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エギちゃ~ん。orz [病気・ヘルスケア]

今年も早や節分、明日は立春ですけど、寒さは相変わらず。昨日は、前回ほどではなかったけど、また雪が降って寒~い一日でした。

そんな中、何の因果か、エギが前日(2月1日) “異物誤飲” の疑いがあるとバリウム造影検査を受ける破目になり、結果、胃から十二指腸にかけて異物の存在が確認されて(されたはずだった!)、まだ通過障害は起きてないけれど、いつ詰まってもおかしくないと言われ、バリウムの吸着具合から布の様だから内視鏡で検査、確認できたら内視鏡で取り出せるかもしれないし、ダメならその場で開腹手術に切り替えればいいので、内視鏡処置ができる医療機関を速やかに受診した方がいいって。

となると、我が家の場合麻布かJARMeC(=日本動物高度医療センター)なので、早く予約がとれそうなJARMeCで段取りして貰ったところ、なんと、翌朝(2月2日)が取れると!でもね~予報は雪。迷ったけど、通過障害が起きちゃったら緊急手術になるというので、エ~ィなんとかなるだろ~と予約。

それでも降り方によってはキャンセルも考えていましたが、朝起きてみるとたいした降りではなくて、家の前の路面にはうっすら積もってるけど表のバス通りは殆んど積もっていないので予定どおりに受診することにしました。

<出勤前のパパに「生きて帰って来るんだよ!」なんて言われて、「なに?」のエギ>
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そこからが大変。

麻酔の検査(ひょっとしたら開腹手術も!)なのでエギは絶飲・絶食。されどオードリー婆ちゃんは朝食は2分割(=2食!)。少々難儀しましたわ。

先月かかりつけで朝イチのレントゲン撮ったときも(この事も後述しま~す。=.=;)絶食だったけど、エギ、「アレレ?なんで今日はボクのご飯出てこないんだろう...」といぶかしがったものの、しつこく「ご飯、ご飯!」と催促することなかったから大丈夫だろうと、この日もバリケンに入れて、なるべく気配の届かない場所でオードリーに1回目をあげて食器を片付けてエギをバリケンから出したら、ずぅーーーっとオードリーを付け回してました。

で、2回目のときは、通常だと自分でサッサとハウスするエギ、入りません。ご飯が出てくるまでママのストーカーしてるオードリーをエギがストーカー、ややこしいったらありません。でもここはあげるわけにいかないので「ハウス!」と命じたら、もらえると思ったんでしょうね、飛び込んでいきました。騙し打ちみたいで心苦しかったけど、扉を閉めて、オーちゃんをリビングから連れ出して食べさせました。

<いつもと違うって勘づいたかな?>
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どれくらいかかるかわからないからオードリーをかかりつけのクリニックで預かって貰う(=日帰り入院?)ことになっていたので、予約は10時半でしたが9時過ぎに家を出なければ・・・

7時半に2回目の犬ご飯が終わって、後片付けして、出かける仕度して、とりあえずエギの散歩にいってきて、車を掘り出し(たいして積もってなかったけどフロントグラスはすっかり覆われてました)、婆ちゃんの防寒対策&身支度を整えて、オムツとお弁当もって、9時10分くらいに出発。

路面はほとんど雨と変わりなくてホッとしましたけど、寒いっ!頻繁に「凍結注意」のアラームが鳴って、車載温度計の表示は0度。なんでこんな日に、と呟いた途端、4年前の大雪の日の事がフラッシュバックしました。あの日も、オーギュス2頭で大学病院の受診だったんだよね~なんでこうなるんだろう??

ちょうど診療開始時刻でシャッター開いたクリニックにオーちゃんを預けて、その足で医療センターに向いました。みんな前回の雪で慎重になってるのか、交通量は普段よりかなり少なくて、30分ほどで到着。

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家を出た時はかなり降ってたけど、この時はほとんど降っていませんでした。出る前にチッコ出しきってたことだし、大丈夫だろうと排泄させずに建物内に。受付すませて、初診なので問診表とか色々記入してたら、エギがワサワサしてるものだから他のワンちゃんが吠えはじめ、それに反応して更に落ち着かなくなってきて、マーキングするかも~と外へ連れ出したところ、溶け残った雪の山に突進してジョー。さらにもう1ヶ所の山でもジョー。(水も飲んでないのによく出るわね!)

