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犬笛 [トレーニング・レッスン]

今年もアレヨアレヨという間に3月、と感じてるのは私だけかもしれませんが、時間の経つのが早いな~その割にはたいしたことしてなくて、あれもこれも打っちゃり放題、気ばかり急いて体が動いてない毎日です。(T_T);

そこへもってきて本日のオーエギ地方は真冬に逆戻りの寒さだとか。しかも雨。いったん春の陽気に慣れた身にはこたえます。動きたくな~い。

というわけで、珍しくエギの散歩完全パスを決め込んで、久々のブログ更新です。^^;

特に話題があるわけでもないのですが、2月末からエギと犬笛の練習始めたので、そのことでも書いてみようかな~と。

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エギは猟犬だけど生涯猟に出ることはないだろうし、当節オフリードで山歩きするのもかな~り厳しいものがあるし、だったら笛なんか使う必要ないんだろうけど、万が一 “脱走事件” が起きて見失っちゃうなんてことも無きにしも非ず。

特に、お山やハイキング中の脱走で考えられる状況といえば、何かの気配(獲物=エギの場合は鳥でしょう!)に吸い寄せられてロングリードをぶっちぎり、アッちゅう間に山の彼方に消えて行き・・・

こういう時の犬の頭は追いかける獲物(!)のことでいっぱい、どこをどう走ったかなんて覚えてるはずもなく、ふと吾に帰った時は「ここは何処?」状態で飼い主の元に戻れ無くなっちゃうかも・・・

オードリーは登山中に3回ばかりやらかしてますが、一度は私がその場を動かず待っていたら15分くらいで戻ってきました。次は、連れの犬が探して連れ帰ってくれました(たぶん?!)。もう1回は、雪山でしたが、なんと笛のリコールコマンドで戻ってきました。たまたまだったのかもしれませんが、でも声で呼ぶよりは遠くまで飛ぶので、ひょっとすると聞こえたのかもしれません。

はい、単にラッキーだっただけです。(大汗;)

それと、“何か” を追って行った距離がそんなに遠くなかったんだと思われます。

聞くところによると、同じく鳥猟犬といえどもブリタニーはレトリーバーよりも行動範囲が広いらしく、夢中で突っ走ったら一山超えて獲物を追ってしまうことも珍しくないのだとか。セッター・ポインター系の “いわゆる猟犬” が迷い犬になって放浪するのも頷けます。

で、そこまでいっちゃったら犬笛の音だって届かないでしょうけど・・・気休めといえばそれまででしょうけど・・・とりあえず呼び戻しのホイッスルだけでも教えておこうかな~と思い立ったわけです。(^^ゞ

そうはいっても、ママは犬笛の使い方や教え方に熟知してるわけではなくて、オードリーがパピートレーニングの延長でガンドッグレトリーブの導入部のレッスンを受けた際に、「呼び戻し・ストップ・探せ」の3種類を教えて貰って練習しただけで、笛もトレーナーさんから頂いたモノをずっと使っていました。

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トレーナーさんから頂いたのはACMEの210.5というピッチの笛で、オードリーはこの音(ピッチ?)によく反応してました。それで、ギュスターヴ(一度も脱走事件は起こしませんでしたけど。^o^)にもこの笛でリコールだけ教えました。あ、吹き方はオードリーとは変えてました。実地で使う機会はありませんでしたが、ギュスもちゃんと反応してました。

なのでエギにもこれを使うつもりでしたが、何年も吹いていなかったからか、音がかすれちゃって、サイレント・ホイッスルじゃないのに空気の音しか出なくなってて、エギもちっとも反応しなかったので、う~んかすれてるせいなのか?それともピッチのせい??なんて口笛で練習してみたところ、けっこう反応することが増えてきました。

ただ、口笛というのは私ごときの技量では音高・音質・音量が安定しないこともあって、今一つ。

というわけで、思い切って新調することにしました。

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そこでちょっと悩んだのですよ。210.5というのはヘルツ的には5900Hz近辺の音高がなるように作られているそうですが、ママとしては、エギは高いピッチの方が反応がいいような印象をもっていまして、だったらサイレント・ホイッスルにしてみようか~と、迷いに迷ったのです。

で、どちらも千円ちょっとだったので両方購入しちゃいました。

購入したショップではアクメのサイレント・ホイッスルの取り扱いがなったので、サイレントの方はレミントン製です。

この笛は、笛の長さを調節することで音高を変更できる仕様になっています。一番短く(=高く)すると、人間には空気の音しか聞こえません。一番長く(=低く)すると笛っぽい音が混じりますが、「ピー」という音色には聞こえません。具体的にどのくらいの周波数なのかは記載がなかったので実際のピッチは不明ですけど、20kHzより高い周波数帯(ネット情報だと40k辺りだとか...)であることは間違い有りません。ヒトが音として知覚できないのですから。^^;

