GWはお山で雉三昧?! [お出かけ]
GWが明けて早や1週間、5月も半ばとなりました。連休中は特に何をするでもなく(あ、半年ぶりでオードリーのシャンプーしました!^o^)お山にこもってグ~タラ過ごしてました。
<お山に出かける二日前、去年の10月以来のシャンプーされたオーちゃん>
今年のGWは割とお天気に恵まれて初夏の陽気に慣れてしまったら、今週は二日続けて3月並みの肌寒い日があったり、雨も多くて、引き続きウダウダ中ですが、あんまり放置すると億劫になるので、写真だけでも貼ってみようかな~と。(^^ゞ
言い訳すると、先月普段使いのパソコンのWindowsが起動しなくなってから画像の保存やら編集が不便なんです。一応復活できたんだけど、いつまた動かなくなるかドキドキ状態。Windows 10 には音楽系のソフトやシンセの音源ファイルしか入れてなくて、7で動いていた各種ソフトは10には移植できないし・・・
そこへもってきて、GW直前にカメラ代わりにしてたスマホを落として壊してしまったので、ちょうど契約更新月だったこともあり機種変更したら、これが使いにくいんだ。(自分で決めたんだから自業自得だけど。/ω\)
過去アクオスからエクスペリアに変更した際はそれほど違和感なかったのに、今回ギャラクシーになったらメチャメチャ勝手が違うというか、思考パターンがオーママとは全く違う人種が開発したんだろうな~的使いにくさ。慣れるのに時間がかかりました。(歳のせいだろうって?それもあるだろうけど、それだけじゃないわ!)
し、か、も、お山でちっともネットワークに繋がらないのよ!!!(`д´)
4Gだからかな~と思ったんだけど、同じリビング、目の前でオーパパのスマホは4Gで普通に繋がってるじゃないの。百歩譲って4Gがダメだとしても3Gに自動で落として繋がるはずが切り替わらず、手動で切り替えた3Gもダメ。docomoのアンテナ立ってる場所にいっても圏外マーク(進入禁止みたいなアイコン)がでてて繋がらないし、しょうがないから時々パパのスマホにWi-Fiテザリングして繋いだものの、この先どうなるんだろう?2年縛りあるし・・・購入前にそれなりの確認はしたんだけど・・・ブツブツブツ
<このアンテナの脇でも繋がらなかった!>
おっと、ボヤキ過ぎました。m(_ _)m
そんなわけで、山ではネットワークに接続できなかったけど、帰宅してから撮り貯めた画像をクラウドに移し、旧PCからアクセスして整理・編集、それをWin10に落としたのが本日でして、なんとか更新の運びとなりました。^^;
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今回の滞在は4月30日から5月6日までの1週間で、雨は2日の夕方から3日の朝までのみ。連休でビレッジ内は普段より人&車どおりが増えたけれど、犬の散歩にはことかきませんでした。
特に前半はまだ閑散としてて、エギはロングリードで散歩三昧。
30日は夕方到着して、さっそくお散歩。そこいらじゅうでケンケンケンケン雉の鳴き声がしてましたが、エギ、この時点ではまだそんなに興奮してませんでした。
この冬~春の滞在で何度か雉に遭遇してますが、そんなに親しんでるわけじゃないから、小鳥(各種野鳥、スズメ、コジュケイ、ビンズイ、など??)の方に強く反応してたかも。何故か鶯のさえずりには無反応。今回、カラスやノスリ(?=小型の猛禽類)にはあんまり反応してなかったかな。鳩は見かけなかったような・・・
というわけで、初日は穏やかに暮れていきました。(^^)
翌日、5月1日は素晴らしい青空が広がって、空気も乾いていて、散策にはうってつけのお天気でした。なので、オーちゃんにはしばしお留守番してもらって、珍しくエギ&パパの散歩にママも同行しました。
この日はビレッジの外周を2時間ばかり歩いたのですが、やはりそこここから雉の鳴き声が聞こえてきます。そういえば前の晩(夜間ね!)も山荘周りでけっこう鳴いてまして、エギが時々ドタバタやってましたっけ。う~ん、山暮らし、今年で9年目になりますが、こんなに雉がないてたことは記憶にありません。なんでだろう?
歩きはじめのエギは、思いのほか穏やかで、ロングリードが張るようなこともなくて、いい感じ?
