シダンゴ山 [山日記]
暑さ寒さも彼岸まで?だったら寒くてもしょうがないか。本日雪模様のオーエギ地方です。
真冬に逆戻りしたからか、婆ちゃん、昨日からプチ不調だし、午後は半年点検でディーラーに車持っていく事になってるんだけど、寒くて出かけるの億劫だなぁ~(>_<)
雪といってもベチョベチョで遊べないからエギも座敷犬してることだし、二日続けて山日記アップしちゃいま~す。
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前回、エギの初ハイキングの時は、午前中オーパパが、広沢寺の岩場を利用するクライマー有志で毎年実施してる広沢寺エリアの清掃活動に参加していたため、終了する頃合を見計らってママが2匹積んで後発。昼過ぎに合流したこともあって、コースの選択肢が限られていました。なので今回はもうちょっとハイキングっぽいところに行きたいな~と考えて、いくつか候補を選んでいました。
ところが、なんと当日(3月18日)の明け方4時頃にエギが嘔吐しまして、こりゃ~今日は取り止めかもね、なんて話しながらボチボチ朝ご飯をあげつつ様子見。エギの状態は特に問題無さそうでしたが、またしても出遅れてしまい、奥多摩方面は無理だな~ということで、結局丹沢の麓をうろつくことになりました。^^;
家を出たのは11時近かったような・・・特に渋滞情報もなかったので東名に乗り、大井松田ICで降りて、登山口の一つ、寄自然休養村管理センターに向いました。
シダンゴ山のハイキングコースとしては田代向から宮地山を経て山頂に至るコースもありますが、車を置いて周回するとなると寄からのコースが勝手がいいので、ママはいつもこのコースで歩いています。
えぇ、このコース、犬連れで歩くのは3回目です。^^;
1回目はオードリーとママで、2回目はオーギュスとママで、そして今回エギ&パパと!(パパは初めてみたい)
特に思い入れのあるコースではないんだけど、うちから行くにはとっても手頃なのと、散歩の延長くらいのお手軽コースなので、つい行っちゃうのかな。(^^ゞ
歩き初めの集落を抜けると、今回は茶畑に沿って急な舗装道路を進みます。途中に激しく吠えるワンコがいたんだけど、今も健在かな~なんて言いながら歩いてたら、ワンワンワン、ギャンギャンギャン、うぅぅ~ワンと元気に迎えてくれまして、エギ、軽くパニック。
しばらくは逃げ腰でグイグイ引っ張ってましたが、お陰で出るものが出て落ち着きました。(^_^.
ここも獣除けの扉が設置されていて、通った後はしっかり閉めておきました。
登り始めは茶畑に沿って結構急傾斜でしたが、ここからは杉の植林の中のよく踏まれた登山道(仕事道)をいきます。エギに声かけたら、何故か伏せました。う~ん体調イマイチ?いや、何かに気を取られてるらしい。
すぐに立ち上がって歩き始めました。大丈夫そうだね。(^^)
次第に山道っぽくなると道半ば。徐々に傾斜が増してきます。
今回も、エギ、たいして興奮することなく、5mのロングリードでパパに着かず離れず、まぁまぁいい調子?こないだよりはテンション高くて、時々左右に跳んでましたが、リードが張るとそこでおしまい。「どうしても行くんだ~い!」と執着する場面が何度かあるにはありましたが、ま、16キロですからね~なんとでもなります。(-.=;
ママが遅れ気味なので、時折声をかけると待ってくれるんですが・・・
山頂直下で置いて行かれました。orz
このアセビの廊下を抜けると山頂です。
この日は麓を出たときが14度、歩いていたら汗ばんだけど、山頂は風があって、汗が冷えてちょっと寒いくらいでした。それでか、エギは割と元気でした。(^^♪
パパからお水をもらってご機嫌。
にしても、なんだかアセビがやけに繁茂してるような・・・
これまでは花の時期に来た事がなかったのでそう感じるだけかな?
