ちょこっとお山へ - 久々に競技会見物 [トレーニング・レッスン]
先週金曜日から素晴らしい晴天が続いた関東地方ですが、今日はまた雨。
でも朝のうちはほとんど降ってなかったので降り出す前に散歩と思って身支度始めたら…
いつもならそわそわドタバタとテンションのエギなのに、マットから起き上がることもなく渋い表情。
しかも、ママの支度が整って「散歩行くよ!」って声かけたら、あろうことか二階に駆け上がっていこうとしました。「行かないの?」って更に声かけたら足を止めて振り向いたけど降りてきませんでした。
どうみても行きたくないんだと感じたため散歩バッグを戻してヤッケを脱いだら、エギ、降りて来てマットで丸まりました。昨日のお出かけ疲れ?まさか具合か悪いんじゃないだろうね??
もしかすると、このところ雨具着用の散歩が多かったから、着せられると思ったのかも…
2代目ポンチョがツンツルテンになったので、先日3代目を新調、試着してもらったら怒ってたっけ。
ポンチョ探してる時に見つけちゃったニットのお洋服をついついポチり、これも試着してもらったんだけど、その時もメチャ不機嫌でした。
着て出かけちゃえばすっかり忘れてるくせに、着る時は嫌なのよね。分かってるけど、こちらにも色々事情があるのよね。協力して頂けません?
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さてさて、雨といえばブログの更新ということで(爆)、昨日のお出かけの様子をアップしま~す。
この週末、山荘から10キロほどの朝霧アリーナでJKCのアジリティ競技会が開催されると聞いたので、久しぶりにエギの環境馴致練習にでかけることにしました。
だったら土曜は山荘に泊まって、なんて話になり、急遽金曜に冬タイヤに履き替え準備万端整えたのに、土曜日は寒さが半端ないという予報。日曜の昼間には寒気が抜けて通常のこの時期の陽気になるとも。
というわけで、泊りはやめて、日曜の朝から出かけました。(^^ゞ
朝といっても家を出たのは9時半。ところがママが忘れ物したため引き返し、けっきょく10時過ぎになりました。東名に入ったら事故渋滞でしばらくチンタラでしたが、海老名過ぎたら流れ始めて後は順調、12時頃アリーナに着きました。
朝のうち少々雲が出ていましたけど、朝霧は良い天気。富士山がドーン!(^o^)丿
パパがエギと散歩したいというので、ママはリンクサイドで観戦。ちょうどJP1度のラージクラスが走っていました。
1度だからでしょうか、スタート待てないチームが多くて、不本意ながらの同時スタートとなりオープニングのバタバタを引きずって失格となるケースがけっこうありました。
他人事じゃありません。スモールやミディアムに比べて、ラージクラスの犬たちはそこそこのスピードだったとしても足が速いハンドラーでないと置いていかれるので、待つべき場所は待ってもらわねばいけません。
中には犬が勝手にスタートを切って1本目跳んだところで(そのまま続けても構わないのですが)即走るのをやめて自ら『退場』するハンドラーもチラホラ。お気持ち、よ~く分かります。
で、目の前のレースを観戦しつつも、実はママの視線の大半はリンク奥の斜面を歩くエギ&パパの姿を追い続けておりました。
歩き出す前にママがリード握って、こんな感じで歩いてみてと頼んだんだけど、やっぱりパパには難しいみたい。エギ、気の向くままにイケイケどんどんで歩いてます。
しばらくするとリンクサイドに降りて来て、興奮がエスカレートしているように見えたため、いったん観戦を中止して合流したのですが、エギがリンクに向かってヒンヒンいいながら突進しそうな勢いになってました。
パパは呑気に「エギも走りたいってさ~!」なんて気に留める様子もありません。
リンクを囲ってるネット際まで迫る勢いだったため、とりあえず車に戻って頭を冷やしてもらうことにしました。
これまで馴致練習で競技会の見学を3回しています。今回が4回目でアジリティの競技会場は2度目です。前回吉見でOPDESのアジリティ競技会を見学した時は、初めての場所に対する興奮はあったけど、リンクに向かっていこうとする様子はなくて、ましてや「オイラも走るぅ~!」という主張は見られませんでした。