でもね、どうやら鳥(雉?)の臭いをとったらしく・・・
脇道に逸れます。
人っ子一人通る気配もなかったので、しばらく50m(20m+30m!)のリードの許す限り好きにさせてました。時々ケンケンと聞こえてましたけど、エギ、ポイント態勢に入ることはなく、5分ほどで戻ってきました。
富士山が綺麗でした~(*^-^*)
眺めがあんまり綺麗だったので、思わずパチリパチリ。竜ヶ岳の奥にはまだ雪を頂いている南アルプスの山並みも臨めて、ちょっと日本離れ(富士山なのに?笑)した景色にうっとり。(*^▽^*)
すっかり牧草が生えそろって緑がキレイでしたけど、場所によっては獣除けの電流柵が張り巡らされていて、景観的には。ま、仕方ないよね。
時折脇へそれるものの、相変わらずエギはパパ&ママから大きく離れることなく、軽やかな足取りでお散歩堪能していたのですが・・・
なにやら捜索モード?
しきりに道路脇を気にしだして・・・
ついに足が止まりました。
「居るみたいだよ~!」っとばかり訴えてきてます。
でもね~放すわけにはいかないし、牧草地には深入りするのもまずいし、ここは諦めてもらいました。^^;
ところがですね、この少し先で、それまで3~4m前を大人しく歩いてたエギの歩調が早まりまして、リードがスルスルと流れ出しました。気になって振り返ると、パパ、何故かロープを地面に落としてました!
えぇ、あっという間でしたよ。
パパが末端を握ろうとしたけど時すでに遅く、エギはダッシュで駆け出してました。
で、15mほど道路に沿って進んだところで、突然、脇道に入っていきました。
一瞬姿を見失ったものの、小道の先、150mくらい離れた辺りでグルグル回ってました。鳥の姿は確認できませんでしたが、間違いなく何かを追っていったのです。
パパも後を追って行って「エギ~!」と叫んでいたけど、エギは全然気に留める様子はなくて、鳥が飛び去った方向を見つめていました。あ、この時点で足は止まってました。
なのでママ、笛を吹いてみました。笛に反応したのか、単に追うのを諦めたからなのか、こちらに向いて軽やかに走ってきたので「エギ~お出で!」と呼び続け、追っかけて行ったパパが途中で捕獲。やれやれ。┐(´д`)┌
農道のどん詰まりからビレッジに入りたかったんだけど、ここのゲートは施錠されてて入れず、来た道をテクテクと戻ったのでありました。
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予定より長くなったからか、トイレが我慢できなくなったオードリーがけっこう這いずり回ってたみたいでした。紙パンツ着用してるので粗相はないんだけど、やっぱりトイレでしたいんだよね。ごめんね。
犬も人もお昼ご飯食べて一段落。静かで穏やかな午後の時間が流れていたのですが・・・
デッキにいたはずのパパが血相変えてリビングに入ってきました。
「エギがいなくなっちゃった!網戸開けてたら飛び出して行って、追っかけたんだけど見失った」って。
なんかこのフレーズ今朝も聞いたような・・・
そうなんです。この日の朝、オーパパが布団を干そうと言いだし、言いだすと同時に動き出し(そういうヒトなんです!)、エギがチョロチョロしてるのに網戸を開けたものだから、エギもとっても自然にデッキに出ていき、庭に降りる開口部を通り抜けて敷地の外へ!(敷地に垣根はありません。orz)
これがエギの初脱走でしたが、初めてだったからか、外へ飛び出したはいいけど山荘の前でウロウロしてて、即座にお縄になって連れ戻されるという事件を起こしていたのです。
な、の、に、ものの数時間しか経たないうちに、また同じことをしでかしたってか?!
