょう。(でもこれが全部ではありませんでした。もう1回同じくらいの量を吐きました)

にもかかわらず、私はせっせと輸液を続けていました。

そして、息を引き取る直前にも500cc1本を点滴し、亡くなったギュスの背中には、吸収されなかった輸液がタポンタポンに残っていました。

それまで私が看取った人間たちは、終末期の輸液で手足はじめ全身が浮腫むことが大部分でしたが、ギュスはある時を境に浮腫みは解消していました。輸液を始めてはいたけれど、まだ口からも飲んでいた時期だったと思います。

思うに、この時点で水分補給を止めていたら死期は早まったかもしれませんが、朦朧とする意識のなか、もう入って欲しくない『水』を拒むこともできず、辛い時間を長引かせることはなかったのではないかと、見送ったのちに、喉に刺さった小骨のように私の心をチクチクと刺し続けています。

そんな後悔から、オードリーの看取りの際は輸液はしないと決めていたのに…

できませんでした。

ギュスとは違って気道が塞がっていくという状況のオードリーについて、呼吸困難の進行とともに激しく悶えながら吠える姿をみていて、呼吸が楽にならないのなら、せめて脱水だけでも緩和してやる方がオードリーが楽なのではないかと思ってしまったのです。

獣医師には終末期でも体が枯渇しているより潤いがある方が呼吸等は楽なんだと言われたこともあるし、実際、輸液をすると呼吸が穏やかになっていくのが分かりました。

それでも、オードリーの体格から適量と考えられる量の半分ほどを1回で点滴したところ、最初の時は吸収されるのに15時間くらいかかり、間違っているのではないかと自問しました。

先生は、既に脱水が進んでいて末梢血管が潰れている(干からびている?!)から上手く吸収しないので、何度か続けて血管が潤えば吸収するようになるはずと仰るので、2回目からは一度に7~80ccくらい点滴して、吸収され切るのを待って次の輸液をするようにしたところ、吸収がスムーズになり、オードリーの体にも目に見える変化が起きました。

骨皮筋子ちゃんになってしまって、肋骨のみならず殆どの骨格が浮き上がって見えていたのが、全体的にふっくらして、毛並みまで立ちあがってふんわりしたのです。

そしてシリンジでの経口補水にも応じるようになり、時には体を起こして晴れやかな表情を浮かべることまで。

この時点では、あ~補水を断つのはまだ時期尚早だったんだと納得したのです。

でも一方で、呼吸困難はじわじわと進行して、ギリギリの脱水状態よりはゆとりがあるからか、口の腫瘍や全身のシコリからの出血と鼻水が止まらず、見た目はますます辛そうになっていきました。

そこで今度は濃縮酸素を導入して酸欠を和らげることになり、結局ギュスターヴの終末期と同じ対応を取ることになりました。

濃縮酸素で幾分楽になったのか、しばらくは悶えることが下火になったものの、導入から1週間ほどで追いつかなくなったようでした。

またもがきはじめ、日に日にエスカレート、激しく前足をバタつかせ、頭をもたげ、上体を起こそうと暴れます。激しく動けば酸素消費量が増えるため、ますます酸素が足りなくなって苦しくなります。

そうこうするうちに15日からはシリンジでの補水を拒否するようになり、あ~今度こそ『水』を切るときが来たんだ、と感じました。

しかし、背中に入れた輸液はきちんと吸収され続け、排尿も自然(失禁?)だったり圧迫だったりで出せていて、何より、輸液することで幾分ですが呼吸も穏やかになるようでした。

でも、15日から16日にかけては夜通し(息苦しくて!)もがきながら吠え続けました。

16日は火曜日でした。翌日は休診日です。

ほぼ一日分ずつ出してもらっている輸液の追加を取りに行くにあたって、このまま続けるか、最後の決断(=安楽死)をするか、オーパパと話し合いました。そして、決断しようという結論に達したのですが…

クリニックで先生にその旨告げると(診療開始前に留守電におおよその状況と結論を入れておきました)、我が家の意向は理解したけど、最終決定の前に輸液に鎮静剤を混ぜて落ち着くかみてみませんかとの提案を頂きました。

先生としたら、いざ安楽死を実行するとなると、他の飼い主さんの目もあるのでしょう、診療が終わる頃合いで連れてきてくれればということで、それまでの半日の間、苦痛で吠え続けるよりは鎮静をかけてみて落ち着けばその方がいいという意味合いもあったのかもしれません。

すると、数日前に試した経口の鎮静剤はまったく効かなかったのに、輸液に混ぜた鎮静剤はみるみるうちに効き目を見せて、点滴しているうちに呼吸が穏やかになって、もがくこともなくなりました。

現金なもので、穏やかに寝息を立てるオードリーの姿をみると、朝の決心はすっかり鈍って、このまま鎮静をかけながら自然に命が終わるのを待とうという方向に気持ちが傾き、夕方、クリニックを再訪して鎮静剤入りの輸液の追加を貰ってきました。

