初めての新潟、最後の新潟。 - その1 [お出かけ]
今朝は一段と冷え込みが強まって、本格的に冬がやってきたな~年末が近付いてるな~という気がしてます。今年はちゃんと大掃除できるんだろうか?(^^ゞ
気は急くものの相変わらず松葉杖生活というわけで、徒居徒食の日々を送っているので、ここは一念発起して2年前にオーギュス同伴でオーパパの実家を訪れたときの事を記しておこうと思います。
なんで今更という感じですけど・・・
2015年の9月は、たしか老人の日3連休と秋分の日がカレンダーの並びの都合で合体して(?)シルバーウィークとかいって5日間くらい連休だったと記憶しています。それでお山にいたオーギュス&ママにパパが合流して、その足で、オードリーの発症以来ママはご無沙汰していたパパの実家へ揃って出かけたのでした。
いっぱい写真も撮って、すぐに記事にするはずだったんだけど、この年は、8月末からオードリーが何気に不調、ギュスも8月後半から頭のデキモノが一気に巨大化して切除手術する話が出ていたり・・・
そ、し、て。
この旅行の1週間後にオードリーが大きく体調崩して、またしてもそそくさと山を降りるハメになり、そこからはブログにも書き綴ってきた通り、10月はオードリーのGIST騒動でテンヤワンヤ。11月半ばに一段落したと思ったら、今度は12月にギュスの骨肉腫が発覚、1年近くに渡る介護生活。で、ギュスを見送って半月ほど、昨年11月の半ばにはまたまたオーちゃんに異変が勃発して、そこからシニア犬介護生活に突入。活き活きしてた頃のオーギュスの画像の整理するのも、楽しかった(はずの)旅の思い出を綴るのも、な~んか億劫になって放っていました。
でもね、実は画像編集ソフトを立ちあげるたびに開かれるサムネイルの最初には、この時の画像がずらっと並んでいたのです。画面から削除することは可能なんだけど、それもできなくて、いつか絶対記事にしようという思いはありました。
そしたら先月、10月28・29日で、これまた久しぶりにみんな揃ってオーパパの実家を訪れることになり、これはエギーユにとっての記念すべき初めての長旅(夏に山荘に行くには行きましたが...^^;)ということから記事を書くことにしたのですが、だったらギュスターヴの最後の長旅も記しておこうかな~と思い立ったのであります。
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前置きが長くなりましたが、時系列に従って(?)先に2015年の旅の様子からアップします。
といっても記憶がおぼろげを通り越してほとんど覚えてないので(汗;)、ツラツラ~っと画像並べる感じです。
お山からだったので、下道で甲府南インターに出て、そこから中央~長野道経由で日本海の海辺(といってもいいかな~)のオーパパの実家へ向いました。
東京から行くときは別ルート(関越経由)なので、いつもは寄らないSAに立ち寄ったり、楽しい旅行気分でした。(^^♪
<八ヶ岳PAか原PAにてランチタイム>
オードリーは出発前から疲れ易くなってったので心配でしたが、移動中は充電してるみたいでした。^^;
梓川SAでは大休止。
お彼岸の時期でしたけど、まだまだ日中は日差しが強くて暑かった。
でもドッグランに向う足取りはみんなルンルン
日陰もあって、けっこう遊べましたよ。
遊んだ後は、奮発して地元産の飲むヨーグルト!これにはオーギュスとも大満足でした。おいしそうに飲んでた姿を思い出します。(*^_^*)
上信越道に入ってからは渋滞もなくて、明るいうちに到着できました。オーちゃんも元気でした。
お彼岸だったから、翌日はみんなでお墓参り。
その後、お爺ちゃんもいっしょにお出かけしました。
行き先は、車で30分ほどの “越後丘陵公園”。
お昼近かったから犬には少し暑かったかも。
でもオーギュスとも嬉しそうに歩いてましたっけ。
ちょうどコスモスの季節で、色とりどりのコスモスが咲き誇っていました。
