エギたん、肺炎だって。(>_<) [病気・ヘルスケア]
ようやく梅雨明け宣言が出たオーエギ地方です。昨日は昼から激しい雷雨、今日も午前中は雲が多くてまた降るのかな~みたいな空模様でしたが、午後から晴れてきました。ここから夏本番ということで、お犬様たちのお散歩事情が(というか飼い主の方か?)厳しい毎日が続きますね。水遊び頼みといいたいところですけど・・・
なんと、エギーユ、肺炎になっちゃいました。
といっても、肺炎という診断が下ったもののすこぶる元気に騒ぎ回っておりまして、安静とは程遠い生活です。(T_T);
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事の始まりは、3連休中日(16日)の夜でした。いや、朝かなぁ・・・
この日、休日だったオーパパと朝食前の散歩を済ませ、ご飯も元気よく平らげたエギでしたが、人間のご飯の仕度をしてるときにママの足元で寛いでいた(?)エギの右目に違和感を覚え、よく見ると、左目より濁ってるというのか、目の表面に半透明の膜が張ったような感じ?しかも下瞼には目ヤニなのか涙なのか、これまたちょっと濁った感じのモノが溜まってました。
パパに話すと、「え、左とそんなに変わりないよ~」って。
でも、ママ的にはクリアな左目と比べたらかなり濁ってる気がしたんですよね。
そうこうしてたら、今度は右目の上瞼が腫れはじめました。それで、パパ、「散歩で虫に刺されたのかも」って。散歩からは3時間近く経ってたので、ママは「う~ん、どうかな。何かのアレルギーということもあるかも」なんて会話をかわしているうちに、腫れは引いて行きました。先ほどの “濁り” もなくなってる?
ところが、今度は右目が左目の半分くらいしか開いてませんでした。画像を残そうとカメラを向けると、かっと目を見開くからか、写真ではハッキリしませんけど。
最初は、パパ、いつものように(笑)「2~3日様子見れば?」と。
でも目が開かないのもさることながら、エギが伏せたまま船漕ぎまして、ママはそっちの方が気になりました。そして、うつらうつらして瞼が閉じたと思うと、こっくりした拍子にハッと覚醒、目を開けるも、右目はほとんど開きません。
そんな様子をみていたパパ、「やっぱり今日診せてくれば?」って。
それで11時過ぎくらいにクリニックに向ったのですが、その途中でエギが咳しだしました。でもクリニックに到着したらすっかり鎮まって、咳も軽い感じだったし、そんなに気にならなくて、診察のときにも特に話しませんでした。
で、目の方も、これまたクリニックで順番待ちしてるときに、他所の飼い主さんが構ってくれるものだから大興奮して、そしたら右目もしっかり開いてて、診察台に乗った時にはほとんど普通になってました。=.=;
照明を消して、洗浄してからライトを当ててよく見てくださった結果、傷は付いてないし、充血してる様子もないけど、血管が少し膨らんでるようだと。結膜炎かもしれないので、目を開けにくそうにしていたら2~3日目薬(=抗生剤)点して様子見てくださいと点眼薬を頂いて帰宅しました。
そしたら帰宅の際も途中から咳をしてて、でも家についたら鎮まって、これまた軽い咳だったし、まだ深刻には考えてませんでした。
<右目、時々開いてないことがあったけどカメラ向けるとシャキっと見開くんだよね~(^^ゞ>
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でもね~ドタバタ騒ぐのはいつも通りなんだけど、ちょっと走り回るとバタッと倒れたり、伏せてぼんやり(うとうと?)してたり、エギらしからぬ状態だな~と、そっちの方が心配だったママです。
それで、この日の夜は早目に寝かそうと10時前にハウスに入れたら、咳をしだしました。
このときの咳は、昼間車の中でしていた咳より重たいというか、苦しそうでした。
なのでハウスから出して、ママもリビングにマットレス広げて一緒に寝ながら様子を見ていたら、咳はどんどんエスカレートしてきて、エギは落ち着かない様子で歩き回ってます。コンコンという軽い音からからゲホッゲホッという音になり、時々痰も吐いてました。なかなか鎮まらなくて、午前2時過ぎまでひっきりなしに咳き込んでいましたが、その後徐々に鎮まって、3時頃にはほぼ終息しました。
ここ最近は5時過ぎには起きて朝散に出かけていますが、前の晩ほとんど寝てないし、また咳が出るかもしれないからと、この日の朝は散歩をパス。