いや、歳月が流れて木が成長したのでしょう。海側の眺望には少々邪魔なくらい生い茂ってます。
ここまで見事に満開だと、逆に興醒めかも。=.=;
エギも飽きてきてるし、ランチは出発前に麓の駐車場で済ませてたので、モグモグおやつタイムだけで先を急ぎます。
おっと、その前に記念撮影!
<ちょっと脱線>
2004年11月にオードリーと二人で来たときの画像。HPで使ってた解像度低い画像を更に引き伸ばしたたからボケボケだけど、1歳8ヶ月の若くて凛々しいオーちゃんをペッタン。
こちらは、2009年12月、オーギュス連れて登った時の記念写真。
ギュス&ママペースに付き合わされて辟易としてるオードリー(6歳9ヶ月)と、まだヒョロンコな若僧ギュス(1歳11ヶ月)。
これから向う宮地山のも貼っておこう。(^^)
さて、思い出に浸るのはこのくらいにして、宮地山に向わねば。レッツラゴ~!
この下りで1回目に来たときオードリーがリードぶっちぎって遁走したのでした。今回エギも何かの気配を感じていたみたいですが、とりあえず無事クリア。(^^ゞ
けっこう急な斜面を下り終えると、しばらくは山腹を巻く緩やかなアップダウンが続きます。登山道脇の斜面に何かいるらしく、エギ、頻繁にコースアウト。(>_<)
それでもロングリードにテンションかかると止まって、呼ぶと戻ってくるレベル。これがオフ・リードだったら行っちゃうんでしょうかね~そしたらサヨナラ~(/_;)になるのかな?はたまた戻ってくるのでしょうか??いつの日にか試してみたい気もします。まずリコールの笛を定着させないと。(^_^.
シダンゴ山から宮地山までは3~40分だったはずだけど、単調なのでけっこう長く感じました。これまでは一人でハイパー犬やデカ犬連れて来てたのでたぶん緊張してたんでしょうね、そんなに退屈じゃなかったんだけど、今回はパパ&エギの素行を監督(笑)するだけなので、だいぶゆとりがあるのかも。
宮地山のちょっと手前のピーク(?)で珍しくパパが記念撮影をリクエストしたのでパチリ。
帰り道になる寄への分岐を見送って、最後のひと登り。
宮地山到着。
ここもね~眺望があるわけじゃなし、山頂という感じじゃないんだけど、一応記念撮影だけして、帰路に就きました。出発から2時間経過してたので車のオーちゃんのことが気になりだしてましたから。
ここからの下り出し、エギはしきりに田代向へ下るコースに行きたがっていました。そっちに下ったハイカーの臭いでも残っていたのでしょうか?ウチは周回コースで出発点に戻りました。
先ほどの分岐からはひたすら下るのみ。今回も、アッという間に離されて・・・そしたら下の方から犬の吠え声が聞こえてきて、ママ、ちょっと気になりつつも、現状の膝では駆け下ることはできないので気を揉みながらもマイペースです。
最後はまた獣除けの扉を通って集落の外れに辿り着き、ここからは茶畑沿いの道です。集落に入るところまで下ったら、エギ&パパが「遅~い!」とブー垂れながら待っていました。もう5分も下れば駐車場なんだから先にいってればいいものを!