「母さん、色んな犬の臭いがするんだよ!ちょっと見てこようか?」
「行かなくてよろしい!」
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予約は10時半だったけど呼ばれたのは11時近かったかも。10時15分くらいに着いてたから、ずいぶん待ちました。

受診したのは消化器科で、担当は、研修医は終了してるだろうな~でも若いね~の女医さんでした。(内視鏡、この先生がするのかな~あれって経験がモノをいうよね。申し訳ないけど、ちょっと心配かも...)

      ******

さて、ここで年明けからのエギの不調と(関連あるのかな?の)事件について書いておきますね。

事の発端は、1月4日(ボーダーに噛み付かれた翌日)に真っ黒な便がでたことでした。

このときは、黒いだけじゃなくて、けっこう砂粒が混じってて、前日繋留されてたときに、いつもはしないのにやたら土を口にしてたので(きっと噛まれた傷が痛かったんでしょう。気が付かなくてゴメンね)、そのせいかな~と思ってました。

ところが、この日を皮切りに、毎回ではないのですが、黒い便が混ざることが頻発しました。波状的に続いていたので、3日に食べた土のせいではなさそう。黒い便でまず思い当たるのは胃潰瘍とか十二指腸など上部消化管での出血。でもそれにしてはなんだか緑っぽい?色は変だけど量や硬さはまずまず。こなれ具合がイマイチかなぁ~みたいな。

そんなことが1月中旬まで続きまして・・・

19日に事件が起きました。

前回の記事にアップした小山田緑地散歩の帰り道、ワン友さんから “やんごとなき事情” から、犬のレッスンに行くのに車がないのでアッシーお願いしたいと電話が入りました。

オーちゃんのトイレ&お昼タイムだったのでいったん帰宅、お世話を済ませてワン友さんをピックアップしてスクールまで送りました。で、この際、普段オードリーが乗ってる2列目にお友だちワンコさんが乗る事になって、オードリー用の敷物・毛布・お漏らし対策のペットシーツなどを荷物室のエギのバリケンの脇に積み替えました。

スクールに着いた時は特に問題なくて、わりと暖かな日だったので後ろのハッチを全開にして、エギの様子をみながらレッスンも見学しつつ終了するのを待ちました。1時間たらずでレッスンが終わり、こちらの先生とちょこっと顔見知りだった事もあって終了後にエギもフィールドに入れてもらってお友だちワンコさんと大爆走。しばし楽しい時間を過ごして家路に就きました。

お友だちを下ろして自宅に戻り、ハッチを開けてビックリ。エギのバリケンからは15~20cmくらい離れた場所にあったオーちゃんの敷物類の中からペットシーツをバリケンに引っ張り込んでビリビリにしてありました~(>_<)

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帰りの車中、1~2度バタバタ音がしてましたが、姿勢を替えたのかな~くらいの騒ぎ方に聞こえてたので、まさかこんな事態になっているとは! ここ最近は車酔いすることが減っていましたけど、みてると、すっからかんの空腹時の方が気持ち悪くなるようで、この日は昼ご飯たべてなかったので、帰りは車に酔ったのかもしれません。気持ち悪くなると葉っぱ食べたがりますけど、葉っぱがないと紙や布の類にいくのはギュス譲り?!

全部並べてちゃんと1枚分になるか調べたいところでしたが、あまりにも細かく千切ってあって難しそうだったので断念。しかしながら、細切れのシーツのうち数片は唾液にまみれていて、噛んでクチャクチャやってから吐き出したモノらしい。ということはクチャクチャはしたけど食べてないないと云う事だよね?