朝ご飯は何事もなかったかの様に完食。目は、濁った感じや目ヤニはなかったけど、引き続き開きにくい様子。全体としてはむしろ前日より元気そうでした。(寝てないから変に興奮してたのかも)
そして、あんなに辛そうにしていたのに、咳はまったく出ません。
そこで、またまた病院にいくか悩みました。前日の目のこともあったし、今連れていっても症状がでない可能性大なので、とりあえずクリニックに電話して前夜からの経緯を告げると、「院長がレントゲン撮った方がいいといってるので連れて来て頂けますか?」って。
はい、またまた11時過ぎにクリニックへ。
朝散パスしたので、途中で小さな公園によって、散歩ともいえないくらいですが、ちょこっとガス抜き。そしたら、あまりのテンションの高さに、つい紐付きボールで遊んでしまいました。このとき、ヒヤリハット事件が起きたのですが、その話は次回に譲ります。(+_+);
クリニックは午前の診療受付が終わる間際で、わりとすぐに呼ばれ、一通り全身チェック。聴診では異音は聞こえなかったようですが、念のためレントゲンを撮ることになりました。
オードリーのときはママが補ていしてますが、エギは看護士さんにお任せすることにして、ボールだのオヤツだの、宥めるためのグッズと一緒にエギを引き渡して待つことしばし。(特に吠え声も聞こえなかったからなんとかなった?)
撮影後、画像を見ながら説明を受けました。
「肺炎ですねぇ~右肺の一番下(=下葉)が左と比べてかなり白っぽくなってますよね。それと、黒く抜けてる円がポツポツみえますよね?なので気管支肺炎だと思われます」
「原因はわかりますか?」
「う~ん細菌感染でも、カビでも、その他の原因でもレントゲン上はほぼ同じですので、特定するのは難しいです。まずは一番多いウィルス・細菌感染を疑って抗生剤を投薬して様子をみます」
「細菌が原因なら痰の培養検査で分かりませんか?」
「痰は上部気道や肺の入口付近から分泌されることが多くて、エギちゃんの場合、上部気道や肺の上の方はまったく問題ないから検出できるかどうか・・・」
「原因はわかりますか?」
「う~ん細菌感染でも、カビでも、その他の原因でもレントゲン上はほぼ同じですので、特定するのは難しいです。まずは一番多いウィルス・細菌感染を疑って抗生剤を投薬して様子をみます」
「細菌が原因なら痰の培養検査で分かりませんか?」
「痰は上部気道や肺の入口付近から分泌されることが多くて、エギちゃんの場合、上部気道や肺の上の方はまったく問題ないから検出できるかどうか・・・」
というわけで、スペクトラムが広い一般的な抗生剤(=パセトシン)と気管支拡張剤(=テオフィリン)を1週間服用して経過を見る事になりました。
しばらくは1週間毎に通院して、すっかり症状が出なくなったら再度レントゲン撮って確認となるそうですけど、薬があってなければその度に変更して当たるまで続けるということです。
なんだか、オードリーが溶血性貧血の治療を受けていた時のことを思い出してしまいました。運良く一発でビンゴな薬に当たる事を祈るしかない??
先生の口振りからは1ヶ月くらいを目処に考えてるようですが、薬が合わなくて、そうこうするうちに重症化することだって無くはないですから、なんだか宙ぶらりんで落ち着かない気分です。
今のところ軽度の症状なので咳も出たり出なかったりらしいですが、もし原因が細菌性だとすると、咳をするときに菌が飛び散ってオードリーにうつる恐れもあるので、できれば同じ空間にいないようにして欲しいといわれましたが、現状、2階で過ごさせるのはかなり難しいので、こちらも成り行き任せ?
ハァ~この暑さで20時間近くエアコン可動してて密閉状態、空気清浄機もそんなには当てにできないし、オーちゃんの免疫にかけるしかないね。神頼みだわ。
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そんなママの溜息など気に留めるはずもなく、オーエギ共にマイペース。
「激しい運動は避けて、お散歩も控え目にしてもらいたいけど、無理ですよね? お散歩は今くらいだったら普通で構いませんが、家では安静に!」といわれたけど、病院から帰ったエギは何時にも増してハイテンションで家中爆走、それも、ウチにやってきた最初の三日間みたいに異常なほどのハイパーアクティブ。(外で爆走できないからか??)