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出る時にはほぼ満車だった駐車場もだいぶ空いてきてて、左隣の車はいなくなってました。車に近寄って窓から覗くと、アラ大変!オードリーが立ち上がろうとゼーハーゼーハー荒い息遣いでもがいてるじゃないですか。
大急ぎで扉を開けてまたまたビックリ。思ってたよりも車内温度が上がっていました。この日、温度計を持って行ってなかったので正確には分かりませんけど27~8度あったかも。出る時の気温が14度だったし、両脇に車が停まっている場所だったため、空気が通る程度にしか窓を開けていかなかったのですが、失敗したかも。orz
オードリーは、2列目の座席をスノコで調節して平らにならした上に高反発マットレスを敷き、その上にペットシーツを敷きつめ、更に防水の犬用ドライブシート(囲って天井から吊るタイプ)を敷き、その上にもペットシーツを広げ、温度によって毛布やバスタオルを敷いたり掛けたりして乗せているのですが、ドライブシート内のペットシーツはビリビリに裂けていて(オーちゃんは食べないし、粉々じゃないから確認できました)、ドライブシートの真ん中あたりがビチョビチョ。臭いはしないのでチッコではなくて涎。防水のはずなのに、ドライブシートの下のペットシーツまで浸透してました。
熱中症かと慌てて抱き降ろしたものの、体は熱くないし、よろめいてはいたけど、普段よりちょっとひどい程度。とりあえず水分補給しようと薄目のヤギミルクをやったら口をつけたものの拒否。薄めるなってか?濃くして作り直して出したらゴクゴク飲み干し、オヤツのレバージャーキーもガツガツ食べました。次第に四肢に力が入るようになってきて、熱中症疑惑は払拭されたものの、それじゃあのパンティングは何が原因?
出発前にチッコさせて、戻ったのは2時間半後。何もなければギリチョン眠ってるくらいの留守番だったんだけど・・・
隣の車の出入りの気配で驚いたのかな~なんて思いつつ、ふと頭をよぎったのは銃声!
実はこの日、我が家が駐車場に到着したのとほぼ同時に、地元の猟友会の方達がのった軽トラが数台駐車場に入ってきました。ロゴの入ったオレンジ色のお揃いのヤッケを着たオジサンたちが猟銃持ってウロウロしてるのを尻目に出発したのでした。
猟期は既に終了してますが、害獣対策としてイノシシや鹿を駆除するための猟は猟期とは関係無く実施されるため、この日が丁度あたっていたようです。歩き初めて間もなく、何発も銃声が轟くのを耳にしました。
オードリーはガンシャイです。それもかなり重症の。でもここ2年くらいは聴力が衰えて、今ではほとんど聞こえないので、日常生活の中で反応するようなことはなくなっていました。
でもね、聴力、どこまで失くなっているのかは今ひとつ定かでは有りません。
耳の際で名前を読んだり手を叩いても反応しないし、冷蔵庫の開閉やスーパーのビニール袋がガサゴソしても滅多に気付きません。
なのに、先日エギに犬笛教えていたとき、試しにオードリーのリコールのパターンでホイッスルを吹いたら、うたた寝してたのにムクっと頭をもたげてママの方を探るように見ていたのです。ハッキリではないかもしれないけれど、笛の音が聞こえたのだと思われます。
周波数帯や音色によっては聞こえるのかな?
だとしたら、かすかにしろ銃声が聞こえたのかもしれません。となれば、いっきにフラッシュバックが起きてパニクっても不思議はありません。いくらボケても、深部の記憶は蘇りますから。
もしも銃声が原因だとしたら、ママ達が出かけて30分くらい経った時点からパンティングがはじまっていたことになります。2時間くらい恐怖でゼーハーゼーハーやってたのだとしたら、あの状況も納得がいきます。
う~ん、真相は不明だけど・・・大事に至らなかったから結果オーライだったけど・・・やっぱりちょこちょこ様子を見に行けない状況での車待機は危険と隣り合わせですね。これからは気温も上がってくるし、車待機は難しいかな。
ごめんね、オーちゃん。m<(-.-)*>m
<(ママの!)コースタイム>
寄自然休養村管理センター前駐車場13:00-シダンゴ山14:00/14:15-宮地山15:00-駐車場15:30
寄自然休養村管理センター前駐車場13:00-シダンゴ山14:00/14:15-宮地山15:00-駐車場15:30
「大事にならなくてよかったけど...ボクのハイキングの今後は?」
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