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OPDESで競技会デビューしてみた。^^; [トレーニング・レッスン]

2月に入ってからは冬晴れの日は少なくて、お日様が恋しいオーエギ地方です。立春のポカポカ陽気はあったけど総じて寒々とした日が続いてるイメージです。余寒っていうヤツ?

な、の、に、一度活動開始したダニーたちはもう休眠することはないようで、森林公園とか、街中でも草むらに顔を突っ込むと、たかられちゃうエギーユです。

先週3連休最終日にいった七沢森林公園で、昨日レッスン前にちょこっと歩いたフィールドの外周の道路脇で、それぞれ1匹着きました。忌避剤着けてるからあんまり神経質にならなくてもいいのかもしれないけれど、やっぱり気になります。来週からはグンと春めいてくるそうなので、町内散歩でもたかられそうだ~(/ω\)

<ご町内のワン友ダイス君を誘ってお散歩@七沢森林公園>
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さて、前置きが長くなりましたが、本題!

エギ、2月1日に、なぁ~んとOPDESで競技会デビューしました。(^▽^;)

いえ、正確には競技会で本番の環境馴致練習(?!)してきたとうべきかな。なので、ブログのカテゴリーも<トレーニング・レッスン>です。(^^ゞ

新しいスクールに移って2回目のレッスンの時に、スクールが事務局(=主催)となってOPDESのオビディエンスだけの競技会(関東ではOPDESのオビディエンス競技会はアジリティと併催がほとんどです)を開催するので『ステップ1』というクラスに出しましょうといわれたのです。

ステップ1というのは、<ご褒美>を手にして(見せながらもOK!)競技ができるばかりか、決められたエリアで実際に<ご褒美>を与えることが許可されています。そして、競技しながら注意喚起や激励(?)の声掛けをしても良い(それなりに減点はされるのかもしれませんけど...)ことになっています。

というわけで、練習やレッスンではオヤツ持っての作業がだいぶ形になってきて、集中もそれなりというレベルのエギが、本番のリングでどんな反応をするのか見てみましょうということになったわけです。

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ママとしても、本格的に競技会デビューする前にこの『ステップ1』で本番体験していく予定でしたので、ちょっと急だな~という感はありましたが、ま、いきなりなので準備もへったくりもなしで出られてかえって気楽かも~と二つ返事で出場を決めました。

しか~し、本番前最後のレッスンで、それまでまぁまぁお行儀よくレッスン受けてたエギ坊、やらかしてくれました!

場外脱走したんです。(;一_一)

こちらのスクール(前にもちょこっと書いたかな?)スチール製のフェンスできっちり囲われてる訳じゃないため、四隅というか、2方向は隣接する竹藪が仕切りになっていまして、その気になれば犬が突破できちゃうのです。

なのでモチロン、エギは基本オン・リードでレッスン受けてますが、一つの課目を終えて次に移り、やり方の説明をうけ(初めてスラロームやるところでした!)、動作に移ろうとしたとき、たまたま左に持っていたリードを右に持ち替えようとしたママがリードを落としてしまいました。

そこまでは作業の合間に、フィールド内に降り立ったり、隣接する畑・公園から聞こえてくる鳥の囀りに気を取られることがあったものの、指示が聞けないような状況ではなくて、見た目も落ち着いていたのですが、いやぁ~こういう時のすばしっこさというか、あっという間でした。

前もってチェックしてあったかのように囲いの隙間目掛けてまっしぐら。しかも、ドタバタ大騒ぎっていう感じじゃないんです。スルスルスル~っと音もなく走り去っていきました。

呼んだときにはもう囲いから出てました。何かに引き付けられていたかのように遠ざかって、草むらの中に消えていきました。

先生はじめ、居合わせた他のスクールの先生や生徒さんたちも加わって探すこと10分くらいでしたか、「いましたよ~!」という声がして、戻ってくるかもしれないのでフィールドで待つよう言われていたママも声のする方へ向かうと、先生にリードを引かれたエギが悪びれた様子もなく、軽やかな足取りで戻って来るところでした。

聞けば、見つけた時には、「もう気が済んだ!」というような表情で佇んでいて、「エギ、お出で!」と声をかけたらやってきたので捕獲したのだとか。距離にしたらフィールドから2~300mの範囲を走り回ってたのでしょうか。この状況で怒っても意味ないからと、エギは特にお咎めなし。(*_ _)

ママ、練習フィールド(里山風なエリアで、台地の上の開けた場所にあります)周辺の地理を把握してなくて、でも車が走ってるのも見えたので車道もあるはずだから、最悪交通事故もあり得るし、今回も不幸中の幸いというしかありません。

スクールにはブリタニーもいて、かつてはフィールド内(外じゃない?!)を走り回るような時期もあったようですが、今じゃしっかり人の指示が聞ける大人ブリということで、先生も「隙間閉じておきます。飼い主さんも “うっかり” のないように」と説諭されてレッスン終了。(やりかけてたスラロームの導入練習をするかと聞かれたものの、なんか気持ちが切れちゃったから次回にしてもらいました)

というわけで、この翌週は我が家の諸事情からレッスン休んだため、場外脱走事件を引き起こしたまま『競技会』の本番を迎えることになったのでした。

      ******

規定では(すべてリード付き)となってますけど、最後の招呼はリードを放すか、用意されたロングリードに付け替えるものの末端を握ることなく作業することになっていて、はい、犬はフリー(=場外脱走しようと思えばできる!!!)です。

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開催場所の吉見総合運動公園(1月にアジ競技を見学方々馴致に行きました)は荒川(の支流かな?)沿いのけっこう広い運動公園で、競技エリアは県道間近の多目的広場でして、脱走されたらたまったものじゃありません。

当日までけっこう悩みましたけど、けっきょく出ることにして、受け付け開始時刻よりはだいぶ遅い9時過ぎに会場着。

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前もって凡その出番は知らされていましたので、初出陳とあってウォームアップに時間をかけるとしても、待ち時間があまりにも長いと辛いものがあるので(ギュスのデビュー戦@神奈川訓練士会は朝7時に受付して、出番が回ってきたのが夕方4時近く、しかも2時間くらい雨の中リングサイドで待ったんです!)、出番の2時間前くらいを目指して出かけたのでした。

<エギは3番目、11:55スタート予定>
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2週間前に場慣らししてたからか、それともオビだけなので会場の雰囲気が落ち着いていたからか、エギもそんなに興奮してなくてヤレヤレと思ったのも束の間…

「また来ちゃった。今日は静かだなぁ。。。」
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会場エリアの片隅でディスクを使って遊んでる(テンション上げてる?)ワンコ&飼い主さんがいらして、目ざとく見つけたエギ、「ディスクやるぅ~!」と突進しそうな勢い。

しょうがないから、近くを何度も行ったり来たり、ママに集中するようにテクテク歩き回り、何度目かにロングリードで招呼の練習もしてみました。

すると、ディスクやってる犬に背を向けて呼んだとき、エギ、ママの脇をすり抜けて思いっきりぶっ飛んで行きました。でもロングリードで止まり、呼んだら戻って来ました。

エギ&ママの出番の少し前に、このチームは店じまいして移動したようでしたが、エギ的には「あそこにディスクがある」状態。状況によっては、本番、持たないことになってるロングリードですが、先生から持ってやって構いませんとアドバイス頂いたので、もう成り行き任せじゃ~ケ・セラ・セラ~♪♪ といつものママに戻って出番を待ちました。

<ステップ1のリングを背にして順番待ち中>
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まぁね、場外脱走するかも…の件以外でも、今回、エギ&ママチームは、近年人気凋落傾向のオビ競技の「こんなレベルでも楽しめますよ~♪」な客寄せパンダ的役割(笑)を担わせられていたといいますか、先生からは「犬を虐待したりジャッジに噛みついたり(飼い主が??)しないかぎり大抵のことは大目に見てくれます。決められた場所とか気にせずに、バンバンおやつ上げて、とにかく最後までやり切りましょう」と言われてたので、とりあえず脱走だけは阻止しよう、くらいの気持ちでリングに入りました。

申し込み前に規定書とコース図にざっと目を通していたものの、実際のコーンの配置を見たのは本番が初めてで、思っていたよりもゴチャゴチャしてるな~後半は特にコーンだらけだな~しかも招呼のゴールはミニ・コーン(=エギが吸い寄せられて咥えるかも?)だな~と少々テンション下がりつつも、ここは気合だ!とエギを(おやつに?!)集中させて、ついに競技スタート。

チラチラ余所見はあったけど、エギ坊頑張りました!

招呼、逃げませんでした!!!(そこかい。^^ゞ)

ジャッジの講評は、「集中がちょっと足りませんでしたね~あ、集中してなかったわけじゃないんですよ。また出てください」でした。(このレベルでよく出たね~と呆れてかける言葉もない的表情に見えたのはママの気のせい?)

今回はママだけで出かけたため記録画像や動画はありません。(同じスクールから出てたシリウス君とは出番が続いてたのでお互い撮ることもできず…)なので細かいけど文章で記録しておきます。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。(∀`*ゞ)エヘヘ

今のスクールに移ってから、停座と伏臥のスタイルを変更中(競技会で見栄えのするビシっ、バシっ、テキパキ動く系!)なんですが、同じく伏せてるのにオヤツ貰えたり貰えなかったりで、エギたん、混乱の真っただ中で当日を迎えたため、停座はなんとかクリアしたけど、伏臥がいかにも自信なさげで左右の前足を揃えないままバタバタっと伏せました。また、ママも「おやつ上げていいですよ」というジャッジの合図とは違う(エギとの)タイミングでおやつ上げました。

左ターンはまだまだ練習中ですが、かなり小回りでキレイに回転できました。

でもその後の速歩・緩歩はまだちゃんと練習してないこともありハチャメチャ。速歩は去年11月くらいから少し練習始めてますが、しっかり集中してスタートから走ると5~6歩は行けるけものの、歩度変更での速歩は顔が下がりますし、緩歩は現状全く形になってません。

さらに脚側最後のスラロームは、直前に付け焼刃でやってみたものの、エギがコーンの側になると集中が切れてコーンの臭いを嗅ぐことも。だけどスラの後が招呼なので、ここで気持ちを切らすのはまずいから、恥も外聞もなく思いっきりオヤツ見せて視線を逸らさないように通過、脚側最後の停座までしっかり集中させることができました。

ここもジャッジの合図とは微妙にずれつつ招呼のエリアに移動。そのまま離れた方が集中が続きそうに思えたけれど、ここはエギを信じてやることができず、用意されていたロングリードに付け替えました。エギの気持ちが切れて来てたけど、でも地面に伸ばしてあるリードをいつでも踏めるような態勢で、マテをかけて5m離れます。

何?呼び込む地点の50cmくらい手前でリードが終わってるじゃん!来なかったらダッシュするしかないな~と腹を括り、「来い!」っと呼びました。

で、これまた脚側にジャンプで入る練習始めたら、これまでいったん正面停座してから脚側についてたのが、このところ直についたり、正面(お尻曲がる!)に来たりと崩れに崩れてるので、目の前に来たところで「あと!」っと追加の指示。ちゃんと脚側に着きました。

