SSブログ

お受験 ー OPDES TT2 2回目 [トレーニング・レッスン]

すっかりご無沙汰してるうちに桜の季節が終わってしまいました。(^^ゞ

その間、変わったことも特になく、毎日町内を散歩して...いつものグランドでトレーニングして...時々友だちワンコさんとランで走って...アジオビのレッスンに行って...そんないつもどおりの日常を送っていました。

世間は引き続きコロナで右往左往してる今日この頃、何事もなく日々過ごせるというのは、けっこう恵まれた状況なのかもしれません。そういう意味では現状に感謝ですかね。

お散歩しながら春の花々とエギのツーショットなどもカメラに収めていたので、そんな近況記事もアップすればいいのに画像整理が億劫で(汗[あせあせ(飛び散る汗)])、本日は直近のちょっぴり ”非日常” な話題の記事です。(^▽^;)

      ******

先週の日曜日(4月11日)、富士山麓の朝霧アリーナでOPDES主催のオビディエンス競技会 JAPAN OPEN が開催されまして、その会場でチームテストも実施されたので、エギ&ママチーム、2回目のTT2を受けました。

オードリーの時代は、合格時の成績は関係なくて、単純に1回目合格から半年以降1年以内に2回目を受験して再度合格すれば "永久資格" を得られたのですが、現在は2回続けてAセクションを40点以上で合格しないと "永久資格" は認定されません。

去年9月13日の1回目に48点で合格したエギ&ママチームの場合、今年の3月13日から9月12日の間に40点以上で合格しないと(35点以上で合格は合格なんですが...)永久資格の認定は受けられません。また一から出直しです。

要するに、2回連続で40点以上の点数でTT2に合格しない限り、OPDESの各種競技会に参加するためには毎年TT2を受験・合格し続けなければならないというシステムなんです。オヨヨ..(;´д`)

何をゴチャゴチャ書いてるかというと、今回のお受験には ”40点以上” というプレッシャーがかかってました!と言いたかったのであります。(^^ゞ

しかも、TT1受験時は相手チームがたまたま同じスクールの方で顔馴染みだったし、1回目のTT2はコロナ禍の特例措置として所属スクールでの受験だったためアウェイ感ナッシングだったのが、今回はじめて見ず知らずのワンコ&ハンドラーさんと同じリングに入っての本番というわけで、エギにしたら、場所的には馴染みがあっても緊張感いっぱいな状況でした。

前日がアジリティの競技会だったこともあって(我が家は不参加。=.=;)、今回同じスクールからはエギ&ママチーム以外は受けないし、当日はアジ競技の会場とはずいぶん違った雰囲気(オビディエンスの競技会場というのは落ち着いてる反面どことなくピリっとした雰囲気だったりします。^-^;)のはずですので、エギ的にはかなり非日常な精神状態に陥ることが予想されました。

なので山荘から車で15分という地の利を活かして、少々念入りに準備を重ねました。

      ******

本番前日のアジリティ会場にオビの模擬体験リング(=練習リング)が設置されると聞いて、予行練習に行きました。

普段のアリーナは人気がなくて、ほとんど貸し切り状態の中で遊んだり自主練したりしてるところへ、昨年末のアジの練習会@秋ヶ瀬以来競技から遠ざかっていたため、エギ、久々の競技会場の雰囲気にすっかり呑まれて、頭ほぼ真っ白で変に興奮してました。

でもこの日はスクールの面々が多数参加していたため構ってもらえたり、先生の姿もあって、徐々に落ち着きました。

落ち着いたところで、アジリンクから少し離れた場所に設置された模擬体験リングに入りました。

今回は練習場所を提供して頂いただけではなくて、ジャッジ役のトレーナーさんが練習に付き添ってくれて、本番どおりの進行指示をして下さったばかりか、一通りの練習が終わった後に感想コメントまで頂けました。

エギ&ママ、翌日に備えてTT2の試験内容を通しで一度練習しましたが、要所要所でオヤツをあげたり、集中が切れた時には声掛けをするなど、練習モードでやりました。終了後にはリング内でボール遊びもして、ま、ほぼいつも通りという感じだったかな。