事が起きたときにママは丁度リビングにいなくて、どういう状況だったのかわからなかったけど、首輪とリードをもって走り去ったオーパパの後を追って、笛とオヤツをひっつかんで外に出ました。
山荘から3~400mくらいの場所でパパに追いつくと、「さっきここまで追ってきて見失ったんだ」と。
この辺りもよく雉がうろついているし、エギ、何度か紐付きで雉を追っかけてブッシュに突っ込んでいったことがあったため、雉を見かけたか、鳴き声か、はたまた臭いなのか、気配を追って藪に潜ってしまったのでしょう。
帰ってくるとは思うけど、もう300mも行けば県道です。交通事故にでもあったらと思うと、もう気が気じゃありません。パパも頭真っ白で上ずった声で「エギぃ~!」と叫びながら藪の中を探し回っています。でも気配すらしないようで、戻ってきて別のエリアを探しに行くって。
なのでママはとりあえず管理事務所に届けてくるといってその場を離れました。
事務所のスタッフさんは、「あらあら~やっちゃいましたね。犬種は?ブリタニー?白にブチの中型ね。色は?茶色かな。猟犬は利口だから大丈夫よ、戻ってくるでしょう」という感じで、そんなに切迫感はないみたい。
ママ、「まだ1歳だし、猟犬として調教してないし、車道にでちゃうと危ないかな~と思って」と続けると、「パトロールの人たちに見かけたら連絡するように伝えますね」って。
事務所を後にし、最初に見失ったという場所を再度名前を呼びながら探していたらパパが顔をだして、「さっきエギがいたんだけど、俺の顔みたらまたどっか行っちゃった」だって。
きっとコワ~イ声で「来い!」ってやったに違いないわ。もう知らん。ブツブツブツ…
そしたら後の方から管理事務所の所長さんの車が近づいてきて停まりました。事務所のスタッフから話は聞いていたようで、「気を付けて見てみますね」といって再び走り出しました。
すると20mくらい行ったところで再び停まって車から降り、ママに向かって「いましたよ~!」って。
所長さん、しゃがんでエギに向かって静かに「お出で!」って一言。
そしたらエギ、所長さんの方に向かってトコトコと近づいていきました。
所長さんのいる場所にママも到着。「エギ~♪」って呼んだら悪びれた様子もなくピョンピョン走ってきました。
「よかったですね」って所長さんは去っていき、この時点ではパパとはまたはぐれていたので、捕獲するにも首輪やリードがなくて、ママ、山荘まで400mほどの道のりをエギ抱っこで戻ったのでした。
パパから電話が入ってたので(通話はできる?!)折り返し、無事見つかって帰宅した旨伝えて一件落着。
この日は連休の狭間だから渋滞もほどほどだろうと、3時くらいから河口湖まで買い出しに。オーエギはお留守番だったので、帰宅後みんな一緒にグランドに行きました。
陽が傾きかけてて少し風もあったため寒かったのか、オードリーは表情が冴えませんでした。(*´ω`)
誰もいなかったから、エギと少しボール遊びして撤収。
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いやぁ~散々な一日になってしまいました。
パパは、「エギは雉には反応してないよ」なんていってるけど、そんなことはないみたいです。
ひょっとすると今回の滞在で雉に目覚めたのかもしれません。
というのも、山荘に着いた日の夜からケンケンという雉の鳴き声に敏感に反応するようになりまして、庭で雉の鳴き声や気配がすると窓に張り付いて一心不乱にポイントしてました。
声をかけたら「うるさい!」って。
最初の二日くらいは(たぶん)雉が気になって常に興奮気味で、ほとんど眠りませんでした。
三日目になったらちょっと落ち着いてきたけど・・・
まだ目つきが鋭い??
でも眠くなってきてる?