常日頃のエギの生態(口に入れはするけれど食べちゃう事は殆んどない)からしても、噛んでるときにいくらかのポリマーや紙・ビニールを飲み込んだかもしれないけど、意図的に貪り食べることはないんじゃないかな~でもギュスと違って(ギュスは涎ボタボタの時に胃のムカつきから何度か食べました。それもダブルワイドを丸々1枚!でも数日がかりで出てきてました)消化管が細いはずだから、詰まることもあるかもしれないし、当分要注意と気を付けて観察することに。

でも19・20日は特におかしな素振りはなかったのです。

ところが、21日の午後から涎が増えてきて、舌をベロベロ出したり引っ込めたり、明らかに気持ち悪そう。

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生憎かかりつけは日曜午後は休診。夜に入ってからはどんどん元気が無くなって(ちょっと涎は出てたけど食欲あったから夕飯は普通にあげちゃったんですよね~orz)、ペットシーツびりびりの件がなければ朝まで待ったんだろうけど、夜間救急やってる病院に電話しました。すると、「吐いてないんですよね?吐き戻しが始まって止まらないようだったら連れてきてください。落ち着けば朝イチでかかりつけ病院に行ってください」と。

夜通し沿い寝しながら様子を伺っていたところ、明け方4時過ぎくらいからすっかり落ち着いて、寝息を立てて眠り始めました。やれやれ一安心。でも念のためにかかりつけに連れて行こうと、朝は絶食に(これが上に書いた初めての絶食)。

一番乗りだったので診療始まると最初に呼ばれ、経緯を話して念入りに触診・聴診。

で、「お腹の動きは悪くないですけど、一応レントゲン撮ってみましょう」って。

そしたら、結腸あたりに次回出る分の便があるだけで、そこから上、胃までの状態はガスもたいして発生してないし、胃自体も空っぽで(=異物がある様子はない)サイズも正常、画像で判断できる限りだと何の問題もなさそう。

持参した朝の便も、この時は黒い部分もなくて、やや桿菌が多いながらもいつも通り。

一番考えられるのは、誤飲した若干の吸水ポリマーが膨らんで、それが幽門部を通過する際に気持ち悪くなって涎が出たのではないかということになり、整腸剤を普段より多目にあげて、今しばらく様子みてください、と。

この時、黒い便のこともサラっと話して、こんど出たら持ってきますと診察室を後にしました。

でもって、この日が例の大雪の月曜日!

しか~し、ここからの1週間は、エギ、絶好調。黒い便もまったく出る事なくて、ポリマーが胃腸を掃除したのか?くらいに普通でした。

ところが週末、28日日曜の午後、パパが「今朝エギのウンチに赤い小さなポチポチが混じっててさ、何かの実かな~南天とか?」なんて話をしてまして・・・なぜか夜は排便なし。

そしたら次の日、朝散で1回目のウンチに黒い部分が混ざってました。しかも、以前は出始めの10cmほどが黒かっただけでしたが、この時は大量の便の全体に黒い部分が散見していて、通常の色(茶色)の部分と斑まだらという感じ。さすがに画像アップするのは控えます。(T_T);

朝の散歩は1時間半~2時間と長目なので、いつも後半にちょっと軟らかめのをチョビっとするのですが、この時も2回目が出て、黒い部分はなかったけど、粘膜被っててちょこちょこ血が混ざってました。点というかちっちゃな円形というか、もしや昨日パパが何かの実といってたのってこの事?

それ以降は、毎回黒い便と血便(だんだん血液が増えていった)が続き、水曜が休診日だったため木曜(2月1日)にクリニック受診したのです。

でもでも~この日は絶食してなくて、オマケに便は黒い部分はあったものの血は混ざってませんでした。一番気になっていたのは血便なんだけど・・・

どうかな~と思ったら、先生、「今日もレントゲン撮ってみましょう」って。

その画像みて、先生浮かぬ表情。「胃に何かありますね。それから十二指腸に続く細い部分と十二指腸も膨らんでます。普通は細い管状のはずですけど。前回(22日)とは全く様子が違ってます。この1週間異状がなかった経過からして、その時の異物が残っているとは考えられません。何か思い当たる事はありませんか?」だって。