はぁ~もう何も言うことはありません。最後までやりきりました。場外脱走で失格だけは免れたかったので、もう上出来です。(*^^)v

「おやつ上げてください!」の指示でオヤツあげたのはもちろんのとこ、い~~~っぱいイイコイイコしました。あ、その前にリードを着けたのは言うまでもありません。(^▽^;)

      ******

出番の後、いったん車に戻ってエギに昼ご飯(朝の残りというのか??)をあげてリングに戻ると、もうステップ1は終了していて、エギ&ママ以降のチームの作業を見ることができなくて、これはとても残念でした。

何故かステップ2・3は出場者がいなくて、ステップ1は割とすぐに結果発表。

<ステップ1の結果>
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覚悟してたとはいえ、はぁ~ドンケツでした。

比べちゃいけないと思いつつ、ギュスは同じく2歳1ヶ月のデビュー戦、表彰台だったんだよね。トホホのホ。(*´Д`)

ただね、この結果表、ちょっと「?」なんです。

ゼッケン番号と出場者氏名が一致してないんです。

エギ&ママはNo.3なのにNo.7になってますし、他のチームも全部不一致です。

<出陳目録より>
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<『結果』の画像から項目の行とエギの行を抜き出してみました>
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<(たぶん?)エギの評価>
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更に…

合計(A)というのは脚側全5課目(脚側1・2・3と速歩・緩歩)の合計点のはずなんですが、どうも速歩と緩歩が加算されてないみたいなんです。

しかも、総合計点(単純に全部を足すだけではないらしい)の記載がありません。

こうなるとね、これって本当に正しい結果なの?みたいな。ま、個々の項目の点数からしてエギ&ママのは間違いないと思うけれど、オードリーと出てた時にOPDESの事務作業には何度か泣かされてる身としては、疑念を払拭しきれないのよね。

なんたって、グリーンブック2回紛失されてるし、1度走ってた時には走り終えた時のアナウンスは「ノーミス、クリーンランです」だったのが結果は「失敗1で減点5」になってたり(動画があったので訂正されて順位が引っくり返って表彰台になりました)、他にも不愉快なことがあったので、相変わらずなんだな~みたいな。

OPDESの公式サイトの結果発表がまだ出てなかったから(今日現在)、もしかすると修正されたものが掲載されるかもしれませんが、なんだかなぁ~な気分です。

とまぁ、少々ミソが付きましたけど、不安いっぱいのデビュー戦だったものの、終わってみれば失格することなく、記録(=順位&点数)が残り、エギも気分よくやり切れて、ホッとしました。

今回の出陳は、満を持してのデビュー戦というよりは、今後エギと競技(オビにしろアジにしろ)をしていけるかどうか、エギが本番の環境でどんな精神状態になるのか、ウォームアップはどういう風に持っていけばいいのか、etc. 色々と情報収集するのが目的だからという先生の方針に沿ったものだったので、初期の目的が達成できて良かったです。

で、この先どうするかというと、ステップ1をおやつなしでやり切れるようになったら、その時は本格的に競技会に参戦しようと考えています。OPDESになるのか、JKCになるのか、アジなのか、オビなのか、な~んにも決まってはいないけど、5~6歳までには競技を楽しめるようになるといいな~(*^▽^*)

「ここイイとこだね。今度はいつ来るの?次はディスク忘れないでね!」
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ちょこっとお山へ - 久々に競技会見物 [トレーニング・レッスン]

先週金曜日から素晴らしい晴天が続いた関東地方ですが、今日はまた雨。[雨]

でも朝のうちはほとんど降ってなかったので降り出す前に散歩と思って身支度始めたら…

いつもならそわそわドタバタとテンション[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]のエギなのに、マットから起き上がることもなく渋い表情。

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しかも、ママの支度が整って「散歩行くよ!」って声かけたら、あろうことか二階に駆け上がっていこうとしました。「行かないの?」って更に声かけたら足を止めて振り向いたけど降りてきませんでした。

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どうみても行きたくないんだと感じたため散歩バッグを戻してヤッケを脱いだら、エギ、降りて来てマットで丸まりました。昨日のお出かけ疲れ?まさか具合か悪いんじゃないだろうね??

もしかすると、このところ雨具着用の散歩が多かったから、着せられると思ったのかも…

2代目ポンチョがツンツルテンになったので、先日3代目を新調、試着してもらったら怒ってたっけ。

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ポンチョ探してる時に見つけちゃったニットのお洋服をついついポチり、これも試着してもらったんだけど、その時もメチャ不機嫌でした。

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着て出かけちゃえばすっかり忘れてるくせに、着る時は嫌なのよね。分かってるけど、こちらにも色々事情があるのよね。協力して頂けません?

      ******

さてさて、雨といえばブログの更新ということで(爆)、昨日のお出かけの様子をアップしま~す。

この週末、山荘から10キロほどの朝霧アリーナでJKCのアジリティ競技会が開催されると聞いたので、久しぶりにエギの環境馴致練習にでかけることにしました。

だったら土曜は山荘に泊まって、なんて話になり、急遽金曜に冬タイヤに履き替え準備万端整えたのに、土曜日は寒さが半端ないという予報。日曜の昼間には寒気が抜けて通常のこの時期の陽気になるとも。

というわけで、泊りはやめて、日曜の朝から出かけました。(^^ゞ

朝といっても家を出たのは9時半。ところがママが忘れ物したため引き返し、けっきょく10時過ぎになりました。東名に入ったら事故渋滞でしばらくチンタラでしたが、海老名過ぎたら流れ始めて後は順調、12時頃アリーナに着きました。

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朝のうち少々雲が出ていましたけど、朝霧は良い天気。富士山がドーン!(^o^)丿

パパがエギと散歩したいというので、ママはリンクサイドで観戦。ちょうどJP1度のラージクラスが走っていました。

1度だからでしょうか、スタート待てないチームが多くて、不本意ながらの同時スタートとなりオープニングのバタバタを引きずって失格となるケースがけっこうありました。

他人事じゃありません。スモールやミディアムに比べて、ラージクラスの犬たちはそこそこのスピードだったとしても足が速いハンドラーでないと置いていかれるので、待つべき場所は待ってもらわねばいけません。

中には犬が勝手にスタートを切って1本目跳んだところで(そのまま続けても構わないのですが)即走るのをやめて自ら『退場』するハンドラーもチラホラ。お気持ち、よ~く分かります。

で、目の前のレースを観戦しつつも、実はママの視線の大半はリンク奥の斜面を歩くエギ&パパの姿を追い続けておりました。

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歩き出す前にママがリード握って、こんな感じで歩いてみてと頼んだんだけど、やっぱりパパには難しいみたい。エギ、気の向くままにイケイケどんどんで歩いてます。

しばらくするとリンクサイドに降りて来て、興奮がエスカレートしているように見えたため、いったん観戦を中止して合流したのですが、エギがリンクに向かってヒンヒンいいながら突進しそうな勢いになってました。

パパは呑気に「エギも走りたいってさ~!」なんて気に留める様子もありません。

リンクを囲ってるネット際まで迫る勢いだったため、とりあえず車に戻って頭を冷やしてもらうことにしました。

これまで馴致練習で競技会の見学を3回しています。今回が4回目でアジリティの競技会場は2度目です。前回吉見でOPDESのアジリティ競技会を見学した時は、初めての場所に対する興奮はあったけど、リンクに向かっていこうとする様子はなくて、ましてや「オイラも走るぅ~!」という主張は見られませんでした。

それが今回は、明らかに自分も走りたがってるのがよく分かりました。

これを “やる気” ということもできるかもしれませんが、そんな “やる気” は不要です。

アジリティ競技で、というか種目は何であっても(ドッグスポーツでなくても!)競技の本番を前にしての気持ちの昂りとか緊張はあって当然、いえむしろ無くてはならないと考えますが、ベースは冷静でなくてはいけません。

特に犬との競技では、犬の『ウキャキャ~走りた~い!』だけでゴールできるものではありません。

だからといって、この興奮を飼い主(ハンドラー)がいくら抑制したところで制御できるものでもありません。

犬が自身の欲求(や心理状態?)を自らコントロールできるようになって、初めて冷静に行動できるのだと思っています。(ビビリ系ハイパー脱走犬オードリーとの経験からね。^^;)

このベースの部分を作るのに然程労力を注がなくても大丈夫な犬もいなくはないでしょうが(ギュスはかなり楽でした)、エギーユは、オードリーとは違う意味でリスクの高い犬だと感じているため、デビューはまだまだ先だけど馴致に励んでいる次第です。

エギにバリケン@車で頭を冷やしてもらってる間に(車待機の練習でもあります)、パパ&ママは再びリンクサイドで観戦。30分ばかりして車に戻ってみると、キャンともいわずクールダウンしておりました。^^.

そこで今度はママと会場を歩くことに。

興奮はだいぶ鎮まっていたものの、車から出したら、やっぱりイケイケスイッチ完全には切れてませんでした。

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それでもママの云う事は一応聞こえます。で、歩き出したら、飛び出そうとしてはオットットと戻って来るくらいのレベルまでクールダウンできていたので、ママ、ほとんど指示出さずに着いていきました。

あまりリンクの際に接近しないようにリンクサイドを歩いたあと、リンクから少し離れて軽くオビ練。

目の前でフリーでレトリーブしてる犬たちが何組もいたため、ここは無理せずオヤツやオモチャも使いつつ、普段通りの脚側を心がけました。

そして徐々にリード落としての据座や休止も。さすがに距離・時間とも普段ほどはのばせませんでしたけど “脱走” することはなくてホッ。

すぐ目の前でボーダーコリーがピーピーなるオモチャで遊んでいるのにロックオンしていましたが、最後、ママとレトリーブもできたので解放して終了としました。

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      ******

競技会馴致の練習を頑張ったので、ご褒美にお山のグランドで大爆走することにしました!

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夏から秋にかけて色々な面で成長著しいエギでしたが、成長は自信に繋がるわけでして、それが飼い主的にウェルカムな方向の自信だけなら嬉しいのですが、実はそうでもなかったりします。

なんというか、『オレ、だいぶ世間の仕組みが判るようになったんだぜ。母ちゃんなんてチョロいもんさ!』みたいな?

今年の夏ごろからは勝手に走り回ることがほとんどなくなって、フリー(紐垂らしてるけど...)でも安心して見ていられるようになっていたエギ、今回は飼い主の隙を伺うような素振りが見え隠れしていました。

それでも、50mの長~い紐付き+見通しの利く状況ということで、最低限の声掛けのみで泳がせました。(笑)

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概ねパパやママの周辺で「遊べ!」と催促して、楽しそうにボール遊びしてました。

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最初はイイ感じだったんですよ。


でもパパがフツーじゃ面白くないのか、焦らすような投げ方を続けていたら...


徐々に集中が切れて来て、ついにグランドからフェードアウトしかけました。

それでも手遅れになる前に呼べば(爆)、なんとか遊びに戻って来れるようになってる昨今です。


細かいこと言い出したらキリがありませんが、現在のところはこれでOKということにしておきましょう。(なんかオーちゃんの時とはすっかり別人のような母です。;'∀')

だいぶ出来上がった様子だったので...

