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エギ&パパチームは夏休み中?! - その2 [トレーニング・レッスン]

その1>から続く

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ここまでが先週下書きに保存されてた分です。既に長いですけど、これからが核心部?!お急ぎの方はスルーしてくださいませ。^^;

それで、ママとのトレーニングですが・・・

オーギュスのときとはずい分トレーニングに対する(というか、犬を育てるにあたっての)スタンスがちがってきてます。何時でも何処でも一声符でコマンドが決まるような犬じゃなくてもいいか~みたいな。(^^ゞ

何故か?

う~ん、一番はサイズ? オーギュス合わせて80キロを2頭引きしてたことから、自分がどういうレベルの突撃まで踏み応えられるかが分かってるというか、リードがぶっちぎれたりナス環が壊れたりしなければ、エギの飛び出しは持ちこたえてみせるという変な自信?? 半分冗談、半分真面目です。ーー;

もう一つは、オーギュス共にマックスのテンションまで引き出すのではなくて、どちらかといったら5~6割で抑えることで制御不能な状況を作り出さないように躾けてきました。ギュスターヴは比較的冷静な犬でしたから、マックスまでテンション上がるようなことは生涯で数えるくらいしかなかった気がしますけど、オードリーのときは初めて犬を飼ったところへ、すぐに頭真っ白になって飼い主の存在を忘れてしまう犬でしたから、そりゃ~気合入れてトレーニングに励みましたよ。その結果、2匹とも、期せずしてオビやアジリティ競技を楽しむまでに成長してくれたのでした。

気質的に両極ともいえるオードリーとギュスターヴ、オードリーについてはかなりの試行錯誤があったものの、どちらもほぼ同じ路線でまずまずの結果を得られたのですから、だったらエギーユも同じように育ててもいいのかもしれません。

でもね、(ひとまず猟犬だということを脇に置いといて)エギーユは “中くらいな犬” というのが暮らし始めた当初の印象でして、ネジが飛んじゃう事もあるけれど、基本はとっても慎重かつ用心深くて、対応間違えると臆病(ビビリ~シャイ)な側面が出てきかねないくらい気が小さい犬(=普通の仔犬?)に思えたため、それなりに気を遣って育てようと決めたのです。(オードリーのときの反省から!)

犬でも、人間でも、生まれ持っているモノ以上は引き出せないけれど、持ってるモノのどの分をどれだけ引き出すかは後天的な要素(生活環境や教育)に拠るところが大きいわけで・・・

今のママとしては、マックスまでエギのテンションが上がってもコミュニケーションが成立する関係を築きたいと考えているのですが、それにはエギが物怖じしないで思いっきり天真爛漫なパピー期を過ごすのがいいんじゃないかな~と、6ヶ月齢まではほとんどしからずにきました。(5ヶ月齢を過ぎた辺りからオーちゃんが怒り出したので、ママもしかっていいかな~なんて。^^;)

リスクは可能な限り前もって回避しておいて、原則エギがしたいようにすればいい、みたいなアプローチ。

ところが、誤算だったのはオーパパ!

オードリーがパピーの時は、神経質で口うるさいママに対して、「犬なんだから・・・」って大概のことは大目に見てきたパパ、エギにはかな~り細かくて、特に排泄の失敗でけっこう怒ってまして(しかるのではなくて、怒ってる!)、ママと衝突する事が多々ありました。

耳が聞こえないのとボケで話が通じなくなって、しかもしょっちゅう粗相するオードリーの対応もあるので、ママだって時には大声張り上げることもあったけど、エギの悪行には基本代替コマンド(いけないことしてる場所から呼び寄せて、来たら、頭の一つもはたきたいのをグッとこらえて褒めるとか...大騒ぎしてるときに「座れ」や「伏せ」と指示して従ったら褒めてオヤツあげるとか...)で対応してきたし、パパにも「怒らないで!」と口を酸っぱくして云い続けてきました。

お陰で(?!)、傍若無人に天真爛漫に我が道を行く、ちょっと勘違い野郎な(笑)エギーユに仕上がりました。

しか~し、いくらなんでもこのまま放任してる場合じゃございません。ボツボツ悪い事・してはイケない事・しなきゃイケない事などを少しずつ教えていかねばなりません。

はい、悪事を働いても(笑)それが悪い事だと気づかされる事なく育ってきた上に、エネルギー全開でぶっ飛ぶことも普通だと思ってる犬に育てたのですから、ここから先、ちょっとしんどい時期になるかもしれません。

でもね、ママはエギの5%か10%の理性(?!)を信じています。2歳、3歳になるころには、ちゃんと我が家の犬になってるであろうと信じて、ゆるゆると躾けていくつもりです。

そして、もし人と一緒に何かすることが楽しいと感じる犬に育ったなら、その時はドッグスポーツなり、救助犬の訓練なり、少し上を目指してみようかな~なんて思いもあるのですが、ここでブリタニーという犬種故の特性が・・・(T_T);

そう、やっぱり猟犬なんですよね~!

ちょっと調べてみたところ、ブリタニー・スパニエルという犬種は、スパニエルとついてるものの、JKCでは8G(レトリーバーやスパニエル)ではなくて7G(ポインター・セッター)に区分されてるし、海外ではスパニエルという表記を外してる団体もあるのです。でもポインティング専門かというと、場合によっては獲物(基本は鳥?)を一撃で仕留めてお持ち帰り(=レトリーバーちっく?)までする、しかも、指示されなくても最初から最後まで自分で判断して狩りしようとする傾向が強い犬種みたいです。

というわけで、猟欲を人間が上手くコントロールして付き合っていくには相応の訓練が必要らしい、というところまでは理解できました。

でもね~オーパパやオーママがハンターになってエギを実猟に連れ歩くというのは現実的じゃないし、擬似ハンティングを楽しむフィールドトライアルの世界に飛び込もうにも、手軽に楽しめる環境(=フィールド)が身近にあるわけでもないし、どうしたものか思案中です。夏の間に考えなくちゃ! (<その3>に続く)


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