一生懸命思い出してみましたが、誤飲に当たるような事態は思い浮かばないし、家で無くなった縫いぐるみとかハンカチとか靴下とかはないな~散歩でおかしなモノ拾い食いした記憶もないし、たとえ有ったとしても、エギは丸呑みすることはないとほぼ断言できるんだけど・・・

通常のレントゲンでは輪郭がハッキリしなかったため、先生、「バリウム入れて吸着するか見てみたいんですけど。それとできれば一通り血液検査したいんですけど」って。

1歳を機に一度血液検査しておきたいな~と考えてたのと、この半月くらい白っぽい目ヤニがやけに多いし、何か出ないとも限らないからお願いする事にして、オーちゃん留守番させてたのでエギを預けて帰宅しました。

帰宅してからも、散々チェックというか、何か無くなってないかアチコチ見て回りましたが、無くなった物はなさそう。エギは、オーちゃんの口腔ケアやシコリの手当てに使った使用済みのガーゼやコットン、ティッシュなどにはけっこう執着するため、あるとしたらそれらを纏めてあるゴミ袋。でも普通のゴミ箱に一緒に捨てる事はなくて、そのゴミ袋を物色しに行けば一応気付くしねぇ~何時どこで食べたんだろう??

夕方5時過ぎに撮影が終了したというので迎えにいくと、間隔おいて撮影した10枚ほどの画像を表示しながら説明してくれました。

朝の画像ではぼんやりしていた異物がバリウムを吸着してかなりハッキリ写っていました。

バリウム入れた直後の画像では、胃の中には直径8cmくらいの球状の輪郭、幽門出たあたりに3~4cmのポコっとした膨らみ、十二指腸も4cmくらいのポッコリ。

30分後、1時間半後、2時間半後、5時間後とバリウムが腸の中を移動していってるのも確認できました。

にもかかわらず、5時間後の画像でも胃と十二指腸にはバリウムを吸着した異物の輪郭が残っていて、何か飲んでる事はまず間違いないだろう、見たところ布(製品)のような気がするとも。

以上の経緯から、冒頭で書いたように、JARMeC で内視鏡検査(と除去処置、だめなら開腹手術)の段取りとなった次第です。

      ******

話を戻しましょう。

診察室に呼ばれて、ここまで書いたようないきさつを話し、ひととおりエギの身体チェック、その後かかりつけで撮影したレントゲン画像を観て、「異物の疑いはかなり濃厚ですが、内視鏡の前に予備検査として再度レントゲンと血液検査(手術を想定して足りない項目)、それからエコー検査させてください。その後、内視鏡(=麻酔)検査に進む前にもう一度お話させて頂きます」といってエギを連れて処置エリアに。

この時、11時半くらいだったでしょうか。1時半頃に呼ばれるまで待機です。食欲もなかったけど昼時だったから、センターの隣のコンビニでサンドウィッチと飲み物を買ってきて、4階のラウンジで食べながら待つ事にしました。

窓の外には多摩川の流れと河川敷の公園が広がっています。外に出たときはまだ霙っぽい雪がチラついていたけれど、雪は積もっていませんでした。

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そういえば、ギュスターヴの骨肉腫の確定診断をつけるための検査をしたのが、2年前の2月1日でした。一日違いだなんて。あの時は雪こそ降っていなかったけれど、やっぱり凄~く寒い日で、留守番させたオーちゃんが気になって(GISTの術後3ヶ月でしたから)、検査中にいったん帰宅して様子をみてから夕方迎えに行ったのでした。

麻酔から覚めたギュスと感動の再会(笑)を果たしたのが、この4階のラウンジでした。なんだか色んなことが一気に脳裏に蘇ってきて、思わずウルルっと来そうになりました。まだ2年なんだよね。なのに今日はエギとここにいるって、なんだかすっごく変な気分。パパじゃないけど、エギ、生きて帰ってきてよ!あ、まだ麻酔かけてなかった。(^^ゞ

1時20分頃に呼び出しのアナウンスが流れたので1階に降りていくと、すぐ診察室へ案内されました。

そ、し、て、医者の口から出た言葉に目が点!