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日暮れが近づいてきたことだし、ぼつぼつ切り上げようとしたのだけど...

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「もうちょっと遊ぼうよ!」というエギのリクエストにホイホイと応じる飼い主でした。(^▽^;)

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「やっぱりチョロい飼い主だぜ!(^_-)-☆」

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練習動画を撮ってみた!(^o^) [トレーニング・レッスン]

昨日までの青空と打って変わって、本日は朝からどんよりとした曇り空。陽射しが無いと寒いっ。明日はもっと寒くなって、雨?霙?? ブルブル...*´Д`

      ******

思えば、いつもいつも遊んでるムービーばかりなので、今日は練習風景を自撮り(というのか?)してみました。

エギーユとトレーニングをするようになってかれこれ1年半くらいかなぁ~オードリーを見送った春以降は時間を気にすることがなくなったため、散歩に加えて毎日1時間前後の運動タイムを確保するようになって、そのうちの半分以上を練習時間に充てることもあるのだけれど…

いやぁ~全然様になってない。orz

オードリーとはオビのは練習も本番も動画は無し。ギュスとは本番のみ。

で、エギとは、今の先生になってから動画で動きやポジションをチェックするように言われていたのですが、なんか面倒くさいのよね~散歩の途中で練習してるから三脚荷物になるしね~と延び延びになってました。^^;

でもしばらく前にスマホ用の簡易三脚を購入したので、重い腰を上げて今日初めて撮ってみました。

広角じゃないからカメラ近くの視界が狭くて、8の字行進してる部分がフレームアウトしてたりで、セットするアングルについては研究の余地有りです。

そして、動画以上に研究の余地ありなのが練習内容!(^▽^;)

“イケイケカブリーズ” なワンコと練習するのは若い頃のオードリー以来とあって、今のところ全く調和が見られません。エギの動きに振り回されっぱなし。

オードリーからギュスに変わった時も慣れるまでずいぶん時間がかかったけど、今回も先は長そう。

身体が離れるのは少しずつ改善されてきてるけど、お尻が開くんだよね~(;´д`)トホホ

ギュスやオードリーは指導手が前見てても、左眼の下端からチラ見するとお尻の入り具合がほぼ把握できていたんだけど、エギは左腕(冬場は着こんでることもあり...)の陰になってよく見えません。

というわけで、これからは億劫がらずに小まめに動画チェックしようと思いました。(;^ω^)


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お受験 ー OPDES TT1 [トレーニング・レッスン]

今日は朝から雨模様。週末なのに生憎のお天気となりましたが、2月に入ってから晴天に恵まれていたエギ地方です。

先週も土日とも良い天気で、ママ、思い出せないぐらい久しぶりに犬抜きで羽を伸ばしてきました。高校時代の友人と観梅散策&ランチを楽しみました。(^_-)-☆

<小田原城公園にて>
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お天気が続くとついついエギと屋外で過ごす時間が長くなってブログが放置されることに...前回の更新から1ヶ月以上あいてしまいました。(*_ _)

その間とりたてて変わったこともなかったのですが、強いてあげるなら、11年目に突入したオーギュス号がなんとな~く弱ってきてまして、遂に車を買い替えることにしました。

納車はだいぶ先になるため、今しばらくはオーギュス号と付き合うことになりますけど、手放す日を想うとすご~く寂しいです。オードリーやギュスターヴと所縁のモノがまた一つ身の回りから失くなるのですよね。

<しばらく走ってエンジン切ると右前輪辺りで水が滴ります!>
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新車は犬同様サイズダウン(笑)、フリード+というコンパクト・ミニバンになります。納車になったらまたアップしますね。

      ******

前置きが長くなりました。本日の本題です!

タイトルにあるように、先月(1月18日)、エギ&ママ、OPDESのチームテスト・レベル1を受験しました。

結果から言っちゃうと、合格できました。

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が、しかぁ~し、薄氷を踏むが如きというか踏み抜いちゃった?!みたいな不甲斐ない出来で、かなり不本意な作業内容でした。

そりゃね、エギとオビディエンス目指すつもりはないから(たぶん...)、OPDESでアジリティ走るためと割り切ればいいんだろうけど、“あの”リングびびりの脱走犬オードリーとのTT1よりも点数悪くて、先が思いやられるというものです。orz

言い訳すれば、試験当日は関東沖を南岸低気圧が通過してて、雪まじりの氷雨。朝より日中の方が気温が低いという、骨皮筋男で貧毛のエギには厳しい気象条件でしたし、受験日から遡ること10日ほど前から胃腸の具合がかなり悪くて断続的にオェピーを繰り返してまして、丹田に力が入らない体調でした。

体調が今一つの時って、精神状態もどこか取り留めなくて集中が続かないしね~当日までキャンセルするか悩んでました。(これってギュスの競技犬生後半と一緒じゃん!>_<)

前日の予報より朝の気温が下がらなかったこともあり、出番の2時間くらい前に着くように6時半頃家を出て8時過ぎに着きました。

開催場所は夢の島マリーナ隣接の『イーノの森』というドッグランでして、実は、首都高運転するからママの予行演習とエギの場慣らし兼ねて前の週末に下見に行ってました。

<お受験の前の週、パパとルンルン散歩@会場周辺>
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下見の日、パパにはあんまりお遊びモード入れないようにお願いしたんだけど「ム~リ~!」というわけで、途中からはママが手綱を握って一通り試験内容のおさらい。

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河口近くのためか野鳥がピーチクパーチク。目の前をうろついてる中、据座と休止の練習は念入りにやりました。^^;

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でもって、自分ではトレーニングもハンドリングもしないオーパパですが、何故か競技会とかお受験になるともれなく着いてきますので、試験当日も一緒にお出ましになりまして...;一_一

オードリーほどではないけれど、エギもパパがウロウロしてると更に気が散るだろうな~とママは気が気ではありませんでしたが、なんと、雨具を忘れたとかで殆ど車から出ることはありませんでした。ラッキー!(^_-)

ところが、エギがヤバいかも!

雨の中、車から降ろしたら全身ガタガタ震えてるじゃありませんか。前の週に来た時はランが休園だったこともあり辺りは人影まばらで閑散としていたのに、この日はチームテストとオビディエンス競技の参加者たちでざわついていたので、様子の違いでブルってる?なんて嫌な思いがよぎったものの、単純に寒いのかも~とフリースの裏地付き雨具を着せたら震えが止まりました。┐(´д`)┌ヤレヤレ

先生から、「エギは本番前に一度きっちり練習した方がいいタイプだから、しっかり通してください」と事前にアドバイス頂いていたため、会場であるランの柵の外で一通り練習してみました。

普段は雨でも気にすることないエギですが、やはり寒かったのでしょう、なんだか落ち着きがありません。まぁね、ここへきて細かいことに拘ってもいいことないので、大きな失敗のないようにさりげなく気を付けつつウォーミングアップ終了。

<車の中からパパが隠し撮りしてた直前練習風景。;^ω^>

エギ同伴でリングサイドの偵察にいったら、今度はスピーカーから流れるオビの講評アナウンスの音にノイズが乗ったものだから、思いっきりビビるじゃありませんか。ひぇ~アンタそんなこと気にしたっけ?と思わずのけぞる母でしたが、気を取り直して、付け焼刃の環境馴致 with トリーツ。^^ゞ

落ち着いてきたのでいったん車にしまって休憩。

出番の15分くらい前に再びリングサイドに向かいましたが、この時は雨から霙に変わってたような…

なのでエギ、小型犬並みにセーター着用で試験に臨むことにしました。[あせあせ(飛び散る汗)]

2組ほど待って、いよいよリングへ。

相手チームは同じスクールのシリウス君&ママさん。レッスンでもよくご一緒するので、エギもママもちょっとは緊張が和らぎました。

が、一難去ってまた一難。(;´Д`A ```

エギ&ママチームは偶数番ということで休止から。

鳥にロックオンしていれば「オイラ待~つ~ぜ~、いつまでも待~つ~ぜ~」のエギですが、この時は雪まじりになっていて鳥は現れず。オマケに、後で分かったのですが、伏せの姿勢で冷えたのか、お腹がぎゅるぎゅるしてた模様で、何度か体が浮きまして、最後は立ち上がりました。

ここでママ、すかさず体符つきで「伏せ!」と叫びました。

これまた事前に先生から「動く前に“マテ”かけた方がいいです」と言われていたので、この前にも2回声符をかけていまして、都合3回コマンドかけましたが、結果伏せの姿勢に戻り、指定の場所から移動することはなかったため0点は免れたようでした。

優等生のシリウス君は、悪条件の中いつもどおりのパフォーマンスで作業終了。

いよいよエギ&ママが作業する番です。

休止していたエギを迎えに行って脚側に座らせると、エギのお腹からギュルギュル音が聞こえて来ました。

で、スタート位置に移動していたら、今度はプスプスと放屁音がしてプ~ンと鼻を衝く臭い。

もしや...

はい、予感的中!

脚側行進を始めて15歩くらい進んだところで、エギ、突如しゃがんでウンチングスタイルに。[がく~(落胆した顔)]

「いくらなんでもここでするのは止めて~」っと少し歩調を早めて歩き続けたら、エギも立ち上がって歩き出しました。でもどうにもならないのか、今度はママを引っ張るようにリングの端っこに向かおうとしました。

こりゃ~ダメだな、リング内で排泄して失格するよりは退場すると申告して試験中止してもらおうとジャッジに向かって挙手。

それがね、ママったら「退場します」というつもりが『退場』という単語が出てこない。(最近よくあるんです、単語ど忘れすること。/ω\)仕方なく「お腹の調子が悪くて排便したいようなんで出てもいいでしょうか...ゴニョゴニョ...」みたいな。

そしたら、何故かその場で待つように言いおいてジャッジがリングの外に協議(?)に行ってしまいました。

その間、相手チームの休止時間が延びるわけで、万が一動いちゃったりしたら申し訳ないな~とか、エギがこらえきれずにその場で排便しちゃったらやだな~とか、かなり気を揉みましたが、2~3分で戻ってきたジャッジ、「このまま試験続行してください」とな。

ギョエ~やるんかい?!