それでも咳や痰はほとんどでなくて、薬が効いてるのかな?まだ三日目だけど。
でも散歩では引っ張るからゼロゼロヒューヒューゲホッ、みたいな。そんなわけで、気休めながら、首輪をハーネス(オーちゃんが気管虚脱の時に購入したけど、この形状はダメと医者に却下されたモノ)に変えてみてます。ママが追いつけないほどのスピードで走られると首にかかっちゃうけど、それ以外はまぁまぁいい感じかも。(^^♪
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それにしても、思えば、はじまりは5月下旬くらいだったのかも。
ドッグランで遊び出して間もなくだったか、何気にそれまでのエギよりヘタってる気がしてました。散歩や遊びの時は変わりないんだけど、帰宅後の “くたばり度” がなんかちょっと違う? たしかに徐々に暑くなってきてる時期だったし、散歩の距離も伸びていってたし、散歩途中でのボール遊びも加わって、運動量は増えてましたけど、この月齢の健康な犬にしてはヘタレだな~ギュスでももっとスタミナあったよな~と感じていました。
あ、ピョンピョン跳び乗っていた車もためらう事があったっけ。
そしたら胃腸の具合が悪くなって、先生、「お腹が痛むのかもしれませんよ」って。
だけど、我が家の犬たち、お腹の調子が悪いからってこんなに顕著に疲労感を漂わせる事はなかったし、オーギュスと比べたらお腹の状態だってたいしたことないんだよね。
そこへ今回の目と肺炎騒動。直接の原因は分からないものの、たぶん免疫が落ちてて、弱り目に祟り目的な状態なんだと思います。お腹の調子が崩れると免疫は低下するけど、そちらはだいぶ復調してます。でも今回服用する抗生剤でせっかく良くなってきてる腸内環境がまた悪化することもあるわけで、やっぱり体調はホリスティックに捉えて日常のケアしていかなくちゃと、改めて痛感してます。
にしても、オードリーもギュスもパピーから青年期に移るころに気道炎(オードリーは原因不明ながら、もう少し気付くのが遅かったら肺炎になるところ、ギュスは預けた保育園で何らかの病原菌をもらってきたと思われるケンネルコフ)やってたんだから、もっと気を付けてやるべきでした。大型犬よりなんとな~く発達段階が前倒しみたいで、エギ、もう青年期に移行中だもんね。
あ~ぁ、来週はお友達と初・プールのつもりだったのに。早く治ってね!
「プール?何それ?鳥いる?」
エギ坊、たいへんだ。軽い症状のまま治ればいいね。暑くて体力もおちがちだから、人も動物も基礎体力が問われる季節だねー。
オーちゃんも気をつけて。
それになにより、オーママが疲れを溜めませんように。
梅雨開けたからか、関係ないのか、猛烈な暑さ。3ワンたちは、夕方に水遊びをしたけれど、足りなかったのか、自主的に飲み水用のバケツひっくり返しています。
エギ坊、早く直して、プールに連れて行ってもらいな。気持ちいいよー。
by 前田朋 (2017-07-19 18:37)
> 前田朋さん、
炸裂する元気パワーを野放しにしてたらオーバーワークになっちゃったのかも。。中型犬の5~6ヶ月齢って青年期へのギアチェンジの時期なんでしょうね。心身ともにバランスとるのが大変なのかも。時々は飼い主がブレーキ踏まないと暴走しっぱなしになりますよね。^^;
少しは安静にして欲しいんですけど、散歩が歩きだけのせいか、家での爆裂が尋常ではなくて、外での運動控える意味がないかも~(T_T); とりあえずは薬が効いてるのか、咳も小康状態です。
京都はずーっと暑いみたいですね。先が思いやられますが、ワンs、元気そうで何より。朋さんはお変わりありませんか?そうだ、お誕生日でしたよね!おめでとうございます。よい年を重ねられますよう。(*^_^*)
by ジャンニスキッキ (2017-07-20 10:02)