それが今回は、明らかに自分も走りたがってるのがよく分かりました。
これを “やる気” ということもできるかもしれませんが、そんな “やる気” は不要です。
アジリティ競技で、というか種目は何であっても(ドッグスポーツでなくても!)競技の本番を前にしての気持ちの昂りとか緊張はあって当然、いえむしろ無くてはならないと考えますが、ベースは冷静でなくてはいけません。
特に犬との競技では、犬の『ウキャキャ~走りた~い!』だけでゴールできるものではありません。
だからといって、この興奮を飼い主(ハンドラー)がいくら抑制したところで制御できるものでもありません。
犬が自身の欲求(や心理状態?)を自らコントロールできるようになって、初めて冷静に行動できるのだと思っています。(ビビリ系ハイパー脱走犬オードリーとの経験からね。^^;)
このベースの部分を作るのに然程労力を注がなくても大丈夫な犬もいなくはないでしょうが(ギュスはかなり楽でした)、エギーユは、オードリーとは違う意味でリスクの高い犬だと感じているため、デビューはまだまだ先だけど馴致に励んでいる次第です。
エギにバリケン@車で頭を冷やしてもらってる間に(車待機の練習でもあります)、パパ&ママは再びリンクサイドで観戦。30分ばかりして車に戻ってみると、キャンともいわずクールダウンしておりました。^^.
そこで今度はママと会場を歩くことに。
興奮はだいぶ鎮まっていたものの、車から出したら、やっぱりイケイケスイッチ完全には切れてませんでした。
それでもママの云う事は一応聞こえます。で、歩き出したら、飛び出そうとしてはオットットと戻って来るくらいのレベルまでクールダウンできていたので、ママ、ほとんど指示出さずに着いていきました。
あまりリンクの際に接近しないようにリンクサイドを歩いたあと、リンクから少し離れて軽くオビ練。
目の前でフリーでレトリーブしてる犬たちが何組もいたため、ここは無理せずオヤツやオモチャも使いつつ、普段通りの脚側を心がけました。
そして徐々にリード落としての据座や休止も。さすがに距離・時間とも普段ほどはのばせませんでしたけど “脱走” することはなくてホッ。
すぐ目の前でボーダーコリーがピーピーなるオモチャで遊んでいるのにロックオンしていましたが、最後、ママとレトリーブもできたので解放して終了としました。
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競技会馴致の練習を頑張ったので、ご褒美にお山のグランドで大爆走することにしました!
夏から秋にかけて色々な面で成長著しいエギでしたが、成長は自信に繋がるわけでして、それが飼い主的にウェルカムな方向の自信だけなら嬉しいのですが、実はそうでもなかったりします。
なんというか、『オレ、だいぶ世間の仕組みが判るようになったんだぜ。母ちゃんなんてチョロいもんさ!』みたいな?
今年の夏ごろからは勝手に走り回ることがほとんどなくなって、フリー(紐垂らしてるけど...)でも安心して見ていられるようになっていたエギ、今回は飼い主の隙を伺うような素振りが見え隠れしていました。
それでも、50mの長~い紐付き+見通しの利く状況ということで、最低限の声掛けのみで泳がせました。(笑)
概ねパパやママの周辺で「遊べ!」と催促して、楽しそうにボール遊びしてました。
最初はイイ感じだったんですよ。
でもパパがフツーじゃ面白くないのか、焦らすような投げ方を続けていたら...
徐々に集中が切れて来て、ついにグランドからフェードアウトしかけました。
それでも手遅れになる前に呼べば(爆)、なんとか遊びに戻って来れるようになってる昨今です。
細かいこと言い出したらキリがありませんが、現在のところはこれでOKということにしておきましょう。(なんかオーちゃんの時とはすっかり別人のような母です。;'∀')
だいぶ出来上がった様子だったので...
日暮れが近づいてきたことだし、ぼつぼつ切り上げようとしたのだけど...
「もうちょっと遊ぼうよ!」というエギのリクエストにホイホイと応じる飼い主でした。(^▽^;)
「やっぱりチョロい飼い主だぜ!(^_-)-☆」
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