こうなったら開き直るしかありません。気合入れ直して脚側行進の中盤から再開。

そしたら、なんかエギの便意がおさまったらしく、犬が変わったかのように普段通りの脚側。群衆でもほぼほぼ離れることなくまずまずの集中で脚側行進終了。

据座と伏臥からの招呼も普段通りで、なんと、やり切りました。

講評は「途中で便意を催したようでしたが持ち直し、その後は集中した良い作業でした。40点、合格です」って。内心、マジっすか?なオーママでした。

リングから出るなり便意がぶり返したエギ、今度こそ出すもの出すぞ~とばかり植え込みの陰にママを引っ張っていきゴロゴロピー、ひとまずスッキリしたらしい。

車で休む間もなく、Bセクションが始まるとのアナウンスがあって、再びリングサイドへ。

今回のBセクションは、挨拶を交わした後ジャッジが犬を触る、会場周辺を受験者&犬でそぞろ歩く、最後は犬たちを1~2m間隔で係留してハンドラーは物陰に隠れて待機、その間にスタッフが係留されてる犬たちの前を駆け足で行ったり来たりする、の3課目でした。

全部終わって、「皆さん問題ありません、合格です」って。

ところが、解散して歩きはじめたところで、「元気なブリタニーの飼い主さん、ちょっと!」と呼び止められまして...「攻撃的ではないので合格ですが、けっこうワチャワチャしてましたから、日常の場面ではくれぐれも気を付けてくださいね」と念を押されたのでありました。(大汗[あせあせ(飛び散る汗)]

残すはハンドラーの筆記試験だけとなりましたが、な、なんと、オードリーの時の記録が残っていたため、ママ、筆記試験免除となりまして、受付で(切れていた)会員登録し直して、無事全て終了の運びと相成りました。

TT1だし...かなり過酷な気象条件下だったし...ジャッジ、ずいぶん甘かったのかも~という感想ながら、とにもかくにも合格出来て良かったです。受験料ムダになるかと思ったわ。オヨヨ..(;´д`)

      ******

いやぁ~それにしても寒かった。思えば、ギュスとのデビュー戦@神奈川訓練士会も出番が回ってきたころは氷雨、帰る頃には雪に変わって寒かったな~お陰でギュスはテンション[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][るんるん]だったけど。

これでエギ坊とオプデスのアジリティ1度を走れるようになったけど、さて、今シーズン中のデビューはあるのかな? 3月末にとりあえずビギナーかノービスで様子見てみようかな??

う~ん、、、

ママの中ではまだ迷いに迷ってます。どうなることやら。乞うご期待!(^▽^;)

<写真撮ってる余裕なくて、画像は帰りに渡ったゲートブリッジのみ!>
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石の上にも三年? [トレーニング・レッスン]

ゴールデンウイークに向けて(というか世間はもうGWなの?パパは毎日お仕事してるけど...)一層の外出自粛ということで、都立公園である小山田緑地はこの週末から駐車場が閉鎖となり、町内のグランドも完全封鎖で立ち入ることすらできず、毎日の散歩は徒歩で薬師池公園と先日リニューアルオープンした西側エリアを巡るくらい。

帰り道、運よく穴場公園の極小広場が空いているときはプチっとオビ練+半径3mくらいのボール遊びでお茶を濁していますが、歩く距離&時間を延ばしても、最近はバードウォッチング&ポイントを控えてもらってることもあり、帰宅後に遊んでやらないと溜飲が下りないエギ坊です。

レトリーブで走り回るほど広くない我が家の庭なので、遊ぶのは室内となり...

鼻を使うことを強化する遊びは封じらてることからノーズワーク系の遊びもできず...

けっきょくちんまりとトリック(お手とか..寝ろとか..回れとか..)を仕込んでみたり、オモチャの持って来いするくらいなんですよね。(;´д`)トホホ

それでも構ってちゃん気質のエギなので、内容は何であれ小1時間も相手してやると、その場は納得してくれますけど、なんちゅうか、もう身体が勝手に動いちゃう? 日に数回はネズミ花火のようにリビングでクルクル疾走してます。大人になってからはあんまりやらなくなってたのに、毎日室内運動会です。

でもね、運動不足だからといって悪戯に走るわけではなくて、身体や足先・指の間を執拗に舐め噛みするタイプなので(炎症が起きます!)、室内運動会は足腰に障らないレベルであれば大目に見てます。

いやぁ~活発な子供のいる所帯は相当苦労してることでしょう。一日も早く外で遊べる日が戻って来ることを願うばかりです。

      ******

おっと、延々ぼやいてしまいました。(^-^;

今日はですね、ちょっと嬉しいことがあって記事を書くことにしたのでした!

実はエギ、これまで物(オモチャに限らず)を咥えた状態からお座りすることが出来ませんでした。オイオイ..(ノД`)・゜・。

座ってる状態で「持って!」と物を差し出せば座ったままで咥えることは出来るのに、例えば、ボール遊びしてる時、キャッチしたり地面から拾い上げたボールを持ち帰り、ママの前に転がすか手渡しすることは出来るのですが、咥えた状態で「座れ!」と指示すると、腰を落とす動作に移った瞬間にボールが口からポロっと落ちるのです。

座る動作とボールが口から落ちるタイミングがあまりにもぴったりなので、最初は、腰を落とすと顎の力が抜けるとか、何か身体的な原因でもあるんじゃないかと思ったくらい、絶妙のタイミングで落とすんです。

いや、落とすのではなく、落ちちゃう感じ。

で、トレーナーさんとか、訓練やってる友人とかにこの話をしたら、皆さん「あ~一度に二つのこと(保持する+座る)ができないのよ」って。

意図的に保持を拒絶してるというより、どっちかしかできない単細胞アタマということらしい。(ーー゛)

ということで、かれこれ3年近くコツコツと練習は続けていたものの、「あ~(課目としての)物品持来は一生無理かも」って思い出してた矢先のつい先日、遂に、持ってきたボールを咥えたまま座り、更に保持し続けるということをやってのけたのです!

母、大感激。嬉し涙は流さなかったものの、かな~り興奮しちゃいました。('◇')ゞ

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でね、まぐれじゃないかと何度か繰り返したら、持ち帰ったら自発的に正面停座するようになってきまして、オォォ~これなら将来的に “持来” ができるようになるかもしれない、とウキウキしながら屋外でも練習はじめてます。!(^^)!

今のところ、自発的に座るのは10回に1回くらいだし、テンション[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]で遊んでるときは「座れ!」というと腰を落としながらポロっと落とすこれまでの状態に戻ってしまうこともありますが、そんなときでもマテの視符で興奮を鎮めて、チューイングが止まった時点で落ち着いた声色で「座れ」というと咥えたままで座り、「出せ」の指示まで保持することができるようになりました。(^o^)

このオバサン、たかがボールの受け渡しに何を興奮してるんだ?と呆れられるかもしれませんが、持来はある種、服従性(というと嫌悪感を感じる方もいるかな...)のバロメーターというか、犬にとってはけっこうハードルの高い作業なのです。

プレイドライヴの強い犬が、捕食本能を刺激するボール投げの間は待たせられ、解放されて捕獲できた瞬間、今度は獲得した獲物を持ち帰り飼い主に差し出すことを命じられるばかりか、受け渡しの姿勢やタイミングまで細かく指示されるんだから、犬からしたらたまったもんじゃありません。

そのせいかどうかは定かではありませんが、レトリーバー種だからといって、遊びであっても、この一連の作業が最初からスムーズな犬ばかりではないのです。

オードリーなんて、取りに行くときは嬉々として吹っ飛んでいきましたが、そのまま持ち逃げしたり、なんとか手元まで持ち帰るようになってからも、「取れるもんなら取ってごらん!」とばかり飼い主の手が届きそうで届かない距離をキープしながら戦利品を見せびらかすかのように走り回ってました。

はい、まともに持って来い遊びが出来るようになるまで1年半以上かかりました。(*_ _)

そうかと思うと、レトリーバー種じゃないのに、最初から教え込まれたかのように持ち帰って正面停座、「出せ」と手を差し出すとすんなり渡す犬もいたりします。

えぇ、ギュスターヴがそうでした。

初めて屋外でボールを投げた時のこと、今でもウルウルしながら思い出します。嬉しそうにボールを追いかけて行って咥えると、これまた小躍りしながら持ち帰り、ボールを咥えたままママの正面できちんと座って、誇らしそうに顔を上げてまっすぐにママの目をみつめていましたっけ。(なんて真面目なの~♪)

その後ボールがダンベルに変わっても、持ってこなかったことは一度もありませんでした。(*^^*)

いやぁ~よくできた奴でした。って、オードリーとの苦闘がなかったらそこまで感激はしなかったでしょうけどね。^^;

で、エギーユはどうだったかというと、最初の段階では、ディスクやボールを空中キャッチした場合は持ち去ろうとすることがありました。

が、地面に落ちたボールを拾う場合は、基本持って来る気はありました。でも咥え上げた瞬間に(たぶん)鳥の臭いを取ったり姿が視界に入ると、ボール咥えてることを忘れて(?)そのまま鳥を求めてすっ飛んでいってしまう(=ボールは途中で放棄)ことが殆どでした。室内ではきっちり持って来い遊びができていたのにもかかわらず、誘惑が勝ってました。

レトリーブというのは持ち帰るんだよ~大・大・大好きな鳥がいても、ゲットした獲物はご主人様に貢ぐんだよ~(って、これじゃ遊びじゃない?!)そしたらご褒美たんまり貰えるからね~と嫌らしさ見え見えのやり取りが半年くらい続き(笑)、徐々に持ち帰る義務感のようなものが芽生え(でも嫌々ではない)、時に “ボール運び” を放棄して気の向くまま吹っ飛んで行きたい欲求と葛藤しながら、2歳の夏を過ぎた頃からは確実に持って来るようになりました。

エギは元々、持って帰りさえすれば放さないということはなくて、ママの足元に転がすか、こちらが手を出して「頂戴!」といえば手渡しもできました。

でも上述したように、座って保持することはできなかったのです。(遊ぶだけなら別にいいんだけど、もしかして...ひょっとして...競技会とかでるかもしれないじゃん、みたいな欲がありました。^^ゞ)

それが、3年目にして、とうとうできるようになったので、ママ、大感激なのであります。

それに、オードリーの倍もかかったけど、その分お互いにいがみ合う場面はほとんどなくて、時間はかかったけどストレスなしでここまで漕ぎつけたことが、すっごく嬉しかったのです。(*^^)v

      ******

犬を飼い始めて感じてることがあります。

家に迎えて3年くらい一緒に過ごすと、犬って懐くんだな、と。

家族として接しているのだから当たり前なのかもしれません。

でもね、「こいつも家族の一員になったんだな~*´ω`」とつくづく実感するようになるのが3年くらい経った頃からじゃないかと思うんですよね。

さてさて、本日も愚にもつかない飼い主のタワゴトにお付き合い頂きありがとうございました。

最後に、やはり3年目にして、だいぶ日常会話が成立するようになってきたからこその気の緩みによるヒヤリハットを記しておきましょう。

このところオーブンレンジのスチーム機能に不具合が起きてて、エギの常食、お昼のプリンを鍋で蒸しているのですが...