5月3日、やっとリラックスしたみたい。その間かなりお疲れだったようです。溶けてました。(^^ゞ
で、雉に目覚めたかどうかという話に戻ります。
5月1日の散策中にぶっ飛んだことは上に書きましたが、ぶっ飛ぶ前は鳴き声で足が止まるものの、まだそれほど臭いに反応してる感じではありませんでした。
でもぶっ飛んだ後は、確かに臭いを取って足を止めてるようでした。
見える範囲には何もいないんだけど、エギの視線は30mかもっと先でしょうか、風上の一点を凝視していました。でも紐付きなので動けないわけで、しばらくすると臭いが失せたのか歩き出し、すると先ほど見つめていた辺りから、鋭くケンケーンと雉の鳴き声が上がるということが数回ありました。
一方で、エギが足を止めてる後方数メートルの辺りを立派な雄雉がウロウロ。パパが「エギ、雉だよ!」って声をかけてるのに、風下で臭いが届かないのか、エギは風上の遥か彼方を凝視、なんていう場面もありました。
また別の場所では、20mくらい前方を雉が横切り、ママとエギは気づいたもののパパは見てなくて、エギは雉の進行方向に向かって飛び出そうとしたけどリードを伸ばしてもらえず地団太なんてことも。
ママはオーギュスたちと嗅覚作業に取り組んだこともあり、犬の鼻使いがいくらか理解できます。
で、この連休中のエギの行動を見ていて感じたのは、屋外に出ると無意識のうちに臭いを追い始め、少しでも気になる臭いをキャッチすると捜索モードのスイッチON、そして臭いから30~50mくらいの地点で足を止めて確認、ここで状況が許せば接近(ポイント姿勢で?)しはじめ、鳥(雉?)の気配を感知するとスタンチ、(鳥が動き回ってる場合は)鳥の動きに合わせて距離を保ちながらもじりじりと距離を詰めていき、ウロチョロしてた鳥が走ったり飛び立ったりのダイナミックな動きに転じると同時に突っ込む、というのがエギのスタイルなのかな~と。
ビレッジで散歩中、道の真ん中でエギが止まりました。
視線は目の前の牧草の先30mほどの藪を見つめています。
そろ~りそろ~りと前進、とある地点で突然スルスルスル、ドビューン!
ママ、リードを握りしめて必死で追走。
藪の下に立派な雄雉発見。
エギはピタっと止まって狙いを定め、雉の動きに合わせて距離を保ちます。
雉がこちらに気づいて藪の中に潜った瞬間、エギも藪に向かってダイブ。
でもママがリードを放さないので、首に思いっきりテンションがかかって二足立ちのまま前足で空を掻き続けます。
なんだかすっごく切なくて、虚しくて、もう鳥を追わせるのは止めようか、なんて思いもよぎります。
追うだけ追って捕獲できないと分かれば諦めて戻ってくるのかもしれません。追いかけていく距離もせいぜい2~300mくらいなのかもしれません。
待てば戻ってくるのかもしれません。それでも現状放す気にはなれません。
今回、山荘から飛び出て1時間くらい行方不明になってた時も、エギにしたら、パパやママの声がして、笛も聞こえてるし、特に不安もなく、気ままに鳥を探し回ってただけかもしれません。ママたちの気配がなくなったら帰ってきたのかもしれません。
でもね~そんな“結果オーライ”を当てにするわけにはいきません。
かといって、いくらオビ練で招呼の練習を重ねて完璧にしたところで、いざという時に100%戻ってくるかと言ったら、これは微妙です。というか、犬による???
ギュスは裏切らない犬でした。他の犬とたのしく遊んで追いかけっこしていても「来い!」とい呼べば、後ろ(犬仲間)を振り向きながらもママの元に帰ってきました。
オードリーは、5年に渡って練習に練習を重ねて、オビ・アジの競技リングからの脱走はなくなったけど、発砲音だけは克服できませんでした。最善の状態でもママの足元で我慢するのが精いっぱい、たいていは音のしない方角に逃げていって、全く戻ってきませんでした。
練習積んだら、殆どの犬は待たせて呼べばやってきます。でも、何かに夢中になったり、逆に恐怖心で遁走したりという状況下で、必ず飼い主の呼びに従えるようになるかというと、どうでしょうか。
そうですね、何かに夢中になってという状況は、訓練でクリアできるようになると思います。でも、危険回避のための遁走(=身を守るという本能)を止めるのはかなり困難でしょう。
じゃ、鳥猟犬が獲物である鳥を追っていく状況はというと、これも本能が強くかかわる行動ですから五分五分?何かの拍子に犬が我に返って、その時うまい具合に飼い主や自宅にアクセスできる状況であれば戻ってこれる、ということじゃないかと思います。
他の犬と遊んでるだけなら呼び戻せるけど、鳥猟犬の本能のスイッチが入ったときは運頼み???ヤバすぎる。
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おやおや、GWの画像を貼るだけのつもりが、雉の話がやけに長くなっちゃいました。なので今日はここまでにして、残りは次に回しま~す。(^▽^;)
「今日はいっぱい走り回っちゃった。テヘヘ。(^_-)-☆」
「こらぁ~ママは心臓が破裂しそうだったよ!」
「こらぁ~ママは心臓が破裂しそうだったよ!」