届いたその場で、まずサイレント・ホイッスルの一番高い調律でフーっとひと吹きしてみたところ、エギの耳がピクっと緊張して、私の方を見つめました。そこで、口笛で練習していたリコールコマンドの吹き方(フ・フー・フ=エギーユと発音する感じ?)をしてみたら、すっ飛んできました。

「あ~聞こえてるんだ!」と、ご褒美あげるのも忘れて思わず感動してしまいました。(笑)

そこで、次はアクメの210.5の方を吹いてみたところ・・・

こちらはクリアなピーという音で私の耳に響いてましたから鳴ってるのは間違いないのですが、何故か、エギの耳は微動だにせず、「ピ・ピー・ピ=エギーユ」と吹いてみましたら、なんかしきりに首をかしげてまして、「えっ聞こえてないわけじゃないよね?どうなの??」みたいな。

で、サイレントに戻って吹いたら、また「オヤツくれ~!」ってすっ飛んできます。

何度やっても一緒。

そんな感じで何日か室内で吹いてたら、ある時突然アクメの210.5に反応しまして、以来どっちでも来るようになりました。エギの聴覚、どうなってるんだろう?

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室内だと余程のことがない限り強い刺激(=誘惑)はないので、ご褒美もらえることもあってほぼ100%すっ飛んできますが、一歩外に出たら無理だよね~と思いつつ、散歩の時に首にぶら下げてでかけることにしました。

散歩コースの大半は住宅街ですので、こういう時にサイレントは重宝します。気兼ねする事無く吹けます。(^^)v

周囲を憚らずに吹ける場所・状況では210.5の方も練習してます。

というのも、サイレントの方は音(?)が届く距離が500フィート(=150mくらい)となってて、風の具合によってはさほど遠くまで聞こえないかもしれません。なんたって人間は聞こえないので確認のしようがありません。でも、理論的には低い音の方がスピードが遅いから210.5の方がサイレントより遠くまで飛ぶはず、と考えてのことですが、そこらへん、私の考え違いかもしれませんので、ご存知の方いらっしゃったら教えていただけると嬉いです。

で、肝心のコマンドの利き具合ですが・・・

昨日現在、少々の誘惑くらいだったら反応して戻ってくるようになりつつあります。でもね~鳥相手だと、ちっとも戻って来ません。マジのポイントしてなくても、なんとな~く気配や臭いを取ってる程度でも全く無視。orz

目下花粉がピークとあって、吹くにはマスクを外さねばならず、すると途端に鼻水じゅるじゅるになってしまうママなので、吹く回数はそんなに多くありません。練習が足りないからか?

いえ、違いますね~現状だと、どれだけ練習しても鳥に勝のは無理みたい。

だったら練習する意味ないじゃん。(=.=);

どうしましょ?

実は、2月の下旬に猟犬のトレーナーさんのレッスンのオリエンテーリング(どんなレッスンするのかのデモみたいなもの)を受けてきまして、その時にトレーナーさんが、鳥に執着してたご自分の犬で笛を使った呼び戻しを見せて下さいまして、曰く、「僕の犬は笛で完璧に戻ってきます。練習のときに鳥のいる場所で吹くんですよ。来たら必ず鳥がいるので(=ご褒美)喜んで来るようになります」って。

理屈にはかなってます。でもでも~そんなに丁度いい場面設定をいつもできる環境にはいないし、エギって、何羽鳥がいようが、その中の1羽、自分が狙いを定めた鳥以外には見向きもしないので、仮に私が違う鳥がいる離れた場所で笛を吹いたとして、目の前の鳥を諦めてすっ飛んで来るのかな?とか考えちゃうんです。

まずは、ほんのちょっとの距離で確実に(=どんな誘惑があろうとも?!)笛に反応するようにして、そこから距離を伸ばしていくというのが一般的な練習のように思ってるのですが、違うのかな?レッスン受けたら教えて貰えるのでしょうね。^^ゞ

このトレーナーさんのレッスン、受けてみたいんだけど、レッスン場所が我が家からはかなり遠くて、オーちゃん留守番という分けにいかないので同伴なんだけど、それはそれで日々体調のアップダウンがあるから予約してもドタキャンになりそうで、なかなか踏ん切りが付きません。トホホ。

犬笛の話というよりは、ほとんどボヤキになってきたので、今日はここまで。

最後は、先週末、3月3日に日帰りでお山にいったときグランドでホイッスルの練習した動画を貼ります。



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この日は風が強かったけれど割と暖かで、オードリーも久々の日光浴。ずいぶん長い事フラフラ歩き回ってました。(^^♪


「今日も富士山がキレイね!」
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「富士山なんてどうでもいい奴がいるわね!」
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そう邪険にしないでツーショットお願いできませんか?

「できれば二人ともこっち向いてくれない?」
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「母ちゃんが何かいってるよ!」
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「何だって?」
「カメラ見てほしいって!」
「動くのがおっくうなんだよ、アタシは。」
「だってさ!」
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