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蒸しあがったかどうか加減をみていたら、エギがやってきて手をかけようとしました。

思わず、「熱いよ!」と叫んで火を消し、「危ないでしょ、下がって!」とたしなめたら、一歩下がって考えた。で、伏せた。

目を放してるわけじゃないという油断があったからですが、冷っとしました。

そう、阿吽の呼吸とか、ツーカーな意思疎通とかが当たり前になってくると、段々飼い主の気が緩んできちゃう部分もあります。反省しなくちゃ、な一コマでした。

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久しぶりに練習動画を撮ってみた。 [トレーニング・レッスン]

関東も昼前に梅雨入りが発表されましたね。鬱陶しい季節到来です。しかも今日は台風の時みたいな変な降り方してます。

朝、パラっとして日差しもなかったので散歩にでたら、みるみる青空が広がり、お日様も顔を出して蒸し暑いったらありませんでした。それでも1時間近くは付き合わされまして、母は汗だく。ついにエアコン(冷房ね!当然か..^^)稼働しました。

<吹き出し口の下でお腹出して昼寝中>
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陽気がこうなってくると自主練も思うに任せませんが(今年はコロナで3月からずっとだけど...=_=;)、久々に練習風景をカメラに収めたのでアップします。

実は、先週の土曜から昨日までお山に行っていました。

というのも、ママ、裏のマンション建設工事の騒音振動でどうにも体調がおかしくて(頭痛と吐き気)限界だったのです。

5月下旬に工事再開してからの2週間、例のごとくエギつれて9時前後から昼休みくらいまで散歩、現場が昼休憩の間に家のことをできるだけこなし、午後は1時から4時くらいまでひたすら我慢、4時過ぎからやや早めの夕散にでかける生活を続けていました。

が、いくらエギを暑さに慣らすといっても、日中連れまわすのはそろそろ限界。さりとて、終日騒音振動が続くばかりか、突発的には『震度3か?!』みたいな激しい揺れが起こることもあって、驚いたエギがママのもとに走り寄ってくるようなこともあるため、一人で留守番させてママだけどこかへ避難するわけにもいかず...

そんな折、5日の夜送られてきた週間工程表に11日まで更に騒音振動の激しい作業を実施予定とあったので、後ろめたさいっぱいでしたが、6日からお山に避難しました。

山荘は別荘地内ですので近隣みな他県ナンバーですし、思っていた以上に滞在者が多かったのには驚きましたが、東京アラートが発令されている状況での越境移動ですから、移動中はノンストップ、普段は河口湖で調達する滞在中の食料も自宅から持参して、滞在中は地元の人々とは接触しないように心がけました。

というわけで、顔馴染みの方をお見掛けしても、かなり離れた距離から挨拶ていどの会話を交わすのみで、ひたすらエギと散歩&トレーニングの日々でした。^^ゞ

この時季、キジたちが子育て中なので、犬の気配を察知するからか、エギの行く先々でケンケーンと警戒鳴きがあがるわ、10mくらい先の道路を家族連れで横断するキジたちに出くわしてポイントするわ、朝は空が白み始める3時半過ぎから敷地内で(窓辺かっていうくらいの至近距離!)でケンケンケンケン鳴かれ、そうするとエギの頭は雉狩りのことで一杯になって興奮しだすわで、も~エライコッチャな毎日でしたが、今年は『雉頭』をON/OFFする練習もたっぷりできたので良かったかな?(^▽^;)

      ******

去年の秋頃から、お山のグランドでもずい分ママと遊べるようになって、時にはロングリードの末端をフリーにしてレトリーブしたり、ロングリードの末端は握りつつも紐無し風のオビ練をしてみたりと、東京の家の近所のグランドと同じように過ごすことができるようになってきていたので、今回はもう一歩進めて、じっくり練習してみました。

滞在4日目の夕方、抑止力としてのロングリードは垂らして置きましたが、ママの気持ちとしてはリードは完全無視、無いものとして練習しました。

先ずはウォーミングアップ兼ねた1本目。


グランドまでの1.5キロを雉探しながらほっつき歩いたので頭の中はまだお祭り状態のままでしたが、冷却時間(?)はとらず直ぐに練習モードに切り替えました。

といってもエギとの自主練ではパピーの頃からエギの気持ちがママに向くまではママの方から強く誘うことはせずに、エギの意識が向いてきたことろで始めるというスタンスでやってきているので、わりと自由かも。

これでも、以前と比べたら、気持ちが向いてくるのに要する時間が大幅に短縮されているのです。^^;

2本目の時は、そこここで雉の鳴き声がしていたので、ママが緊張しちゃって、ただでさえ姿勢や動きが変な人なのに、と~ってもぎごちなくて恥ずかしいかも。(;'∀')


ここ最近心がけているのは『基本目線は合わせない、出来る限り声掛けしない』ということなのですが、この環境だとついついエギを見ちゃうし、ボール追いかけて行ったときに立ち止まってあらぬ方向の藪を凝視すると「来い!」と叫んでしまいます。マダマダだわ。(^-^;

3本目(この日の最後)は途中でスマホのSDカードがいっぱいになって切れちゃったんだけど、その場の伏臥と立止です。


エギとオビディエンスで競技を目指すつもりはなかったんだけど、このところのエギの動きっぷりを見るにつけ、いずれは出てみてもいいかな...みたいな気持ちが湧いて来てて、先生もそのつもりでレッスンしてくださってるので、伏臥や立止の練習しだしたんだけど、まだまだ不安定です。

競技を前提に練習するとなると、当然ながら作業中の犬に視線を向けることはありません。

そこで一番気になるのが、密着度とお尻がハの字に開いてないかということなのですが、エギの体格ではママの目の端から視野に入るのは鼻先くらいでして、レッスンでは先生が指摘してくださるからその場で修正できますが、自主練の時は難しいです。でも今回動画に撮ってみて、思いの外寄ってることが分かったので、必要以上に神経質にならないように気を付けようと思いました。

脚側は...

3月下旬に足柄のランでゆうさんに撮って頂いたときより密着度は良くなってるかな。左折や左ターンも徐々に形が出来てきてるような…右折と右回りの練習にもぼつぼつ本気で取り組もう。

去年の12月、今年3月、そして今回と動画でチェックしてみて、エギは着実に向上してるのが分かりましたが、問題は私です。orz

先生からは「エギの姿勢やテンションは悪くないのに、ハンドラーの動きがしょうもなくて減点されまくるので改善するように!」って言われ続けてるんですよね。は~左右の足にバランスよく荷重できるようになりたい。そもそも猫背・前かがみの姿勢をなんとかしたい。オヨヨ..(ノД`)・゜・。

      ******

今回の滞在、実はちょこっとアジの自主練もしてみました。

テクニカルなことというよりも、この環境のなかで集中を切らさない練習という感じ。

去年アジのレッスンを受け始めたときから『いずれはお山のグランドで自主練』と考えていました。でもオビと違って紐無しで動かすわけですから、おいそれとは踏み切れません。

で今回、そろそろ行けるかな~とハンドメイドのスラロームとハードル4台セットして、恐る恐る(??)チャレンジ。あ、カメラ手にしてハンドリングしてました。[あせあせ(飛び散る汗)]


スクールでは目下『大きな声で指示を出さない(時にはサイレント!)』練習に力を入れているのですが、ケンケーンと雉の声が聞こえるとママの声が大きく&鋭くなってしまいます。

上の動画の時は雉さん鳴いてなかったんですけど、下の動画のときはスタート直前に鳴いてエギの体(表皮?)が反応、スラに入ったものの出て来ちゃって、きっつい声でやり直しさせてます。先生に叱られちゃいますな。(;´д`)トホホ


今ではエギのことだいぶ信用してますよ、ふっ飛んで行っちゃったとしてもコマンドで戻って来ると。

この時も一度キジの鳴き声に反応して、でも鳴き声とは違う方向(前々から気にしていた風上方向)の藪目掛けて走りだしましたが、「来い!」と声を発したら即座に足を止めて振り向き、ママとコンタクトをとって戻って来ました。

もし万が一ぶっちぎって姿が見えなくなるまで深追いしたとしても、今のエギは十中八九戻って来るだろうと(いちおう根拠もある?!)信用しています。

でもね~やっぱりGPSカラーは外せませんでした。次の目標はこれを外すこと??

今回は自作のアジ道具を試すのも目的だったのですが...

スラは短い方のベースをペグか何かで固定する必要がありそうです。塩ビのポールがすっぽ抜けるかもしれないと予測していたのですが抜けることはなくて、メインのベースに接続するためのジョイントが回ってポールが倒れてしまいました。ポールを白・青にカラーリングする予定ですが、ペグの方も考えねば。

ハードルの方はオーギュスが障害飛越の練習で使用していたのと同じ作りなので、裏から飛ぶときにバーを引っかけるとバーが落ちないから支柱ごと引っくり返るかも。う~ん、危険といえば危険です。

オーギュスは正面から往復するだけだったから際どい角度から飛ぶ必要はなかったので、リスクはあまり感じませんでした。エギは滅多にバーを引っかけることはないけれど、できることならバーがどちら側からも容易に落下するシステムにしたいな~と思案中です。

ちゃんとした競技用の道具は値段も高いし、保管したり持ち運ぶのが大変なため、イレクターで作りました。スラのベースがプレートじゃないから引っかけるか心配でしたが、この環境では集中イマイチでスピード出ないためそっちは今のところ大丈夫なようです。

予測しうる限りのリスクを想定して、気を付けながらやっていこうと思います。(目指せ、脱GPSカラ―!!! ̄▽ ̄;)

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お受験 ー OPDES TT2 [トレーニング・レッスン]

長~い梅雨のあとにウンザリするような猛暑の夏が続き、やっと秋が定着したかも~な昨今ですが、爽やかな秋晴れは少ないというか、秋も雨が多いのかも...今回の台風は海上を北上中、上陸は免れたようでヤレヤレですけど、明日も雨らしい。4連休明けからお山と考えていましたが、来週は少々用事があるし今月は行けないかなぁ...(ノД`)・゜・。

東京にいるときにせっせとアップしないと、また放置ブログになってしまうので、9月の出来事をアップします!

先ずは9月13日にオプデスのチームテスト・レベル2を受験したというお話。

今年2月のTT1受験から7ヶ月。その間コロナの感染拡大でドッグスポーツ含めてあらゆるイベントが中止となり、OPDESのアジリティ競技会も全てキャンセルされていた状況で、急いでTT2受ける必要もないのかもしれないけど(TT1の有効期限は1年)、せっかく会員登録して会費も払ったことだし、前倒しで受けてみようか~的な。^^;

通常は競技会が開催される会場で併設の形で実施されるチームテストですが、競技会がないので、このところはOPDES指定のドッグスクールなどで小規模で実施されていて、今回、エギがお世話になってるスクールでやることになったのも理由の一つでした。

会場がホームグランドというのはかなり有利なはずですが...

9月になってもなかなか暑さがおさまらない中、スタートは夕方6時とな。近頃のレッスン見てると、余程のことが無い限り場外脱走はないだろうけど、万々が一ぶっ飛んだ場合、夜の闇に消えてしまうわけで...ダイジョブか~(ーー゛)

オマケに、試験前日にオェオェ、それもちょっと酷かったので、土曜日の朝、久々にかかりつけを受診する始末。診察の結果、体の状態はそんなに悪くはないから、いつもの薬を飲ませて食餌を加減して休ませるように言われました。

土曜日は終日ママにまとわりついて足元で丸まってましたが、外の気配にはアンテナ張り巡らして過敏に反応、ちょっとしたことで窓辺に走り寄っては番犬吠えしてました。orz

で、試験当日の朝、嘔吐は治まっていたけれど、まだまだグッタリ感を漂わせてまして...