クリニックが休みだった17日は鎮静剤入りの輸液を1回100ccずつ3回点滴しました。呼吸は終日穏やかに過ごしたのですが、午後は口からの出血が酷く、7時ごろ大量に出血しました。そして、その直後、突然呼吸が弱々しくなり、もう虫の息という感じ。そして、2回ほど呼吸が止まりました。1回目は2~3秒、2回目は5秒くらいだったでしょうか。

間もなくオーパパが帰ってくるとあって、つい「もうすぐパパ帰ってくるからガンバレ!」なんて声を掛けて体をさすっていたら、オードリー、こちら側に戻って来ました。呼び戻してしまったかも。

この日は夜も静かで朝までぐっすり眠りました。久しぶりにみんな眠った??

静かに眠るオードリーの様子から、パパは「もう鎮静剤いらないんじゃないか?」って。予定だと昼には輸液がなくなるためクリニックにいって先生に前日からの経過を報告したところ、先生も「だいぶ体力が落ちて来てるようですし、鎮静かけなくてもいいのでは?」とパパと同意見で、この日の輸液には鎮静剤は混ぜませんでした。

帰宅して昼前に輸液のみ100cc弱点滴して様子をみていたのですが、次第に覚醒してきて、まずイビキが酷くなり、息苦しさでもがきだし、遂には吠え始めました。どんどん動きが激しくなって、それに連れて酸欠が昂進するという悪循環が始まりました。

でも、この日の吠え方は、吠えるというよりは哭いているように聞こえました。それまでのけっこう力強いギャンギャンという吠え方ではなく、キャンキャンというヒステリックながら力がない声で、時々キャァ~~~ンと絞り出すような鳴き声でした。以前の吠え方が要求吠えという感じだったのが、この時は懇願というか、断末魔の叫びのようにも聞こえて、居ても立っても居られない気持ちになりました。

なので午後2時半ごろ鎮静剤入りの点滴を入れましたが、昼前に入れた鎮静剤なしの輸液が吸収されずに残っていたところへ、オードリーがもがくので針が上手く入らなかったり、入っても抜けたりで、5~60ccやっとしか入れられませんでした。

なかなか鎮静がかからず、1時間くらいたってやっと軽いイビキをかきはいめたものの、眠りが浅いようでちょいちょい起きて息苦しいと訴えます。なので夕方5時前に再度鎮静剤入り輸液を点滴して、この時も1回抜けましたが、どうにか80ccくらい入りました。

ここから2時間くらいして背中の水がずい分減ったと思ったら、ようやく本格的に眠りだしました。

この騒動で、あ~まだまだ覚醒していたら苦痛を訴えるくらいの体力が残っているんだなぁ~何とかして欲しいんだよね~と思い知りました。

安楽死という選択をしないのであれば、この先いつまで続くか分からないけれど、もう終わるまで鎮静をかけて眠らせるしかないんだな、とも。そうまでして生かし続けることの意味を考えずには居れませんでした。これでいいのだろうか、と。

最初に輸液を始めると決めた時、ギュスのことがあって躊躇していたママに、かかりつけの先生は、「確かに延命処置には違いないけど、オードリーはまだまだ体力あって、身体状態もそんなに悪くないし(そうなの?!)、呼吸も自発呼吸をしているので、補水して潤った方が体が楽だと考えます」と仰いました。

そしてママもパパも同じような考えに至り輸液に踏み切ったのです。

でも今日は11時前に70ccほど鎮静剤入りの輸液をしたきりです。午後はけっこう酷いイビキと鼻詰まり、口からの出血が続いていましたが、水分がすっかり吸収された4時ごろからイビキをかかなくなり、出血も止まっています。そして呼吸も、規則的なのに苦しそうではなくて、見た目には全体的にとても楽になってるように見えます。

でも脱水が進んでいることは間違いありません。

しかし、ここでもう一度輸液をしたものか、本当に悩みます。

一度は安楽死させる決心をしながら、今は鎮静剤の入った輸液で苦痛を鎮めて最期の時を待っているわけです。鎮静でもあり、補水でもあります。『水』をコントロールすることで生かさず殺さず延命しているのがママなのだと思うと情けなくもあります。

オードリーが苦しむのを見守る辛さから逃れて楽になりたいから、『延命』と分かりながら処置を続ける、それでも苦痛がやわらげられないなら『安楽死』を選ぶ、でも鎮静剤で容体が落ち着いて見ていられるようになったら、また『延命』に走る。

終末期の選択は、オードリーを楽にするためなのか、自分の気持ちを楽にするためなのか、分からなくなってしまいました。

<今日=4月19日のオードリー>
20190419_110935.jpg

病気・ヘルスケア ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。