「レントゲンにもエコーにも異物らしき形跡はまったく認められないんですよ。どうします?」

どうします、ってどういうこと?と一瞬答えに詰まっていたら・・・

「かかりつけから頂いた画像と全くちがってまして、胃は空っぽ。結腸付近に昨日のバリウムの残り(の混ざった便)が写ってるだけで、上から下まで消化管には何も写っていないんです。エコーもキレイです」って。

それでも前日の画像から何もないというのは信じ難く、可能性としては低いけど、19日のペットシーツびりびりで吸水ポリマーを誤飲していて、それが胃壁や十二指腸の内壁に付着してることもなくはない。その場合、内視鏡で確認して、自然に流れそうなら様子見(=放置)、ダメそうだったら開腹して除去することは可能だけど、内視鏡入れて何もないという可能性も高そうだし、このまままたしばらく様子見る?

迷いに迷って、パパにも電話したりして、やっぱり内視鏡入れることに決めました。

女医先生、「黒色便や血便のこともあるから、上(胃側)からと下(肛門側)から、両方から内視鏡入れます。何か怪しいものが見つかったら採取して病理にだします」とも。

それと、エコーでわかったのかな?内腸骨の辺りと結腸近くのリンパ節が通常の域を超えて腫れているのが見つかったので、1歳という年齢から限り無くゼロに近いけど、リンパ腫とかも念頭に置いて、胃の方も腫瘍の傾向とかがないか精査するとか。

ハ~この際、見れるものは全部見てちょうだい、という感じ。

「2時半ぐらいから麻酔かけて、まさかの開腹手術に進むような事がなければ4時半には終わって、若いから麻酔の目覚めもいいだろうし5時にはお返しできます」と説明を受け、ママは再びラウンジで待機。

すっかり雨も上がってたから川べりを散歩してもよかったけど、あまりにも寒かったのでパス、またまたギュスの思い出に浸ってぼんやり時間をやり過ごしていたのですが、5時になっても呼ばれなくて、5時半になったので受付で訊ねたら医者に問い合わせてくれました。

そしたら、エギ、麻酔からの覚めが悪くてまだ動けないのだとか。モゾモゾしはじめたのでもう少しお待ちくださいって。

なんだか胸騒ぎ。

そうこうしてたら診察室に呼ばれて、「内視鏡でも異物は確認できませんでした。エギーユちゃん、体温が上がってこなくて、34度くらいなので、まだ立って動けないからもう少しかかります。目は覚めてるんですよ」って診察室の奥の扉を開けてエギが横たわってるケージを見せてくれました。

と、その時、エギがむっくり頭をもたげて、動き出す気配。

「あ、丁度起き上がったみたいですね。あとちょっとかな」だって。

それから内視鏡検査の詳細を、画面を見ながら説明受けたのですが・・・

結論として、異物はなかった、黒色便や血便の原因となるような出血部位も見つからなかった、全般的には若いこともあり非常に綺麗な状態であるが、胃と十二指腸に著しい炎症所見が見られる、ということでした。

これってどうなのよ?

何を意味してるの?

昨日のバリウムに写ったのって何?

出血がないのに、黒色便や血便て、どうなってるの?

謎・謎・謎だぁ~!

女医先生曰く、「胃壁の炎症がかなり珍しい状態でして、いわゆる急性・慢性胃炎とは全く違うんですよね(ママもそう思います)、でもかなり激しい炎症であることは間違いないわけで、ただし今の時点で原因は分かりません。細菌やウィルスによる感染とか、後は食餌、アレルギーとかも・・・」

段々歯切れが悪くなってきて、採取した細胞の病理結果が戻ってくれば何か分かるかもしれませんし、それでも何も出なければ食餌を見直すとか、アレルギー検査してみるとか、って続きましたが、もう6時をだいぶ回ってて、オードリーを預けたかかりつけの診療時間は7時までだし、エギも戻ってこないし、なんか思考がうつろなまま「とりあえず2週間分抗生剤と整腸剤を処方しますので様子見てください」と薬を渡されてお開きに。

診察室を出て、先に会計を済ませて待つものの、まだエギは戻ってこなくて、かかりつけに事情を説明して1時間くらい延長してもらうことにして、そしたらやっとエギが戻ってきました!