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朝ご飯前に散歩にいったので、試験課目きっちりではなかったけれど、軽く流して状態チェック。体調に不安があると周囲への警戒心が高まるので、作業への集中力が落ちるのですが、この時のエギもそんな状態でした。

でも動きは悪くなくて、どうしたものか悩む~という感じ。

朝食後も嘔吐は無くて、ママのストーカーも無し、昼頃にはグッタリ感も抜けてヘソ天で寝る姿も見られるようになりました。

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というわけで、受験することに決めましたよ。

でもね、前日ご飯を減らしたため出るものが出ず、朝、印程度の軟便をちょぼっとしただけで、試験内容の調整よりもお腹の調整をしないと、な状況でした。(*_ _)

もしもTT1の時みたいに試験中に催したら、今回は『棄権します』と告げて即退場するつもりでしたが、TT2は紐無しなので、そんなに都合よくいくんだろうかという不安は残りました。はぁ~またしても相手チームに迷惑かけることになったらどうしましょ。(;´д`)トホホ

17時半集合でしたので、その前に長池公園によってお散歩。少な目&軟らか目ながら排便をしてくれて、ちょっとホッとしました。そこで、これまで長池公園で練習ぽいことはしたことなかったけど、散歩の合間合間でちょいちょい脚側やマテの練習。夕方のお散歩ゴールデンタイムだったので程よいディストラクションがあって、良い調整ができました。

集合時刻より少し早く到着しましたが、既にほとんどの方が見えてて、受付(検温&問診表の記入も!)を済ませました。到着と同時くらいに雨が降り出したこともあり、少し早めですが始めますということで、18時ちょっと前に始まりました。

今回エギ&ママは前半(先に作業をする)でした。休止が先でなくて良かったわ。(*^^*)

申告が済んだところで紐を外してスタート地点に移動。

脚側行進からです。到着から殆どウォームアップなしで本番を迎えましたが、思ったより集中できてて、群衆まではほぼイイ感じで歩けました。群衆のハチの字の外回りの時に何かに気を取られてちょっと顔が下がりましたけど最後の指示なし停座はちゃんと顔が上がって集中できました。(14点/15点中)

行進中の停座は問題なかったかな。(10点/10点中)

行進中の伏臥は、講評の時に伏せの動作に入るのが一瞬遅れたと言われたような...よく覚えてないです。^^;(14.5点/15点中)

やれやれ、エギのお腹は持ちこたえてます。

ここで相手チームと交代して休止場所へ移動。ジャッジの指示で伏せさせて20歩離れます。この頃雨はほとんど上がってて、地面は濡れてたけど2月のように寒い訳じゃないので頑張ってね~と祈り続けました。

頭上を飛び交う鳥の姿やすぐ脇の藪の中から聞こえてくる鳥の鳴き声にソワソワもじもじしつつも、かろうじて伏せた場所から動くことなく相手チームが作業を終えるまで待てました。雉が出なくて良かったよ~;^ω^(9.5点/10点中)

エギのところに戻って脚側に着け、ジャッジのもとへ。

48点/50点中でAセクション合格でした。(*^▽^*)

この後、エギ&ママにとってはハードルが高いBセクションがありました。

6チームで行われまして、2~3mの間隔で犬を係留して離れる・診察台に見立てた台に乗せてジャッジが犬を触る・グランドの外を受験チーム全員で連なって擦れ違いながら歩くという3項目でした。

エギ、みんなで歩き回るときに少々興奮気味だったけど他のチームに挨拶しに行くようなことはありませんでした。が、最後に全員集合して結果を告げられる段で、「もう一度他の方たちの間を歩いてみてください」と言われてしまいました。この時は割と落ち着いてて、なんとかクリア。良かったわぁ~^▽^;

というわけで、Aセクション、今回はちゃんとした点数で合格できました。Bセクションはまだまだヤバイので、次回に向けて(半年後~1年以内にAセクション40点以上でもう1回合格しないといけません)頑張ろう。(^^ゞ

一応TT2にも合格したけど肝心のアジリティがねぇ...有効期限の1年以内に、万が一3度に昇格しても(爆)走れるんだけど、まだ競技会デビューできてないんだよね~どうなることやら?!(^-^;

「オーちゃん、ギュス、エギ&ママのこと応援してね!」
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ひと月遅れで夏合宿 [トレーニング・レッスン]

『9月の出来事』記事2本目です。(^^ゞ

4連休の初日と二日目に開かれた他校との合同練習会に、今年も参加してきました。当初8月下旬に予定されていたのですが、コロナの感染が再拡大していたことからいったん中止、その後の状況を鑑みて1ヶ月遅れの開催となりました。

開催場所は昨年と同じ魚沼の山里ということで、我が家は前泊することにして18日に出発しました。

<赤城高原SAにて>
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この日の予報は昼頃から雨。道中はなんとかもって曇り空、気温も低目で良かったのですが、上越トンネルを抜けたら雨が降っていました。

六日町インター脇のショッピングセンターで食料の買い出ししていたらザーザー降りに。ハァ~去年と同じシチュエーションだわ。(/ω\)

泊まるのは昨年と同じキャンプ場、なんと全く同じバンガローでした!

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お陰でエギは初めからリラックスして寛いでいたのですが、今年は道を挟んだ向かいにテント泊の方がいらして、雨にもかかわらず外でBBQ、しかも結構な音量で音楽流し出したものだから、エギ、警戒モードのスイッチON。けっきょく夜通し外の気配にちょくちょく反応してて、エギ&ママ、寝不足で朝を迎えました~orz

雨は夜通し降り続いていましたが、朝起きたら小降りになっていました。4時前に起きてエギにいつもの半量のご飯をあげてから荷物を纏めて5時くらいに出発しました。

会場までは20分ほど、雨の中リンクの設営が進められていたので我が家もお手伝い。6時になると受付が始まり、7時過ぎから各種注意事項と二日間のスケジュールの説明があり、いよいよ練習会スタートです。

今年は、二日とも最初に競技形式で全参加者が走ったあとコース解説やリトライ、その後希望者ごとに分かれて、ノービスクラス・コンタクト練習・シーケンス講習などに参加という流れになりました。

エギは、初日はジャンピング&アジリティの順番で1.5度のコースを走り、午後コンタクトの練習、二日目はアジリティ&ジャンピングの順でコースを走り、夕方シーケンスの講習を受けました。

去年はGPSカラー着けて紐付きでノービスクラスに参加しましたが、今年は競技会形式でコースを走ることになり、ママ、けっこう緊張しました。リンクの周囲を囲ってあるとはいえ、90cmくらいの高さのネット1枚です。地面との境が固定してあるわけではないから、潜り抜けることもできます。

はい、場外へ吹っ飛んでいく恐れが無きにしも非ずなので緊張しておりました。成績(表彰)から除外してよいなら首輪着けて走っても良いというので、初日はGPSカラー着けて走りました。(^^ゞ

1走目はジャンピング1.5度。思えば、オードリーとは雨の中走った記憶がなくて、雨具着て走るのは初めてでした。いつにもましてモタモタした走りで且つ走路がメチャクチャだ~見分とかなり違うライン走ってるじゃん。(*_ _) (以下の動画、全部ミュートしてないのでボリューム調節してください)


2走目はアジリティ1.5度。ジャンピングから2時間くらい間があいて、雨は上がっていました。たしかお昼ちょっと前に出番が回ってきたのですが、朝ご飯を半分しかもらってないエギ&ほとんど寝てないママ、既に集中が切れてたみたい。またしても迷走。^^;


2走とも撃沈でしたが、迷ハンドラーに振り回されつつもプッツン切れ走りすることなくゴールしたエギに、とりあえず拍手?

ずーーーっと場外脱走のことばかり気にしてたママに、スクールの先輩諸氏から「エギ、ちゃんとママにアンテナ張って走ってるよ。逃げる気配なかったよ。もっと信用して!」とアドバイス頂きました。

そうなのね。母、反省。

そうはいっても染みついた思い込みの呪縛(笑)からそう簡単には解き放たれるはずもなく、二日目も迷走は続くのでした。(^▽^;)

午後は、この日、普段と違うシーソーに過剰反応して(なのか?)下がる前に跳んだこともあり、コンタクト練習に参加。エギのスクールの先生が担当だったのでリラックスして練習できました。^o^

      ******

今年は開催日が世間の4連休と重なり、前泊したキャンプ場が連泊できなくて、2泊目は塩沢インター近くのペンションに泊まりました。

着いたのが17時半過ぎで、夕飯が18時半と言われてたため、雨の中走ったこともあり念入りにキレイキレイしてたらバタバタしちゃって...

食堂には犬同伴できない宿だったので、部屋に入るなり持参したケージで留守番させられたエギ、吠えてました(食堂の上が部屋だったので聞こえました!)。食堂に向かう前にエギには夕飯あげたのだけど、初めての場所、しかもペンションに泊まるのも初めてだったこともあって、ちょっと無理がありました。ここも反省。

エギ、夜もなかなか寝付かず、二晩続きで寝不足みたいでした。ママも。(;´д`)..トホホ

この先、競技会に参加するようになったら泊りがけの遠征とかもあるかもしれないし、こちらも課題ですね。対策考えないと。

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初日の午後から天気が回復、二日目は曇り時々晴れ。朝のうちは15度くらいで肌寒かったけど、日中日が差しても暑くはなくてアジ日和でした。

この日はアジリティ1.5度からスタート。スラのエントリーで失敗してしまったけど、二日間4走で唯一生還できた走りです。

前日のコンタクト練習の甲斐あってか、シーソーもしっかり止まれました。が、ハンドラーは引き続き混迷。ママ、スラのエントリー惑わしてるし、DWの左側走る予定だったのに右側走ってるよぉ~エギはタッチよく止まってくれました。(;´Д`)..ヤレヤレ


二日目の第2走はジャンピング1.5度。3番跳ばせて振り返ったら6番のバーが落ちてて、どうしよう~と迷いつつ続行したらエギがプッツン、スラに入らず番号札を咥えに行きました。ジャッジに「バー直してなかったので初めからやり直してください」と言われてちょっとラッキーだったかも。なのに失格したんじゃ話にならないわ。これまたヤレヤレ。┐(´д`)┌

見分で右回しか左回しか悩んだタイヤの次のハードルでドボン。リトライのときに「エギでも右回しで行けます」と言われ...何度か失敗した末にやっと成功したものの、動画見ると、本番で左に回した後の私の動きがちゃんとしてたら左回しでも行けたんじゃないかな~無理なのか???