その様子を撮った動画です。


大きな失敗はなかったものの、全般に集中がねぇ... あと、休止! 50点中10点を占める休止課目、相手チームが2課目目(TT1は1課目目)を終える前に所定の位置から3メートル以上動いたら零点です。幾ら頑張っても休止以外の課目全てに満点は無理だろうから、休止が零点だったら40点は達成できない訳で...本番が心配だぁ~(;一_一)

ジャッジ役のトレーナーさんからは「あちこちキョロキョロしてて(特に行進中の作業でハンドラーが離れる時!)集中が今一つではありますが、オヤツや声掛け無しで今日くらいできればG評価(=40点以上)で合格はすると思います」というコメントを頂きました。

そして、事前の準備はこの日に留まらず、その前日もアリーナに出かけて、キジがケンケン鳴きまくる中、軽く自主トレしたり遊んだりして、エギの気の散り方などを観察しておきました。(万が一の暴走に備えて!?)

久々のアリーナだったので、最初は50mの細引き(=ロングリード代わり)を引きずってパパとボール遊び。


その後ママと軽くオビ練してから休止!!!

21040801.jpg

この時は四方八方から雉の鳴き声がしていたにもかかわらず、鼻活もほどほどで、ずいぶんリラックスしていました。

で、最後は普段町内のグランドで練習してるときと同じ15メートルのロングリードでママとボール遊び。遊ぶときは基本的には声はかけず、放置するとヤバそうな状況のときだけ呼び戻しますが、この時もボールを咥えたその足で吹っ飛んで行きそうになったタイミングで呼び戻したらちゃんと戻ってきました。


でもね~普段どおりに行かないのが本番であります。(*_ _)

      ******

前置きが長くなりましたが、ここから本番!(*‘∀‘)

前の週は初夏の陽気@東京だったのに、この週は寒気の影響でひんやり、お山は朝の気温がマイナス続きてでした。で、本番当日の朝5時は-3度。雲一点ない快晴で放射冷却が半端なくて、うっすら霜が降りていました。

21041101.jpg

でも会場に着くと思ったほど寒くはなくて、日が昇るにつれてポカポカしてきました。

エギの出番は7時半でしたので、動くには丁度いい気温でした。

21041102.jpg

体調は問題なかったのですが、けっこう緊張&興奮してる様子で、前日よりもママの声掛けに反応できないことが多々ありました。

これってBセクションやばくないか~くらい激しく引っ張るので、リング周辺を歩き回りながら馴致すること1時間。オヤツとクリッカーに頼ればなんとか落ち着けるレベルに収まったところで、いざ出陣。

先ずは動画を貼りますね。長いです。m(_ _)m


エギ&ママチーム、9組中5番目。奇数番なので最初に作業します。先生は、最初に休止終わらせちゃった方が気楽でしょうと仰いますが、ママ的にはこちらの方が楽かも。だって休止零点だったら立ち直れないもん。(*´σー`)エヘヘ

しか~し、やっぱり本番は本番、平常心で臨んだようでも、ママの動きが前日よりギクシャクしてたようで(終了後の先生談)、となればエギも迷って動きが不安定になるわ、キョロキョロと注意散漫で集中力は低下する一方です。

1課目目の脚側行進、スタート直前に余所見して出遅れ。ママ、なんとか踏みとどまって2声符ながら一緒に歩き出しました。でもでも~前日にも増してキョロキョロ。加えて、珍しく地面の臭い取り! 普段、脚側行進中は浮遊臭を追うことはあっても地面に鼻着けることってほとんどないんだけどね~ママのポケットにご褒美が入ってないとこうなるんでしょうか...ゲンキンな奴め。それでもどうにかこうにか群衆回って脚側行進終了。(14点/15点中)

2課目目の行進中の停座はこの日の中では一番落ち着いていました。(10点/10点中)

で、ハプニングといえばハプニングだったのが3課目目。行進中の伏臥から招呼のとき、伏せませんでした!