あ~どうなるかと思ったよ。さぁ、帰ろう!

顔はげっそりやつれ果てて、目だけギョロギョロ、外に出るなりぐいぐい引っ張っていくので何かと思ったら、朝と同じ場所で超大量チッコ。麻酔の静脈点滴でいっぱい水分入れたから?ま、出たんだからいいや。

点滴の針が入ってた前足に包帯まいてたので、万が一食べちゃうとマズイから、なんと、エギたん、フリーで助手席に乗りました。疲れてたのでしょう、大人しく丸まってました。^^;

帰宅時間帯の渋滞に巻き込まれるかな~と心配だったけど、思いの他順調に流れてて、これだったら30分以内の遅刻で済みそうだわ~と喜んでたら、キャ~新百合が丘の駅前の交差点から先が全く動いてないみたい。前方で次々車列を離れてユーターンしてくる車が見えたので、交差点手前だったママ、右折して裏道を行く事にしたのですが、しばらく通っていなかったので、一ヶ所右のところを左に曲がっちゃって、そこからしばらくウロウロ、10分以上のロスタイム。

7時50分くらいにや~っとクリニックに到着。

院長先生が一人受付で待っていてくれました。スミマセ~ン。m(_ _)m

既にセンターの担当医から連絡はあったものの、なんか話が今ひとつ分からないって。そりゃそ~だ。事の発端の “異物” は陰も形もなくて、出血も全くみつからず、なんのための内視鏡検査だったんだろう?ですからね。

もう時間も押してて、オーちゃん、そろそろ夜ご飯ほしそうだったから、当面は様子見ということでクリニックを後にしたのでありました。

家に着いたらパパが先に帰宅してて、部屋が暖まっていたのがせめてもの救い?

いや、エギのお腹の中に異物がないとハッキリしたんだから、少しは意味があったのかな?

お疲れ様。二日も嫌な思いさせてゴメンね。ゆっくり眠って。

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帰宅したらとっても水を欲しがってたエギだけど、麻酔から覚めるのが遅かったため10時を過ぎてからほんのちょっと口を濡らすくらいあげただけ、ご飯はお預けと言われてたけど、落ち着いてたので、11時頃少しだけプリンをあげたら嬉しそうに平らげてパパの布団に潜り込みました。

朝のうちはちょっと大人しかったけど、ご飯をいつも通りにもらえたらすっかり元気になりました。内視鏡で粘膜が傷ついてしばらく血便になるといわれたものの、今日は黒色便も血便もでず、このまま全部終わってくれたらいいのにな~(^.^)

<今朝はノビノビ~と婆ちゃんにひっついてたエギ!>
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マエダトモ

おはようございます。快晴の宮崎です。寒い中、お疲れ様。結果は、とにかくキレイな状態で良かったです。炎症ってなんでしょうね。アレルギーなら口周りとか、食道とかにも反応ありそうなのにね。
オーちゃんもがんばったね。お留守番もつかれたでしょう。それと、オーママ。まずはみんなでゆっくりとした休日、過ごして下さいね。


by マエダトモ (2018-02-04 08:13) 

ジャンニスキッキ

> マエダトモさん、
ご心配おかけしました。
アレルギー性(好酸球性?)胃炎というのもあるようですが、
どうなんですかね~この歳になると胃カメラの画像もそれなりに
見てきていますが、エギの現在の胃内壁は見たことないです。
って、医者じゃないんだから見てる数は知れtますけど。
ビスケットみたいな平たい発赤が内壁全体に出てる感じ?
担当医も見たことなかったらしいです。
十二指腸は単純に荒れてるという感じで、ビランにも至ってなさそう?
最初の涎ボタボタの前にたまたまペットシーツ事件があったため、
その流れで異物と結びつける方にいっちゃったけど、実は全く別物
なのかもしれません。次はアレルギー検査?あてにならないけど??
今日は陽射しが戻ってきたけれど、空気はひんやり、婆ちゃんは
リビングで日向ぼっこです。^^;

by ジャンニスキッキ (2018-02-05 09:12) 

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