結果としては4走してまともに走れたのは1走もなかったわけですが、エギは思っていたより真面目に走ってました。皆さんの仰るように、ママの動向を注視してしっかり障害にコミットしていたと思います。

ここ最近あまり失敗することのなかったスラでミスが続出したのはママだけが原因ではないと思うけど、トンネルとハードルの失敗は全部ママの立ち位置とタイミングの問題だと思います。練習あるのみ、だね。

さて、二日目の夕方、他所のスクールの先生がシーケンスの講習をされるということで、いつもと違う視点でアドバイス頂ければと参加しました。


現状のエギ&ママにはかなり難しいシーケンスでしたが、個別練習の前にハンドリングの詳細な説明があって、個別の質問にも対策を提示して頂いた上で見分していたためどうにか走れました(エギ&ママの順番が回ってくるまで見分から2時間近く経っていて、最初ハードルの順番間違えてしまいました。動画は仕切り直して再チャレンジしたときのです)。

でもね、のびのび~と跳ぶエギを必死の形相でコントロールする母でした。(*ノωノ)

ボーンと飛ばしちゃってからこっちこっちと呼び戻す現状を指摘されまして、もっとフワッと跳ばせてタイトに旋回できるように練習しましょう、って。ここ最近のレッスンでも言われていることであります。

エギを煽って興奮させるような必死のハンドリングではなくて、穏やか~に指示を出す、そして力抜いて楽に走るよう常に言われてるんですけど、ついつい後ろから叫んでしまいます。フワッと跳ばせるためにも、もっと良い位置に間に合うよう最適なラインを予測して、実際に動けるようにならないと。(/o\)

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そんなこんなで反省だらけの二日間ではありましたが、一方で、あの環境の中、二日目は首輪&紐無しで全部走り切れたこと、競技会出陳に向けて出番までの調整の仕方や待ち時間の過ごし方が分かってきたこと等など、得たこともたくさんありました。

コロナでイベント開催が難しい時期にもかかわらず練習の場を設けて頂けたこと、主催者の方々に感謝です。そして、走ってる時はゆとりがなくてエギのことちゃんと把握できてないママに色々アドバイスしてくださったスクールの皆さま、どうもありがとうございました&これからも宜しくお願い致します。

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スクールの方がたくさん写真を撮って下さったので一部を貼らせて頂きます。エギの視線や表情がしっかり読み取れて、障害にどこでどうコミットしてるのかがよくわかり勉強になりました。ありがとうございました。(勝手にトリミング加工してスミマセン)

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もう1月が終わるじゃん! [トレーニング・レッスン]

2021年の初記事アップが1月最後の日とは、今年も先が思いやられます。(^^ゞ

世界がCOVID-19の災禍に飲み込まれてから1年以上が経ちましたが、まだまだ終息は見えてきません。海外でワクチン接種が始まったとはいえ、国内では二度目の緊急事態宣言の解除も見通せない状況が続いています。無症状や軽症の自宅療養者が突然重症化して死に至るケースの増加も報告され、今しばらく我慢の時間が続きますね。必ず終わると信じて、今はできることをやるしかありません。辛抱、辛抱。

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年明けからこっち、エギのバースデーとか、人混みを避けての初詣や散策とかの近況報告もしたいところですが、本日はエギと日々のトレーニングに取り組む中で感じたり考えたりしてきたことを纏めてみようと思います。なんたって頭の中でグルグル回ってるうちに時が過ぎ、そうこうするうちに考えが纏まらないまま雲散霧消してしまう昨今なので、個人的な覚え書きみたいなものですから適当にスルーしてくださいませ。(^▽^;)

コロナ感染が再び拡大の様相を呈しつつあった昨年12月ですが、秋に再開したドッグスポーツの競技会は引き続き開催されていました。エギ&ママの周辺でも、皆さん感染防止に努めながら主催されたり参加されたりしていましたが、エギチームは競技会への参加をしばらく見送ることにしました。

呼吸器に少々不安があるママとしてはコロナが気になっていたこともありますけど、どちらかというと理由は別にありました。

11月のギックリ腰以降、なんか動けないのです。動けないのはこれまでも一緒だろうですって?そういわれると身も蓋もありませんが、なんちゅうか、身体が動かなくても気力でこなしてるうちに元の軌道に戻るというこれまでのパターンから逸脱しちゃった感じ。とにかく気持ちがヘタっちゃたみたいで、ど~にも動きたくないのです。

犬事に限らず、日々の必要最低限のことすら億劫で、やっとこさ回してました(って、未だ完全な過去形ではないんですけど...少しは復調の兆し?)。

そんな状態なので、アジで走るのがと~っても辛どかったのです。

というわけで、12月は競技会はパス。かろうじて週一のレッスンはキープしていましたけど、最近のレッスンはいつも3度の方々と同じコースを走っているため、毎回ボロボロ。それだって、チャレンジしようという気概があるときなら失敗から得るものもたくさんあるわけで、次に繋げられるんだけど、もうね、毎回毎回同じミスの繰り返し。はぁ~レッスン行っても無駄だよね~みたいな。

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そんなズタボロの状態にもかかわらず、年末押し詰まった12月27日には秋ヶ瀬で開かれた練習会に参加。訳あって、2度(JKC仕様なので本来なら1度です)を走ったこともあり全滅。確かに今回は10月の時に比べたら捻り過ぎじゃない?という走りづらいコースではありましたが、失格の笛が鳴った後、時間内でゴールまで走り切ることすらできませんでした。

一番の敗因は、検分でハンドリングが決まらなくて、迷ったままで本番リングに入ったこと、だったかと。

ハンドラーが ”心ここにあらず” 状態であれば、犬も不安だらけというわけで、一人と1匹で散々迷走してしまいました。

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JP2その1/AG2その1/JP2その2/AG2その2、という順番で4走しましたが、1走目はエギがスタートで動きそうになり仕切り直し(本番で仕切り直したのは初めてかも)、2走目はオープニングのシーケンスで単にママの動きが悪くてback-to-backになってしまって失格、その後もスラ抜けやらAフレームのタッチを飛んだのでやり直したりやらで標準タイム内にゴールに辿り着けませんでした。

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最悪が、3走目。これは事前課題という形で前もってコースが公開されていたのですが、それでも実際コースを検分すると迷いが生じるような、現状のエギ&ママには難しいコースでして、やはりオープニングで予想通りトンネルに吸い込まれる(送り込む?)ハンドリングになってドボン。そこまではある意味想定内ながら、ここからがいけません。ついにエギがリング内でプッツンしてzoomiesと化したため走り続けるのを諦めて退場しました。本番では初めてのことでした!

それでガスが抜けたかどうかは分かりませんが、この日最後の4走目AGはエギもママもだいぶ冷静になっていたと思います。それでも、やっぱりオープニング、3番目のバックサイド(=アウト)が上手く仕切れず失格。ただ、それ以降は現状マックスの走りができたと思います。しかし、しか~し、この日のタイムリミットはかなりシビアで、あとハードル2つ(だったかな...)というところでタイムアップ。悲しかった。orz

あまりにも不甲斐ない走りばかりだったので悩みましたが、多少は格好になってた4走目だけ動画を貼ります。(;´д`)..トホホ


この日の収穫(なのか?)といえば、3走目で切れ走りしていたエギを呼び戻し、紐無しのまま脚側に着けて退場できたことかな。場外脱走は免れました。あぁ、情けなや。(/ω\)

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で、この辺りからオーパパが「2年もやっててこのざまじゃ先が思いやられる。もうやめたら!」と言いだしまして、ママの気鬱(笑)は悪化の一途?!

年明け3日のスクール恒例の新春コンペには、ついに同行拒否(お互い、来ないでね&行かないからね、みたいな。^^)となりました。

この日は何走したのかも既に記憶が定かではありませんが、1.5度という恐らく現状走れなければいけないレベルのコースだったにもかかわらず、1走もクリーンランできなかったエギ&ママでした。


細かい理由はそれなりにあるのですが、とにかく検分でハンドリングを決められない、というのが今回も最大の敗因。

となると実際コースを走る際に、いつにも増して指示のタイミングが後手後手だったり指示する位置が悪かったりで、エギはストレスの塊でプッツン一歩手前状態のためママがヒートアップ、するとエギも更に沸騰してワケワカランチンでドボンの繰り返しでした。

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練習会なので失格退場はないのですが、一度は自主退場(?!)、最後はママが腰に違和感を覚えて帰りの運転を考えて棄権退場という、収穫に乏しい一日でした。スマホの調子がイマイチだったこともあって、動画も無し。エギ4歳の誕生日は散々な一日だったわ。オヨヨ..(´・ω・`)

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そうはいっても、外部からの参加もあったので普段とは違った走りを間近にできたり、現状のエギ&ママに足りないものを先輩諸氏からアドバイス頂いたり、実際の走りとは違うところで得るものがありました。

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この日を契機に取り組むべき具体的なことが見えてきて、1月は自宅での自主練やらオンライン・セミナーの受講など、できることから少しずつ取り組み始めました。はい、ほんのちょっぴりだけど、気持ちが前向きになってきています。

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そして、本当にちょっとだけど、分かってきたこと、出来るようになったことが、昨日のレッスンで確認できました。

オビみたいに、コース練習やシーケンス練習がいつでも思い立った時にできたらな~なんて思うこともあるけど(お山にいれば少しは実現可能?)... せめて週2回レッスンに行けたらな~とも思うけど(去年2ヶ月ほど実行したものの体が続きませんでした。>_<)... できる範囲で続けることが肝心よね。

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まぁね、そうは言っても、いくら頑張ったってママとエギですから逆立ちしてもアジで何か結果が出るとは考えにくいわけで...ラージクラスは旋回スピード6秒なんていうチームがわんさかいる世界ですし...だからという訳じゃないけど、これからはオビも競技会目指してみようかな~と考えだしてる昨今です。(やいのやいの煩い奴がいるからね!)

まだ何も具体的な種目とか考えてないけど、とりあえずJKCでBHを受けたいな、と。招呼が脚側への直付けなので、先ずは正面停座と正面から脚側に入る動作の練習ですが、近頃と~っても練習熱心なエギなので、細かいリクエストにも楽しそうに応えてくれてます。頑張ろうっと。(*^-^*)

少し前(アジで意気消沈してた12月!)の自主練動画、長いけど3本貼ります。

<相変わらず姿勢が変@ママ!>

<行進中の立止はまだ体符が必要>

<180度左ターン、この時よりだいぶ改善してる気がする...^^>

たかが犬との遊びなんだけど、飼い主に向けられてる犬の視線に応えたいと思っちゃうのよね。イヒヒ..(^-^;

<タイムアップで出口に向かうところ。-_=;>
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お受験 ー OPDES TT2 2回目 [トレーニング・レッスン]

すっかりご無沙汰してるうちに桜の季節が終わってしまいました。(^^ゞ

その間、変わったことも特になく、毎日町内を散歩して...いつものグランドでトレーニングして...時々友だちワンコさんとランで走って...アジオビのレッスンに行って...そんないつもどおりの日常を送っていました。

世間は引き続きコロナで右往左往してる今日この頃、何事もなく日々過ごせるというのは、けっこう恵まれた状況なのかもしれません。そういう意味では現状に感謝ですかね。

お散歩しながら春の花々とエギのツーショットなどもカメラに収めていたので、そんな近況記事もアップすればいいのに画像整理が億劫で(汗[あせあせ(飛び散る汗)])、本日は直近のちょっぴり ”非日常” な話題の記事です。(^▽^;)

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先週の日曜日(4月11日)、富士山麓の朝霧アリーナでOPDES主催のオビディエンス競技会 JAPAN OPEN が開催されまして、その会場でチームテストも実施されたので、エギ&ママチーム、2回目のTT2を受けました。