立ち止まらずに「伏せ」と声符をかけて進んだママ、エギが伏せた気配を感じなかったので振り向いたら案の定立ってました。

で、再度「伏せ」、今度は反応して伏せました。2声符は(競技だと?)大幅減点ですが、それでも伏せないよりはマシというのがこれまでの経験則から分かっていたためです。^^;

最後、招呼で脚側に着く際に勢い余って足を滑らせ、おまけにママの左足を踏んでフィニッシュ。上体が離れちゃってる残念な姿勢でしたが、しょうがない。orz(2声符だったのに、まさかの14点/15点中)

この時点で採点結果を聞いてるわけじゃないから、ママの自己採点だと30~32点という感じだったため、休止、なんとしても動かないでほしかったけど...

そうは問屋が卸しません。

ここでも地面の臭い嗅ぎがいつになく激しくて、匍匐前進しそうな勢い。もうしょうがありません、相手の2課目が終わるまではなんとしても留まってもらわなきゃならないので、軽めに「伏せ」と声掛け。しばらくするとまたしてもお尻が上がったので、2度目の声掛け。

とりあえず相手チームの2課目目は終わったので、後はドキドキハラハラしつつじっと我慢。なんとか所定の位置から移動することなく終わりました。(これまた2回の声掛けにもかかわらず8点/10点中)

両チーム終了後、講評と結果発表。

ここで初めて1課目ずつ点数を申し渡されるのですが、点数聞くたびに「マジですか?」みたいな…ずいぶん甘いような...でも、合計46点(SG評価)で合格ですと言われた時はホッとしたし、嬉しかったです。

しか~し、「これでいいのか、チームテスト?」というのが率直な感想です。

まぁ競技じゃなくて試験だしね。受験者全体の出来栄えを鑑みての相対評価みたいな面があるようにも思えるから妥当なところなのかな。なんて偉そうなこという立場じゃなかった。とりあえず "40点以上" をクリアできてヤレヤレ、あとはBセクション、リード引っ張るなよ~!(-ω-)

6チームがBセクションに進み、ジャッジが触る(撫でる)・受験者全員でリングまわりを歩く・犬を係留して飼い主が見えない場所に隠れてる間にジャッジが犬の周辺を行ったり来たりする、というオーソドックスな項目でした。全受験犬が社会性に問題なしと評価されて、6組とも合格でした。(^o^)丿

蛇足ですが、今回はエギチーム、最後に呼び止められることなく放免されました。隠れてたときにチラ見したら、前をジャッジが通過するときに「ねぇねぇ...こっち向いて~遊ぼうよ~!」と愛想ふりまかなかったから、それなりに成長してる模様。引き続き落ち着いた日常を目指してガンバロウ!

      ******

というわけで、大変長くなりましたが、2回目のTT2受験記、これにて終了です。

今回、朝霧アリーナという、エギにとっては遊び場であり、気の向くままに雉に反応してるような場所で、敢えてチームテストに臨み合格できたことは収穫でしたし、この先ドッグスポーツを楽しんでいく上での自信にもなりました。

とはいえ、練習と本番の落差を思い知り(アジは練習でもまともにできないからギャップを感じない?=_=)、今後に向けて課題満載、もっともっと掘り下げて練習していかなくちゃ!(^_-)-☆

来週20日はオードリーの2回目の祥月命日。

ということは、エギとアジ&オビのトレーニングに本格的に取り組みだして2年になるということです。

エギとのオビはだいぶ楽しくなってきてる一方で、アジはまだまだ楽しめてないな~という思いもあるけど...

風に乗ってくる何か(=獲物?富士では雉??)の臭いが鼻に入った瞬間、ターゲットに関する情報以外は一切遮断して衝動の赴くままに走り出していたエギが、自制することを覚え、飼い主とコミュニケーションとりながら行動できるようになってきている昨今、アジリティについても、もっと前向きに、そしてより深く付き合っていこうと気持ちを新たにした一日でした。(*^^*)

21041105.jpg

9時前には全部終わったので、試験前1週間、エギとのお散歩控えて貰ってたパパにエギを渡しました。そしたらさっそくグイグイ引っ張られながら土手の方へ登って行って楽しそうにボール遊びしてました。

21041103.jpg

その後、知り合いブリタニー君と記念撮影したり、飼い主さんとお喋りしたりの楽しい時間を過ごし、11時頃に会場を後にしました。

21041104.jpg

コメント(0) 
共通テーマ:ペット

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。