お爺ちゃんにはオーギュス&パパのペースはちょっと辛どいので、途中から別行動。
ママとお爺ちゃんがレストハウスで休憩してたら、パパたちも合流。
目の前の噴水の毎時ジャストのショータイムを見学しましたよ。(^o^)
なかなかキレイでした。動画にすれば良かったのにね。(^^ゞ
オーちゃんはアイスクリームのお裾分けに預かってご機嫌でした。
それにしてもいい天気過ぎ。公園ボランティアの方に、「今度は雪の時にお出で!」って声をかけられたギュスでした。(^_-)-☆
帰路の車中もまだ余裕にみえたオードリーでしたが・・・
帰宅したらお疲れの様子で、ケア(この当時オーちゃんもしこりジュクジュクでした~>_<)してるうちにお昼寝。
体調が万全だったら泳ぐところでしたけど、2匹とも不調だったので稲刈りの終わった田んぼの畦道をお散歩して、三日目にはまた山荘に向けて出発。
「お爺ちゃん、元気でね!」
こちらは、何度も何度も立ち寄ったことのある米山SA。
連休真っ只中で、ギュスは例のごとく何処へ行っても人気者。観光客に取り囲まれたり、カメラに収まったり、撫でられたりと大忙し。
パパがトイレタイムの間、裏手の広場でホッと一息。
往きはずっと高速だったけど、帰りは下道走って、寄り道しながら旅気分。糸魚川で北陸道を降り姫川沿いに南下、松本を目指しました。
往きにあんまり喜んでたので、帰りも地元の新鮮なミルクで休憩。そしたらオーちゃん勢い余って盛大にこぼしちゃって・・・でもって、ギュスのを横取り。(T_T); 唖然呆然。でも譲っちゃうところが心優しいギュスターヴでした。(会いたいよ~!)
小谷から白馬界隈は、オードリーとは冬に旅したことがあるので、オーちゃんウハウハ。釣られてギュスもウハウハ。明星山P6南壁や北アルプスの麓の街ということで、パパママにとっても思い出深い地域です。若き日の(?!)山行に思いを馳せながらのドライブでした。
でもね~ドライブばかりじゃね~というわけで、松本の手前で “アルプスあづみの公園” に寄りました。
ここも冬の方が静かだろうな~連休中ということで、やはり家族連れで大賑わいでした。
でも広い園内、それなりに人の少ないエリアもあって、散策を楽しむことができました。
オードリーの真似して岩に乗ったはいいけれど置いてかれてションボリのギュス。
「姉ちゃん、待ってよぉ~!」
「待てません。陽が暮れちゃうわ。」
「待てません。陽が暮れちゃうわ。」
マジで閉園時刻が迫っていたため、後半は小走り。またゆっくり来ようね!(って思ってました、この時は。)
2泊3日でパパの実家往復しただけでしたけど、久しぶりに楽しい旅の時間でした。
4年に渡るオードリーの闘病期間は、関西住まいだったオーパパを訊ねる片道600キロの長旅もどこか気持ちにゆとりがなくて、旅気分という感じじゃなかったのかも。
でもね、この新潟への旅の間も、ママ、実は「ひょっとするとオードリーとの最後の遠出になるかも」なんて気持ちを抱いていたのでした。
山に戻ってからは、オードリーはどっと疲れが出たのか、ひたすら眠る毎日でした。
妙にやつれた姿の時もありました。
でも、疲れた表情を浮かべながらもボール遊びもしてたっけ。
パウンドケーキ焼いたら、オーギュスそろって「早く食べようよ!」ってママを急かしたっけ。
それなのに、過ぎてみれば、この新潟行きは、オードリーとではなくてギュスターヴとの最後の旅となったのでした。
あの時点では、2ヵ月後にギュスの足に異変が起こるなんて思ってもみなかった。スタスタルンルン、いつもの小走りでオードリーの後から着いていってたのに。
なのに、(恐らく既に)骨肉腫が蝕み始めていたなんて・・・1年後には天に昇っていってしまうなんて・・・諸行無常。
(1本に纏めるつもりでしたが画像が多いので “初めて編” は別途アップしますね~^^)
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