オードリーの時代は、合格時の成績は関係なくて、単純に1回目合格から半年以降1年以内に2回目を受験して再度合格すれば "永久資格" を得られたのですが、現在は2回続けてAセクションを40点以上で合格しないと "永久資格" は認定されません。

去年9月13日の1回目に48点で合格したエギ&ママチームの場合、今年の3月13日から9月12日の間に40点以上で合格しないと(35点以上で合格は合格なんですが...)永久資格の認定は受けられません。また一から出直しです。

要するに、2回連続で40点以上の点数でTT2に合格しない限り、OPDESの各種競技会に参加するためには毎年TT2を受験・合格し続けなければならないというシステムなんです。オヨヨ..(;´д`)

何をゴチャゴチャ書いてるかというと、今回のお受験には ”40点以上” というプレッシャーがかかってました!と言いたかったのであります。(^^ゞ

しかも、TT1受験時は相手チームがたまたま同じスクールの方で顔馴染みだったし、1回目のTT2はコロナ禍の特例措置として所属スクールでの受験だったためアウェイ感ナッシングだったのが、今回はじめて見ず知らずのワンコ&ハンドラーさんと同じリングに入っての本番というわけで、エギにしたら、場所的には馴染みがあっても緊張感いっぱいな状況でした。

前日がアジリティの競技会だったこともあって(我が家は不参加。=.=;)、今回同じスクールからはエギ&ママチーム以外は受けないし、当日はアジ競技の会場とはずいぶん違った雰囲気(オビディエンスの競技会場というのは落ち着いてる反面どことなくピリっとした雰囲気だったりします。^-^;)のはずですので、エギ的にはかなり非日常な精神状態に陥ることが予想されました。

なので山荘から車で15分という地の利を活かして、少々念入りに準備を重ねました。

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本番前日のアジリティ会場にオビの模擬体験リング(=練習リング)が設置されると聞いて、予行練習に行きました。

普段のアリーナは人気がなくて、ほとんど貸し切り状態の中で遊んだり自主練したりしてるところへ、昨年末のアジの練習会@秋ヶ瀬以来競技から遠ざかっていたため、エギ、久々の競技会場の雰囲気にすっかり呑まれて、頭ほぼ真っ白で変に興奮してました。

でもこの日はスクールの面々が多数参加していたため構ってもらえたり、先生の姿もあって、徐々に落ち着きました。

落ち着いたところで、アジリンクから少し離れた場所に設置された模擬体験リングに入りました。

今回は練習場所を提供して頂いただけではなくて、ジャッジ役のトレーナーさんが練習に付き添ってくれて、本番どおりの進行指示をして下さったばかりか、一通りの練習が終わった後に感想コメントまで頂けました。

エギ&ママ、翌日に備えてTT2の試験内容を通しで一度練習しましたが、要所要所でオヤツをあげたり、集中が切れた時には声掛けをするなど、練習モードでやりました。終了後にはリング内でボール遊びもして、ま、ほぼいつも通りという感じだったかな。

その様子を撮った動画です。


大きな失敗はなかったものの、全般に集中がねぇ... あと、休止! 50点中10点を占める休止課目、相手チームが2課目目(TT1は1課目目)を終える前に所定の位置から3メートル以上動いたら零点です。幾ら頑張っても休止以外の課目全てに満点は無理だろうから、休止が零点だったら40点は達成できない訳で...本番が心配だぁ~(;一_一)

ジャッジ役のトレーナーさんからは「あちこちキョロキョロしてて(特に行進中の作業でハンドラーが離れる時!)集中が今一つではありますが、オヤツや声掛け無しで今日くらいできればG評価(=40点以上)で合格はすると思います」というコメントを頂きました。

そして、事前の準備はこの日に留まらず、その前日もアリーナに出かけて、キジがケンケン鳴きまくる中、軽く自主トレしたり遊んだりして、エギの気の散り方などを観察しておきました。(万が一の暴走に備えて!?)

久々のアリーナだったので、最初は50mの細引き(=ロングリード代わり)を引きずってパパとボール遊び。


その後ママと軽くオビ練してから休止!!!

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この時は四方八方から雉の鳴き声がしていたにもかかわらず、鼻活もほどほどで、ずいぶんリラックスしていました。

で、最後は普段町内のグランドで練習してるときと同じ15メートルのロングリードでママとボール遊び。遊ぶときは基本的には声はかけず、放置するとヤバそうな状況のときだけ呼び戻しますが、この時もボールを咥えたその足で吹っ飛んで行きそうになったタイミングで呼び戻したらちゃんと戻ってきました。


でもね~普段どおりに行かないのが本番であります。(*_ _)

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前置きが長くなりましたが、ここから本番!(*‘∀‘)

前の週は初夏の陽気@東京だったのに、この週は寒気の影響でひんやり、お山は朝の気温がマイナス続きてでした。で、本番当日の朝5時は-3度。雲一点ない快晴で放射冷却が半端なくて、うっすら霜が降りていました。

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でも会場に着くと思ったほど寒くはなくて、日が昇るにつれてポカポカしてきました。

エギの出番は7時半でしたので、動くには丁度いい気温でした。

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体調は問題なかったのですが、けっこう緊張&興奮してる様子で、前日よりもママの声掛けに反応できないことが多々ありました。

これってBセクションやばくないか~くらい激しく引っ張るので、リング周辺を歩き回りながら馴致すること1時間。オヤツとクリッカーに頼ればなんとか落ち着けるレベルに収まったところで、いざ出陣。

先ずは動画を貼りますね。長いです。m(_ _)m


エギ&ママチーム、9組中5番目。奇数番なので最初に作業します。先生は、最初に休止終わらせちゃった方が気楽でしょうと仰いますが、ママ的にはこちらの方が楽かも。だって休止零点だったら立ち直れないもん。(*´σー`)エヘヘ

しか~し、やっぱり本番は本番、平常心で臨んだようでも、ママの動きが前日よりギクシャクしてたようで(終了後の先生談)、となればエギも迷って動きが不安定になるわ、キョロキョロと注意散漫で集中力は低下する一方です。

1課目目の脚側行進、スタート直前に余所見して出遅れ。ママ、なんとか踏みとどまって2声符ながら一緒に歩き出しました。でもでも~前日にも増してキョロキョロ。加えて、珍しく地面の臭い取り! 普段、脚側行進中は浮遊臭を追うことはあっても地面に鼻着けることってほとんどないんだけどね~ママのポケットにご褒美が入ってないとこうなるんでしょうか...ゲンキンな奴め。それでもどうにかこうにか群衆回って脚側行進終了。(14点/15点中)

2課目目の行進中の停座はこの日の中では一番落ち着いていました。(10点/10点中)

で、ハプニングといえばハプニングだったのが3課目目。行進中の伏臥から招呼のとき、伏せませんでした!

立ち止まらずに「伏せ」と声符をかけて進んだママ、エギが伏せた気配を感じなかったので振り向いたら案の定立ってました。

で、再度「伏せ」、今度は反応して伏せました。2声符は(競技だと?)大幅減点ですが、それでも伏せないよりはマシというのがこれまでの経験則から分かっていたためです。^^;

最後、招呼で脚側に着く際に勢い余って足を滑らせ、おまけにママの左足を踏んでフィニッシュ。上体が離れちゃってる残念な姿勢でしたが、しょうがない。orz(2声符だったのに、まさかの14点/15点中)

この時点で採点結果を聞いてるわけじゃないから、ママの自己採点だと30~32点という感じだったため、休止、なんとしても動かないでほしかったけど...

そうは問屋が卸しません。

ここでも地面の臭い嗅ぎがいつになく激しくて、匍匐前進しそうな勢い。もうしょうがありません、相手の2課目が終わるまではなんとしても留まってもらわなきゃならないので、軽めに「伏せ」と声掛け。しばらくするとまたしてもお尻が上がったので、2度目の声掛け。

とりあえず相手チームの2課目目は終わったので、後はドキドキハラハラしつつじっと我慢。なんとか所定の位置から移動することなく終わりました。(これまた2回の声掛けにもかかわらず8点/10点中)

両チーム終了後、講評と結果発表。

ここで初めて1課目ずつ点数を申し渡されるのですが、点数聞くたびに「マジですか?」みたいな…ずいぶん甘いような...でも、合計46点(SG評価)で合格ですと言われた時はホッとしたし、嬉しかったです。

しか~し、「これでいいのか、チームテスト?」というのが率直な感想です。

まぁ競技じゃなくて試験だしね。受験者全体の出来栄えを鑑みての相対評価みたいな面があるようにも思えるから妥当なところなのかな。なんて偉そうなこという立場じゃなかった。とりあえず "40点以上" をクリアできてヤレヤレ、あとはBセクション、リード引っ張るなよ~!(-ω-)

6チームがBセクションに進み、ジャッジが触る(撫でる)・受験者全員でリングまわりを歩く・犬を係留して飼い主が見えない場所に隠れてる間にジャッジが犬の周辺を行ったり来たりする、というオーソドックスな項目でした。全受験犬が社会性に問題なしと評価されて、6組とも合格でした。(^o^)丿

蛇足ですが、今回はエギチーム、最後に呼び止められることなく放免されました。隠れてたときにチラ見したら、前をジャッジが通過するときに「ねぇねぇ...こっち向いて~遊ぼうよ~!」と愛想ふりまかなかったから、それなりに成長してる模様。引き続き落ち着いた日常を目指してガンバロウ!

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というわけで、大変長くなりましたが、2回目のTT2受験記、これにて終了です。

今回、朝霧アリーナという、エギにとっては遊び場であり、気の向くままに雉に反応してるような場所で、敢えてチームテストに臨み合格できたことは収穫でしたし、この先ドッグスポーツを楽しんでいく上での自信にもなりました。

とはいえ、練習と本番の落差を思い知り(アジは練習でもまともにできないからギャップを感じない?=_=)、今後に向けて課題満載、もっともっと掘り下げて練習していかなくちゃ!(^_-)-☆

来週20日はオードリーの2回目の祥月命日。

ということは、エギとアジ&オビのトレーニングに本格的に取り組みだして2年になるということです。

エギとのオビはだいぶ楽しくなってきてる一方で、アジはまだまだ楽しめてないな~という思いもあるけど...

風に乗ってくる何か(=獲物?富士では雉??)の臭いが鼻に入った瞬間、ターゲットに関する情報以外は一切遮断して衝動の赴くままに走り出していたエギが、自制することを覚え、飼い主とコミュニケーションとりながら行動できるようになってきている昨今、アジリティについても、もっと前向きに、そしてより深く付き合っていこうと気持ちを新たにした一日でした。(*^^*)

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9時前には全部終わったので、試験前1週間、エギとのお散歩控えて貰ってたパパにエギを渡しました。そしたらさっそくグイグイ引っ張られながら土手の方へ登って行って楽しそうにボール遊びしてました。

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その後、知り合いブリタニー君と記念撮影したり、飼い主さんとお喋りしたりの楽しい時間を過ごし、11時頃に会場を後にしました。

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